一昨日の17日、「定額給付金の申請は9月18日までです」との通告のチラシが郵便ポストに入っていました。
これまで何回も、市役所から催促の電話がありました。「早く申請して下さい」と。
もらう気はないのに、「私は申請しませんから」と、はっきり断ってしまうのに躊躇があったのです。だから、その都度「はいはい」とあいまいな返事に終始していました。
この微妙な気持ち、ご理解いただけますか。
4月3日のブログで、
「麻生太郎君へ あなたが多くの国民の声を踏みにじり、強引にすすめている定額給付金、私はいただきません」(ブログのこの文は、うまく表示されないので手直し準備中です)と書きました。
書いたから今更もらうわけにいかない…ということもあるでしょう。
でも本当は、私もお金は欲しいのです。
東京にいる娘が妊娠3カ月とか。「今の会社では、子どもを育てながらなんて働けない。働かなかったら生活できないでしょ…」と悩んでいた娘、それが30代半ばになって、ようやく妊娠。「あの娘が…」と、娘の勇気に拍手です。
明日、東京に行って、その娘に会うのです。
少しでも多く、「良かったね」「身体に気をつけろよ」と、お祝いを渡してあげたい。
他にも、お金の必要な使い道は幾らでもあります。これは、ほとんどの人に共通のことだと思います。
だから、「私は申請しません」と、決着をつけるような回答はできなかったわけです。
でも…、定額給付金はもらいません。
もらったら、あの太郎君たちが、「ほら反対していても、いざとなったら、もらうだろ」とほくそ笑むと思うからです。
「武士は食わねど」なんとやら、私にも意地があります。
私の好きな言葉は、「一寸の虫にも五分の魂」とか、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」なんです。