ロールのある風景に、結構憧れが強い。
本州ではほとんど目にしない風景で、北海道ならではだからです。
でも、意外に撮りづらい。
ロールが思ったところに積まれていなくて、うまくファインダーに収めるのに苦労する。
全体のロケーションは良いが、ロールがうまく入りきれず断念せざるを得ないときも山ほどあります。
フイルムの経費を心配しなくても良いデジタルといっても、後からの整理の手間を考えるとやはり慎重に撮影した方が良い。
このカットは左端のロールと右端のトラクターが綺麗に入る位置を選んで撮影。
もちろん背景のロールや雲の形、太陽の位置なども計算に入れて撮っています。
前回のカットは半逆光気味のトップライト。(ほぼ同じ場所ですが、カメラの向きが違う)
これ以上太陽が画面左上に入り込むと、空のディテールが出なくなってしまいますので、絵葉書写真としてはぎりぎりセーフといったところ。
Canon EOS5D MarkII EF24-105mm F11 AE