仕事で多忙のために時間が無い。無理をして夜中までパソコンや書きものをしていたら病気になってしまった。
人間ドックでお医者さんからは「夜ご飯は午後9時までに、睡眠は今日中に」ときつく言われてしまった。
そんなわけだから、この原稿も走り書きを勘弁して。
8月1日の新聞に「日米首脳 対北、圧力強化で一致」(山形新聞)と大見出しが出ていた。
一度は「そうかあ」と読み過ごした。
「あれっ」と気になり、もう一度読んでみた。
みなさんは「おかしい」と思いませんか? 「圧力強化」を已む無しとしたとしても、将来に向けた布石はどうなの?
将棋でも碁でも、この一手は後々のための布石…というのがあるでしょ。
そういう長期的な視野というか目線というか、そういうもののない目先の対応だけでは国の未来は語れないと思うがどうか。
安倍首相は、この先ずうっと北朝鮮とは圧力強化で、相手が倒れるまで対決していくと考えてるのか?
将来の平和共存のためにという布石がどこにあるのか?
やはり安倍首相もアメリカも、北朝鮮をイラクのように武力で従属国にしたいのか?
もともと、北朝鮮の原爆や大陸間弾道ミサイル開発を「脅威の増大」「挑発」と問題にしているが、アメリカは大人と子供ほどの違いのミサイルや核兵器を持っているし、世界に展開している。
最近、強化されている米国・韓国プラス日本の合同軍事演習こそ北朝鮮や中国にとっては最大の「脅威」であり「挑発」にならないのか?
相手を批判するのもいいが、自分はどうなのか、相手からどう見えるか…をも考える複眼思考があって当たり前じゃないの?
世界の平和のために、日本の政治指導者には、もっと大きな視野、もっと長期的な視野、もっと柔軟な思考を求めたい。危機の深まる現代だからこそ求められる資質ではないのか?