・・・ 二枚舌の政策は野田政権の得意技なのか? ・・・
野田政権は大飯原発再稼働の後も、次々と再稼働を強行する腹のようです。
6月24日の朝日新聞では、「APECエネ相会合文書案」として「原子力利用は重要」と記載されている旨の報道がなされています。
さらに「野田政権は『脱・原発依存』を掲げるが、今回の合意案では、対外的には原発の重要性や可能性を認める矛盾した形になっている」とも記載されています。
これを裏付けるかのように、枝野経産相の22日の閣議後の記者会見での発言も併せて報じられています。
「『国内では、原子力の依存度を最大限引き下げていく方針だが、国際社会全体で依存度を引き下げるべきだという立場はとっていない』と語っていた」。
普通の神経では考えられない「二枚舌」とはこのことです。枝野大臣の得意技でもありますが…。
こんなことでは、来るべき自、民、公の大連立政権下で、国内でも原発はどんどん進められてしまうでしょう。
・・・ 福島県民のみなさん! ・・・
あなた方が原発再稼働に怒らなくて、いったい誰が怒れるでしょうか?
原発の表と裏、明と暗、功と罪、安全神話に隠された深い闇、これらを知り尽くしている、そして今も苦しみ続けているのは福島のみなさん、あなた方ではないでしょうか。
あなた方が堰を切ったように語りだし、原発再稼働に体を張って反対しなくて、いったい誰が反対できるというのですか?
私は何年か前に始めたこのブログの主題を「怒れる中年」としました。
怒るときに怒らなければ人間であり続けられないと思ったからです。