今年の紅葉は最悪でした。
ベストタイミングに当たっていなかったのかわかりませんが、紅葉の名所、天人峡温泉付近や十勝岳連峰も全くといって良いほどダメでした。
特にナナカマドの赤が色づかなく、茶色になって散っていくといった状態です。
夏もあれだけ暑ければ、木々だって夏バテもするでしょうし、致し方ないところか。
この写真は天人峡付近の紅葉。
ほんの少しは紅葉らしい木々が残っており撮影したもの。
こんな時に強みを発揮するのはデジタルカメラならでは。
現像時にレッドとマゼンタ、更にイエローの色相を少し調整し、同じく同系の彩度を多少上げています。
調整するとそれなりの紅葉にはなりますが、こうなってくると「果たして写真とはなんぞや」というところまで発展してくる話。
以前、もう写真家は撮るだけの家業ではなく、クリエーター屋さんという話をしたことがあるのですが、やはりいつまでも撮ることだけに専念したいところです。
PENTAX645D FA645 300mm F4ED AE RAW