菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

645Dで撮る

2010年10月18日 | Weblog
 
今年の紅葉は最悪でした。
ベストタイミングに当たっていなかったのかわかりませんが、紅葉の名所、天人峡温泉付近や十勝岳連峰も全くといって良いほどダメでした。
特にナナカマドの赤が色づかなく、茶色になって散っていくといった状態です。
夏もあれだけ暑ければ、木々だって夏バテもするでしょうし、致し方ないところか。

この写真は天人峡付近の紅葉。
ほんの少しは紅葉らしい木々が残っており撮影したもの。
こんな時に強みを発揮するのはデジタルカメラならでは。
現像時にレッドとマゼンタ、更にイエローの色相を少し調整し、同じく同系の彩度を多少上げています。
調整するとそれなりの紅葉にはなりますが、こうなってくると「果たして写真とはなんぞや」というところまで発展してくる話。
以前、もう写真家は撮るだけの家業ではなく、クリエーター屋さんという話をしたことがあるのですが、やはりいつまでも撮ることだけに専念したいところです。

PENTAX645D FA645 300mm F4ED AE RAW