3月13日に仙台で脳動脈瘤のカテーテル手術、経過良好で3月21日の退院後ほぼ普通に仕事や生活をしています。
特に気をつけているのは睡眠の改善。毎日6000歩歩くことと、6時間の睡眠を目標にしています。
今までは布団に入っての睡眠は毎日3~4時間、これがいかに体に悪いか、身をもって教えられました。
昨年5月に脳動脈瘤の診断を受けてからほぼ1年間、4か所の病院をまわり、3回の入院をして、ようやく先月(3月)手術の成功ということで、今後は経過観察のために1年間に数回の診察、検査となりました。
その過程で、つくづく自分の身勝手さを考えさせられました。
退院してからこの1ケ月余、いろんな方から心配、お見舞い、激励・・・などをいただきました。
「手術が成功でほんとに良かった」「自宅にある観音様にずっとお願いしてたんだ」「観音様のご利益かもね」・・・。
「手術が成功と聞いたら自然に涙が出てきちゃった」「ほんとによかった」・・・。
「心配してたんだけど、なんか電話がしずらくて」・・・。
こうして、多くの方からいただいた激励は私の宝物です。
みなさんの励ましがなければ1年間、病気と向き合い続けることはできなかったと思うのです。その中でも考えさせられたのはつぎのことです。
私と同年代の近所に住むAさん、数年前から体調をこわして入院、手術を繰り返していました。
私の入院中には、奥さんが「一人でさみしいだろう、うちに話しにきなよ・・・」と妻に声をかけてくれたそうです。
私が退院して半月もたったころ、Aさんと顔をあわせたら
Aさん:「具合はどう?」
私:「良くなった、ほぼ普通に生活できるんだ」
Aさん:「それはよかった、ほんとに良かった」と3回も4回も喜んでくれたのです。
普段は、多忙のせいであいさつ程度の言葉しか交わしていなかったのに、Aさんがここまで喜んでくれたことにビックリ!
つくづく「自分は、他人のためにここまで喜べるだろうか?」と考えさせられてしまいました。
自分は自分のためにも余り喜ばないほうだと思いますが、まして他人のために喜ぶことなんてほとんど無いかも?
Aさんは凄いなあ・・・。