今月から、授業の最初は過去の試験問題のポイントを暗記して、
その勢いで問題を解く時間を設けました。
つまり、私は、学生よりも先に過去問を解いてポイントを抽出し
教科書の参照ページを調べ、関連知識をまとめ
過去の試験問題をポイントをまとめた下段に入れる。
そして
原稿を印刷しておくという作業が増えました。
授業の下調べ、参考文献調べ、面白い話をさがす、プリントワークの正解を記入し
授業が終われば、採点して、パソコンに入力して表を印刷する。
前より気ぜわしくなるばかりです。
ところで 「今は授業に集中してね」と
頼んでも、頼んでも、イラストばかり描いて、勉強してくれない女の子がいます。
どうしてなのかやっとわかりました。
「あなたを見ていると、高校時代の友人を思い出すよ。
漫画を描いてる子で、放課後に背景を塗るの手伝ったなあ。」
「へえ~。実は私も漫画を今書いてるところです。
学生時代の記念に書きたいと思って」
「本当に?それは応援しなくちゃ。仕上げが受験勉強と
ちょうど重なって大変だと思うけど なにとぞ、こちらもヨロシク」
「はーい」
「理由無く行動する人はいない。」という言葉を想っています。
どの行為にも、そこにちゃんと「意味」が存在しています。
私のこの気ぜわしい行為にも、意味があるとしたら
それは、何だろうと考えています。