昨年は病気(脳動脈瘤の手術)の後ということもあり、大川小学校へのお参りを見合わせた。
これまで、震災の年からずっと、亡くなった子どもたちに手を合わせ、彼らのあまりにも短い一生と、にもかかわらずあまりにも過酷で苦しい死の現実・・・に、想いをはせてきた。
何ができるというほどのこともない、ただ大川小学校の周りを歩き、廃墟となった小学校に入ってみる。「この現実を心に刻みつける、ために」
津波でめくれ上がったような校舎2階の床を恐る恐る歩き、子どもたちの日記や絵などの遺品がぼろぼろになっているのを見ては涙が流れてこない自分に驚いてしまう。(中断 2020年3月9日)
今年も「一緒に行こう」という仲間ができて「3.11」前後に車で行くことになっていた。
ところが想像もしなかった大災害としてコロナウイルスが襲ってきた。
3.11東日本大震災を上回るかと思われるウイルス感染の世界的な大災厄!!
まず当面はコロナとの先の見えないたたかいが全面をふさいでいる。
3.11の子どもたちのもとへ駆けつけられるのはいつか??