笑顔浴

優しい時間

沼田

2012年04月10日 | Weblog

 

ウキペディアで「ぬた」を調べてみました。

お味噌のどろりとした見た目が、沼田を連想させるから「ぬた」と呼ばれるようになったそうです。

室町時代末期までには料理として成立していたというから

昔の人も食べていらっしゃったわけで

へえ~と、食卓を想像しています。

文化や服装や調理器具がどんどん変化しても

食材が、あんまり変わらないことがなんとなく不思議で

昔と今の距離が近く感じます。

 

一方で、

母が「せと貝」を使っていたのを思い出し

懐かしい味を再現しようと探したのですが、見つけることができず、残念でした。

今日は、「わけぎ」と「いか」で作ってみました。

このイカは、遠い国で水揚げされたようです。

たった50年ばかりの自然環境や食文化の変化で、

献立が変わる側面もあるのですね。

 

これから20年後の食事は、

自然の動植物ではなく、遺伝子技術で作った「食物」

なんてことになりませんようにと願いつつ、

食べるためだけに育てられる動物が減ることも 願っています。

 

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