菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

645Dで撮る

2010年10月17日 | Weblog
 
昨夜は満点の星。
ご案内を今日の早朝まで延長してようやく終了。
終わるやいなや旭山動物園に直行、取材を終わらせて先ほど戻りました。

その後滞っております645Dレビュー続編です。
(レビューというほどでもないのですが・・・)
前回色づくりが違うといいましたが、特に青空やグリーンなどの色調がやはり違いますね。
PENTAX645DはKODAK社製、MAMIYA645ZDはカナダのDALSA社製のCMOSを使用しています。
青空の入ったカットを開いた時に、色調が何となく似てると感じました。
やや緑色がかっているというか、青さに深みを感じます。
日本製は逆にヌケの良い真っ青、綺麗なのですがあまり深みは感じられません。
しかし、どちらが好きかと聞かれても、実はどちらも嫌いです。
長年、フイルムを使ってきて、リバーサルの青さになれてしまっている私はどうしてもこれらの色が好きになれません。
こんな事を言ってたらレビューにならないので続けますが、
さすがに645Dは高画質、高解像度。
このJPGの写真ではわかりませんが、背景にあるダケカンバの木々の一本一本まで鮮明に写し込まれています。
手前の木立までピントがほしかったのでF22まで絞り込んでいますが、回折現象の影響など感じられず、画面の隅々に至るまで非常にシャープな描写が得られています。
通常オフセット印刷を仮定しますと、350pixel/inchで約52cmまで実寸で印刷可能、インクジェット印刷なら1m程度までデータ拡大無しで印刷できそうです。
恐るべし645D。
といっても、TIFFデータで1カット113メガバイト。
普通のPCでの画像処理はかなり無理がありそうです。

PENTAX645D FA645 300mm F4ED AE RAW