◇ 外灯を消しに出たら、お月様がまるく輝いてきれいだった。
毎日一回はお空を仰いで大きく深呼吸を2度しています。
だって、せっかくのお空と空気がもったいないもん・・・。
◇ そんな生活の自分が強く訴えたいのが「収入の1%を困ってる人のために」
ということです。
広島や長崎の被爆者の話を聞いても、福島原発関連の被災者の話でも、あるいはユニセフや国境なき医師団の報告を読んでも、
「これが現実か、ほんとの話か!」と胸が痛くなってくることばかり多いこのころです。
でも同時に、日本でも、アフリカ、中東でも、世界中のどこでも、多くの人たちが献身的に活動しています。
日本全国の被災地のあそこでもここでも、ボランティアの人たちが献身的に活動しています。
社会貢献が特別なことではなく普通のことになりつつあるようです。
素晴らしいことです。
◇ そんな中で私が訴えたいのは、そして自分もやろうとしているのは、「自分にできる活動をやろうよ」という普通のことです。
そのひとつが「収入の99%を自分のために、1%は困ってる人のために」ということです。
◇ 私が困ってる人のための1%募金を自分のこととして訴えているのは、私のこれまでの人生が多くのみなさんのご支援に支えられていると思うからです。
山形の片田舎から東京の大学に入り4年間の学生生活を送ることができたのは育英会の奨学金(当時月額8,000円支給され、返済するのは無利子の3,000円のみ)などがあったからです。これがなければ大学に入れなかったし、大学に入ってなければもっともっと小さな世界に安住していたと思うのです。
◇ 「ウイズ・コロナ」が叫ばれ始めています
でも、それは、貧しい国の分まで札束の山でワクチンを買い漁ることではないはずです。
近い将来押し寄せるであろう、あるいはもう来ているかもしれない食糧危機に際して、自国第一で食料を奪い取ることでもないはずです。
「自分ファースト」ではなく、自分は収入の99%で生活し、常に他者のために収入の1%を確保する。
誰にでもできる普通のことではないでしょうか。
常に他者のことを考えつつ自分のことを考えていく、そんな社会であってほしい。