菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

645Dで撮る

2010年10月19日 | Weblog
 
早朝、撮影に出たときは小雨交じりでしたが、ルベシベの丘に着くやいなや急速に晴れ上がってきました。
日の出を少し過ぎていたので、黄金色に染まらなかったのが悔やまれますが美瑛らしいダイナミックな光景に直面。
超逆光状態の光線で、フイルムカメラでは露出設定が極めて難しい条件下ですが、このカメラではノーマルのみで撮影。
果たして645Dでどのように写ってくれるのか心配でしたが、ご覧の通りハイライトからシャドーまでしっかりと表現されていました。
といってもアップしたのは550pixelのJPGデータ。
シャドーはほとんどつぶれて見えますが、元データはしっかり写り込んでいます。
他のデジカメとの同画の比較はできませんが、やはり大型CCDと4,000万画素の威力か。

上の写真はこのカット右下部分を300mmで撮影したもの。
芽吹き始めた秋まき小麦と、丘に点在する民家を取り込んでいます。
この写真ではわかりませんが、拡大してみると画面左側の道路を車が通っているのまではっきりと確認することが出来きました。
ただ、PENTAXの特徴なのか画素数が大きいためかわかりませんが、シャープネスをかなり強めにかけないと甘くなるような気がします。
私はブログなどでアップする場合はあまりシャープネスをかけないのですが、今回は意識してかけています。
現像時に明瞭度を上げ、更にphotoshop上でRGB用スマートシャープをかけています。
何れにしてもクオリティの高さは群を抜いているような感じです。

PENTAX645D FA80-160mmF4.5 AE RAW