「一つ目小僧」・・・みなさんは聞いたことありますか?
Wikipediaによると「一般にこれと言って危害を加えるようなことはなく、突然現れて驚かすという、妖怪の中でも比較的無害な部類に含まれる」という。
「一つ目小僧」と言っても、顔の形のことではなく、人間にとっては心の持ち方を諭していると思う。
今回、次々と「一つ目小僧」が現れたと私が思ったのは次のこと。
先日もテレビ朝日の番組「報道ステーション」で北朝鮮のミサイル発射について速報していた。
「今回も北朝鮮が日本海に向かって2発もミサイルを発射した・・・」「危険だ」「私たちはどうやって身を守ればいいのか」などと。
それはその通りだろう、しかし時代をリードするテレビの報道として私は大いに疑問だった。
これではただ不安を煽っているだけではないのか??
せめて人間並みの「二つ目」なら、日本や韓国がどう思うかだけでなく、相手側の北朝鮮がどう思っているかも合わせて報道すべきだと思う。世界最強のアメリカと精鋭・精強の日・韓3国が原子力空母まで引き連れて眼の前で大演習する恐怖を。
そして相手は恐怖から引き下がるだろうか、と。
より必死で武装を強めてきたら、こっちもさらに武装を・・・。
そして「三つ目」「四つ目」なら、世界の環境への影響や、戦争の犠牲者だけでなく戦争でぼろ儲けしている人たちのこととかも、
そうした多層的なものの見方があってこそ戦争のときにも平和に向かって歩み続けることができるのです。
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