怒れる中年

あなたは怒ることを忘れていませんか?  ①なんで借金しなければ勉強できないの! ②働きたいのに預ける保育園が無い、えっ!

「平和のための戦争の哲学」とは?? ・・・戦争に負けないこと、そして戦争に勝たないこと!!

2022年07月05日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

ウクライナの戦争は長期化し、ヨーロッパ全域を巻き込みつつある、

さらに、韓国、日本、アメリカなどと、中国、ロシア、北朝鮮などのアジアでの戦争にまで広がろうとしている。

プーチンが始めたウクライナの戦争は、人類の悲劇を世界の人々に突き付けている。

 

しかし、悲劇に直面している今だからこそ

「向かっている方向は、この方向でいいのか?」と考えてみることだ、

向かう方向が間違っている??

戦争を拡大させ、第二次大戦の悲劇を何倍もの規模で繰り返すのではなく、

戦争をできるだけ小さな規模に抑え込み、平和に近づくことこそ、人類の知恵ではないのか。

 

世界の指導者たちも、各国のマスコミも沈黙してしまったが、戦争は最悪の環境破壊でもある。

この夏の猛暑、台風、集中豪雨、竜巻・・・などが温暖化の影響であることは明白。

そしてそれらをさらに悪化させるのが、このウクライナ戦争である!

バイデン君、岸田君、アジアでも中国と戦争を構えて、この地球をどうすると言うんだ?!

さらに腹立たしいのは、戦争にしても、環境破壊にしても、主に苦しむのは貧しい人民だということ。

他方、何十兆円もの巨大な金が動くところにぼろ儲けする輩が潜んでいるということ。

以前、日本も朝鮮戦争やベトナム戦争という悲劇の陰で「朝鮮特需」「ベトナム特需」と好景気に沸いた。そして日本が独占資本主義国家として確立したのではなかったか。

これらは果てしのない矛盾であり、人類の迷い道ではないのか?

かつて哲学者マルクスは「物心崇拝」と言って物に支配される人間を描いた。

 

敢えて言う

自分たちはウクライナやアジアから遠く離れたアメリカという地に居て、「やれ頑張れ、それ頑張れ」と戦争を煽り、人殺しの武器を送り続けている輩(やから)、

戦争に負けないように全力を尽くすのは不可欠である、

しかし勝とうとすれば、だれかが地獄を見るのだ。

負けないこと、しかし勝たないこと、これが微妙なバランスに成り立つ今日的な平和ではないのか。

世界の心ある人々に問いたい・・・

 

 

 

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戦争をやめろ!! 殺し合いで慟哭するのはウクライナとロシアの民衆だ❕ そして裏で大儲けをしているのは??

2022年04月24日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

第一に、毎日毎日の画一的な「戦争報道」で私たちは真実を見失なっていないか?

ウクライナ側とロシア側双方で憎しみが煽られている。

驚いたことに、世界の指導者たるべきアメリカのバイデン大統領がその先頭で戦争を煽っている。

彼はプーチンと同罪ではないのか???

冷静に私たちが見つめるべきは、「この戦争の被害者は誰か?」ということ。

それはバイデンでもなければ、もちろんプーチンでもない!!

ウクライナとロシアの兵士たちであり、その家族である。

これが第一の真実。

ロシア、ウクライナ双方が、直ちに戦争をやめろ、殺し合いをやめろ、悲劇を増やすな!

 

第二に、今回のウクライナ戦争は今のところ「局地戦」である。

これを世界大戦にするか否か、今その瀬戸際に立ちつつある。

この点、バイデン大統領は感情的になりすぎ、危険に踏み込んでいる。

今こそ、局地戦として終息させるための”自制”と”話し合い”が必要であり、そうした世界的な指導者が求められているのではないか。

 

あえてバイデン大統領に言いたい。

ロシアを感情的に、口汚く罵るが、バイデン氏は忘れたのか? 

ベトナムやイラクでアメリカとその追随者たちが行った虐殺、皆殺し作戦の数々を。

そして驚くのは、これらの大虐殺を一切謝罪もしなければ、誰も責任をとっていないことだ。

そのアメリカの大統領と追随者たちが、ロシアとプーチン大統領を「独裁者」「専制主義」と罵り、「プーチンを倒せ」と叫びまわる???

バイデン氏が「民主主義」を言うのなら、

ロシアを、プーチンを変えるのはアメリカの武力ではなく、ロシアの民衆なのだと知るべきではないか。

 

第三に、

今回の戦争を拡大し、世界の軍事ブロック化と世界大戦への瀬戸際に向かうのではなく、

今回の戦争をできるだけ局地戦に抑え込み、

世界各地の対立を平和的に克服していくという「平和的共存」の再構築に努力することだ!!!

これは夢想ではない。

人間の知性を信ずることだ。

あの激しい米ソ対立の時代にも「平和共存」を求める世界中の声に押されて、一時期核軍縮などがすすんだし、世界大戦は起こらなかった。

プーチンやバイデンなどの戦争拡大政策を本当に押しとどめられるのは世界の民衆である。

 

私たち日本の民衆にとっても、危機的事態が迫っている。

今回の「ウクライナ危機」をチャンスとばかりに軍事大国化に猛進する自民党などの改憲勢力!

唯一の被爆国として、今こそ日本が戦争反対の大義のために立ち上がるときではないのか?!

それは日本の民衆の歴史的な責務である。

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ウクライナに平和を!! あなたは「平和共存」を拒否するのか??

2022年03月10日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

(Ⅰ)いつか来た道・・・軍備増強と世界の軍事ブロック化

毎日のウクライナに関する報道を見ていて、民衆の悲劇に心が痛む。

同時に世界の平和がどんどん遠のいているように思えてならない。

このままアメリカのバイデン大統領の思うように行けば、確かにプーチン政権は窮地に陥るだろう。

だがしかし、それが平和への道を開くことになるのか?!

日本は、世界は、もっと冷静に先の先を熟慮すべきだ。

国際平和は感情だけでは築けないことを知るべきだ。

プーチン政権が仮に倒れたら、ロシアにアメリカのような「民主国家」が誕生するのか? 

バイデン大統領がそれを夢見ているとすればあまりに現実離れしている。民主国家とは、民主主義によって教育訓練された民衆の存在が前提条件のはず。

模範のはずのアメリカですらトランプによってその民主主義が危うくされているではないか。

私は、もともとアメリカを「民主国家」というよりも世界最大の軍事大国と思っている。そしてイラク侵攻時のように虚偽と侵略によって何十万もの国民を悲劇のどん底に陥れた国だと思っている。それを忘れてはならない、アメリカ国民も他国民も。

今次の「ウクライナ戦争」によって、世界は軍備増強と軍事ブロック化に突き進むだろう。

すでに、日本の自民党は軍備増強の好機とばかり動き出し始めている。

それらは、いつか来た道、第三次世界大戦への歩みではないのか?

 

(Ⅱ)今こそ「平和共存」の世界戦略を掲げるとき

戦争の危機の時は、平和戦略を打ち立てるとき。

日本がアメリカのしっぽにぶら下がっている時ではない。日本こそ平和共存戦略推進の旗頭にたつことだ。

戦後の平和共存の一時期、成功ばかりではないだろう。しかし、第3次世界大戦は防いできたではないか!! これは偉大な成功だ。

第二次大戦後、世界の「冷戦」でにらみ合ってきた米ソが対立しつつも平和のために協力した時期。

これをもう一度見直し、再評価する時である。

そうでなければ、今回のウクライナ戦争でどちらが勝ったとしても、その平和は一時的で一面的な平和であり、更なる世界の軍備拡張と対立・戦争へ突き進むことになるのではないか!?

私は、世界の民衆が「戦争報道」に扇動されず、国にとらわれず、それぞれの立場で戦争に反対し平和を要求することを希求します。

そして国連の場を中心に、違う考え、違う国益の者同士が平和的に共存していくことを希求します。

常任理事国の一つであるロシアを排除したり、その大統領であるプーチンを暗殺しても問題は解決しないのです。

 

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コロナとオリンピック;誰かこの五つの疑問に答えて(Ⅲオリンピックの中止)

2021年08月07日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

三つ目の疑問:なぜ、オリンピックを直ちに中止できないのか⁇

「オリンピックの中止なんて暴論だ」と思う人が多いでしょう。

しかし、これが一番現実的で、被害者やダメージを少なくする方策だと考えます。

 

第一に、このままオリンピックとパラリンピックを強行開催し続けたら?

これほどまでにコロナ感染が急拡大し、すでに医療崩壊が進行しているというのに、菅総理も小池都知事も、国民に「外出自粛」と「マスク着用」、そして今回の「入院抑制」を迫るだけで、自分たちの政策判断の誤りと対応の遅れを認めようとしない。

特に重大な誤りはオリンピックの強行開催です。

もしオリンピックを中止して国民にコロナとの闘いへの総参加を呼び掛けていたら、コロナの感染爆発は間違いなく阻止できたでしょう。

2021年8月9日18時30分現在のNHKまとめでは、コロナの感染者数(クルーズ船含む):1,045,032人、死亡者数:15,309人。これはあの「3.11東日本大震災」を上回る被害であり、さらに被害は急拡大しつつあるのです。

あの「3.11」の最中に、もし、日本政府がオリンピックの強行開催に踏み切っていたとしたら⁉

 

今、コロナという非常事態の中で、オリンピックというお祭りに騒ぐ・・・??

それは歴史上の汚点であり、独裁者の蛮行に他ならないのではないでしょうか。

日本の民衆は怒るべき時に怒らなければならない!!

 

菅首相、小池都知事はもちろん、他の政府・与党関係者、政治家、オリンピック委員会の諸「貴賓」、そしてアスリートのみなさんに問いたい!

オリンピックの強行開催によって、一人でもコロナの死者が出たとき、あなたは責任をとれますか?

オリンピックの開催に協力することは、私たちのかけがえのない家族や友を死に追いやることに手を貸す行為なのです。

 

第二に、オリンピックは強行開催したが、コロナの蔓延でパラリンピックは延期するという選択をしたら?

それはパラリンピックの否定であり、オリンピック精神の破綻になるでしょう。

オリンピックは平等も友愛もかなぐり捨てて差別に走った・・・と。

 

第三に、アスリートのみなさんはなぜ、本当の気持ちを語らないのか⁈

ほとんどのアスリートのみなさんが「オリンピックでメダルを取ってみんなに勇気を与えたい」と言います。

その真摯な気持ちを否定するわけではありません。

ですが、しかし、「それだけ?」と問いたい。

日本の普通の人々、多分アスリートのみなさんの家族や友人の中でも、「オリンピック頑張れ」という気持ちと同時に「コロナは大丈夫か?」「オリンピックで広がらないのか?」という不安・恐れを抱いていると思います。

 

残念ながら、コロナはもはや他人事では済まされない段階にはいっているのです。

私にとっても、この1週間はコロナにおびえる日々でした。

東京の孫娘がコロナに罹(かか)ってしまい、「軽いんです」と言うので「何か食べたいものは?」と聞いたら「スイカ大好き」と言うので、昨日、朝から「尾花沢スイカ」を買いに行ってきました。

他に何もしてやれない辛さと、コロナ感染を広げるばかりの菅内閣に対する憤りで、いっぱいです。

 

なぜ、あなた方アスリートはこのコロナへの恐れという多くの人々の気持ちに応えようとしないのか?

無視している、あるいは見ないようにしているのではないか?

これはおかしい。なぜ、真実を見ないのか⁉

真実は一面のみではないはずです。

冷静に真実の多面性と多様性を見つめること、上からの話を盲目的に鵜呑みにするのではなく、自分の頭を自分の肩の上に置いて自分で考えること。

そうすれば今回のオリンピックが巨大な負の側面をもっていることに気づくはずです。

それができなければ、第二次大戦前目前のあのベルリンオリンピックの「高揚とメダルラッシュ」、そしてヒットラーへの盲従、あれと同質になってしまうのではないでしょうか?

アスリートよ、眼を覚ませ!

 

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コロナとオリンピック;誰かこの五つの疑問に答えて(Ⅱオリンピックとは?)

2021年08月04日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

二つ目の疑問:オリンピックはそんなに素晴らしい❓

菅首相は「コロナの急拡大とオリンピックは関係ない」と繰り返していますが、その嘘は日に日に破綻を拡大しています

全国のコロナ感染の現実を見れば、オリンピックの強行開催が大きく影響していることは明らか。

今日(8月4日)の東京の感染者は過去最多の4166人⁇ 全国では14207人・・・⁉

各種世論調査で5割前後の根強い「開催中止」や「開催延期」㊟があったにもかかわらず強行開催された東京オリンピック、オリンピックはそんなに神聖で素晴らしいものなのか!

㊟例えば、オリンピック直前の7月9~11日の読売新聞世論調査でも、「中止する」が41%、「無観客で行う」が40%、「少しでも観客を入れる」は17%だったという。

あなたは、例えばオリンピックと「聖火リレー」は切っても切れない関係のように見られていますが、ギリシャから聖火を運んでリレーを始めたのはあの残虐なヒットラーだったことを知ってましたか?

国際オリンピック委員会の第5代会長アベリー・ブランデージは親ナチスでした。彼はヒットラーのベルリン・オリンピック成功に大きな役割を果たしています。

1980年に国際オリンピック委員会の第7代会長となったファン・アントニオ・サマランチは、スペインのフランコ独裁政権のファシスト党(ファランヘ党)の党員でもあったと言われています。自身「100%のフランコ主義者」と称していました。

オリンピックが、本当に平和と友情、平等に貫かれているのか、根本的に疑問があります。

今や先進各国のメダル競争と化したオリンピック、また選手にとってもオリンピックで金メダルをとることは一生の保障を得ることになっているのではないですか?

オリンピックは根本的な不平等の上に気づかれた虚妄の偶像にすぎません。

オリンピック選手やコーチ、その他オリンピック関係者に問いたい、

もしアフリカやアジアの選手たちが、日・米・欧の選手たちと同様の科学的な教育・訓練計画と恵まれた環境のもとで練習できていたら、今の何倍のメダルをとっていたか・・・と。

ましてや今回のオリンピックは国や地域によってコロナとの闘いに大きな格差があり、貧しい国々のオリンピック候補選手たちはそれこそ「オリンピックどころではない」日常に追いやられているのではないでしょうか?

コロナというパンデミックの中でオリンピックを強行開催すること自体にこうした巨大な不平等が生じていると言わざるを得ないのです。

 

今回のオリンピックの強行開催という誤りは、逆説として示しています。

真実を、誠実を、世界の人々をつなぐ友情を、そしてあらゆる戦争に反対する平和を、今一度、世界の民衆が手をつないで作り上げる好機であり、スポーツはその大きな力になれるんだ❣

 

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コロナとオリンピック;誰かこの五つの疑問に答えて(Ⅰ免疫力)

2021年08月03日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

一つ目の疑問: 免疫力アップのことをなぜ言わない?

日本は西洋医学に偏っているからか、コロナとたたかううえで基本となるはずの免疫力アップとそのための生活改善について、ほとんど話されないし、報道もされない。

そもそも今回のコロナ騒動で、菅首相などが唯一絶対のように叫んでるワクチンとは何ですか?

インフルエンザのときと同じように、ワクチンを打つことでコロナウイルスに対する免疫力を付けようとするものなのでは。

普段は目立たない免疫力が、実はいざというときのための私たちの身体がもつ自衛力ではないのか。

普段から免疫力を上げるための生活、食事、運動などを心がけることが、コロナ対策でも、まず第一と思いますが、あなたはどう思いますか??

なぜ、国も、お医者さんも、マスコミも、免疫力アップについて強調しないのかなあ・・・?

 

私が大病した7~8年前から、免疫力を上げるために気を付けてきたことは次のようなことです。

㋑ 体温が低いと免疫が活性化しないと本で読んだので、35度台から36度前後だった体温を上げるために、一つには筋肉を付けようとした。ジムに行くとかの時間が無かった(めちゃくちゃに仕事が忙しかった)ために、ちょこまか体操をしてきた。うがい、足踏み、四股踏み、シャドーボクシング、速足の10分間散歩、入浴前のおなかポコポコ体操、お湯の中での柔軟体操・・・などなど。その結果、今は体温が常時36.4度から36.5度に。

㋺ 食事は、妻の協力も得て、肉類と野菜類のバランス、毎朝の手作り野菜ジュース、根菜類、漬物、海藻類、青魚、納豆、にんにく、らっきょう、きな粉かけ蜂蜜入りヨーグルト・・・などなど。それにお酒、ビール、ワインをちびちび、毎日合わせて一合程度、これが楽しい。楽しいことも免疫力アップに大切らしいですよ、とか言って酒のんでる⁉

㋩ 前向きの気持ちを持続するために、自分に納得できない仕事はしないし、少しでも世の中に役立つことを・・・と思って生きている。もちろん、ゴマもすらないから、これでは出世できない。「生活できればいいじゃないか」・・・。

㊁ 私に欠けていたのは睡眠をとることの大切さの自覚。毎日3~4時間の睡眠、月に2~3回の徹夜仕事、これが続いてた。最近、ようやく毎日6時間の睡眠を目標にしている・・・これは新潟大の安保徹先生の教えから。

上、誰でもできるコロナ予防法の一つ、免疫力アップについてでした。

 

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オリンピックの汚れた歴史・・・このままでいいのか⁉

2021年07月04日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

今回の東京オリンピックは1936年のベルリンオリンピックと並ぶ歴史的暴挙ではないでしょうか?

 

欺瞞の祭典ベルリンオリンピック

片やベルリンオリンピックは、ヒットラーが戦争と反ユダヤ主義を隠すための欺瞞の祭典でした。

「平和の祭典」のはずのベルリンオリンピックから3年後の1939年、ドイツはポーランドに侵攻を開始し第二次世界大戦の火ぶたを切ったのです。

このヒットラーの策謀に対して国際オリンピック委員会とその指導者たちは無力でした。

アメリカやヨーロッパではベルリンオリンピックのボイコット運動がおこりましたが、それを抑えてベルリンオリンピックを推進したのが後に国際オリンピック委員会第5代会長となるアベリー・ブランデージ(当時アメリカオリンピック委員会委員長)だったのです。

 

忘れられないミュンヘンオリンピック事件

オリンピックの歴史で忘れてならないのは「ミュンヘンオリンピック事件」です。

これは1972年9月5日、パレスチナ過激派が選手村を襲い、イスラエルの代表選手11人を殺害した重大事件です。

翌日の追悼式で、当時のブランデージ会長は殺されたイスラエル選手には一切言及せず、代わりにオリンピック運動の強さを称賛し

オリンピックの継続開催を強調するばかりであったと言われます。

世界の平和と友情を追求するなら、被害者がいかなる民族であれ、断固として被害者を擁護し、テロと戦っていかねばなりません。

ましてオリンピック運動そのものまでが被害者だったのですから。

 

スペイン・フランコ独裁の熱心な支持者だったサマランチ

1980年、国際オリンピック委員会の第7代会長となったファン・アントニオ・サマランチは、1975年まで続いたスペインのフランコ独裁の熱心な支持者でした。

㊟スペインのフランシス・フランコは、1936年に人民戦線内閣に反対する内乱(スペイン戦争)を開始し、ファシズムのドイツ、イタリアの支援も受けつつ、ファシスト党であるファランヘ党を組織し、1947年から1975年まで終身統領として独裁政権を率いた。

サマランチはファランヘ党に加わったばかりでなく、フランコが死ぬまで自身を「100%のフランコ主義者」と称していたと言われます。

 

視線がどこを向いているのか⁉

こうした歴代オリンピック委員会の指導者たちを見ていると、「この人たちはどこを見ているのか?」と思ってしまいます。

世界の貧しい国々、経済発展の遅れた国々、今なお戦争と内乱に苦しむ国々、これらの地域で生きるために必死な何億もの人々、

子どもたち、女性、お年寄り、だけでなく、青年も壮年も、これら多くの民衆にとってオリンピックとは何か!!

オリンピックに関係するすべての人々に問いたいのです。

世界中の恵まれない苦しみ続けるこれらの人々のために、オリンピックは何をしたのか??

まさか、自分たちだけが豪華な祭典に酔いしれているのではないでしょうね。

アスリートのみなさんにも問いたい、

アスリートは誰もが「みんなに勇気を与えるために」と言います。

オリンピックは「勇気」よりも、コロナの「恐怖」を広げているのではないですか??

アスリートのみなさん、現実を見て下さい。あなたの家族、友人、知人にコロナが広がっていませんか?

生命が脅かされていませんか??

バッハ会長の「(オリンピックのために)われわれは犠牲を払わなければならない」とは、私たちに何を教えているのでしょうか???

 

世界的なパンデミック下のオリンピック強行、これはベルリンオリンピックにならぶ歴史的暴挙

諦めずに私たち一人一人が声を上げましょう❕

 

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オリンピックは「平和の祭典」か⁉ 👀を覚ませ日本人‼

2021年06月29日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

「平和と友情の祭典オリンピック」を、コロナ禍の不安と感染拡大の中で、なぜ強行するのか??

日本の中だけでも、オリンピックは感染爆発の危険と隣り合わせになっている。

世界的には1億8079万6189人の感染者(2021年6月28日の朝日新聞報道)と391万7364人(同)の死者をだしているのに

アフリカやアジア、中東、南米などの貧しい国々では、コロナはより深刻により凶暴に荒れ狂っている。

これらの地域からも、安全に、平等に、オリンピックに参加できるというのだろうか?

日本だけでなく世界的な悲惨、その中でなぜここまでオリンピックをごり押しするのか⁉

家族の中で、一人でもコロナで生命を奪われたら、あなたは耐えられますか?

何百万、何千万という人々が、今、この苦しみに直面しているのです。

 

今求められているのは、言葉だけの「平和と友情」ではありません!

世界中が一丸となってコロナに立ち向かい、〝 自分と家族と世界中の人々の生命をまもること ”ではないでしょうか???

(2021/6/29 22時25分記)・・・時間が無くて、また後で。

 

 

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学生全員に一律5万円支給・・・東北公益文化大(酒田市)

2020年05月06日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

山形県酒田市にある東北公益文化大が、5月1日、学部生970人全員に一律5万円の「生活支援給付奨学金」を支給すると明らかにした。総額4850万円。

明日7日から現金で手渡すという。

いつになるか分からないような政府の「支援」と比べて、小さいなりに精いっぱい頑張ったようなこの大学の給付金は有り難いと思う。

さらに理事長のコメントが考えさせる。

「緊急事態で全ての学生に今すぐ、必要な支援を躊躇せずに行うべきだと考えた。学生に学ぶ機会と希望を失わせてはならない。公益を冠する大学として、やるべきことをする」と。

当たり前のことだが、この当たり前が嬉しい。

多くの学生がコロナ禍でアルバイトもできなくなり、退学しようかと悩んでいるとの報道などを見るにつけ、何か応援しなくてはと心を痛めていた者の一人として、すごくうれしいできごとだ。

50年近く前、山形の片田舎から貧乏学生として東京の大学に入った。

「大学数え歌」で、「いつも神田で叩き売り バイトする奴は〇大生」と歌われた〇大学に入り、夏休みなどは、朝はラッシュの尻押し、昼はデパートの売り子、夜は家庭教師…とバイト漬の毎日だった。

自分は、アルバイトと奨学金が無ければ大学生活を続けられなかったと思う。そして大学4年間の学生生活が無ければ自分の一生は凄く狭いものになったと思う。学生生活というものが自分の一生の可能性を切り開いてくれたと思う。

そんな学生生活だっただけに、コロナ禍に苦しむ学生さんたちのことが心配だった。

だから、学生さん、頑張って! 私もなんとか応援するからね!

 

 

 

 

 

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「1%基金」を今年の課題に

2020年01月10日 | 国際・政治・・・世界の平和のために

今年の課題は「1%基金」を全国に普及することと言ったら

「えっ それ何?」と笑われそうですね。

一年ほど前に提唱したことがあるんですが、誰からも賛同を得ることができず、

「だめかなあ・・・」とあきらめてしまったんです。

だから誰からも知られていない。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは、自分の収入の1%程度を、世界の貧困や戦争、災害などで苦しんでいる多くの人たちを支えるために使おうということです。

自分は収入の99%で生活しようというものです。

小さなことで、誰にでもできそうで、

でも続けるのは難しい。

 

自分だけでも続けようと思うが、さてどうなるか?

世界中には支援を待っている人たちがいっぱいいます。

3.11の被災者、各地の災害被災者、原発の被災者にしても治療のための支援、裁判の支援などなど、

あまり知られていませんが、原発とたたかうための「知恵袋」としての「原子力資料情報室」を支えることも大切だ。

世界に眼を広げれば、ユニセフや「国境なき医師団」の役割も大きい。

わたしたち一人一人にできることはささやかだ。

でも少しずつ積み上げていきたい!

 

 

 

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