菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

招かれざる客

2011年08月11日 | Weblog
 
蜂ぐらいと思っていたのですが、先日あたりから窓際まで偵察にやって来る。
網戸があるとはいえ、羽音を立ててうろうろされるとやはり怖いものです。
気がついたときにと、早速役場に電話しました。
「立て込んでおり、今日中に向かうのはおそらく無理だと思います。」
ということでしたが、夕方近くになって駆除業者がやってきた。
さすがに慣れたもので、宇宙服のような完全防護服を纏い手際よく駆除してくれました。
その間、15分。
後になって巣を開けていた蜂たちが帰って来てパニック状態になっていたようですが、何処かに行ってしまったようです。
今は静まりかえった巣箱だけが残っています。

この蜂はモンスズメバチというらしく、このような暗い場所に巣を作る習性があるようです。
更に詳しく調べてみると、攻撃性が高く、巣に近づいただけで威嚇されることもあり、危険性が最も高い7月から9月ごろでは、巣の付近を通っただけで刺されてしまうこともあるという。
日が暮れた後も活動を続け、夜も働き蜂が巣から出入りをする。
はじめは屋根裏、壁の中など閉鎖空間に巣を作るが、より広い閉鎖空間へ引越しを行うことがある。
ということで、更に大きくなったら何処かに引っ越すつもりだったのかも知れません。

駆除せざるをえなかったとはいえ、あまり良い気分ではありませんね。
今晩は弔いの一杯となりそうです。
(駆除料金は10,000円、役場から4,000円の補助が出ます。)

青い池グッズ

2011年08月11日 | Weblog
 
青い池の人気は、今やうなぎ登り。
きっとこのお盆期間も沢山の観光客で賑わうことでしょう。

この写真は青い池グッズ。
某グッズ企画会社から写真の依頼があり、提供させていただいたもの。
定番のマグネットや、ストラップ類、定規、鉛筆、絵馬、はたまた耳かきまで揃っています。
小さくても良いから撮影者のクレジット(名前)を入れてくれるようお願いしていたら、これが結構でかい。
何となく恥ずかしいが、出来てしまったからしょうがない。

びえい 道の駅にて今日から販売ということで、ギャラリーでも同商品を何点か販売致します。
青い池観光記念やお土産にいかがでしょうか。

ヒマワリ爛漫

2011年08月10日 | Weblog
 
先月、ヒマワリを見たいという方が東京からいらっしゃったのですが、残念ながらその時はまだ硬いつぼみ。
満開のヒマワリを見ずして帰られました。

このカットは昨日のもの。
霧のヒマワリ畑をと思ったのですが、丘の沢にあたるためか意外にくっきり、霧は遠くにうっすらとあるのみでした。
ヒマワリは「日回り」からイメージされたものと思われます。
子供の頃は常に太陽に向かって花が回ると思っていたのですが、実はそうではありません。
全体的には東側を向いて咲きます。
アップのヒマワリは、そのほとんどが後を向いているので、西側から撮ったことがわかります。

美瑛では夏から秋にかけて、土壌改良の為にこのヒマワリが多く作付けされます。
十勝岳連峰と絡めて撮ろうとしても、東側に位置するこの山々では皆後ろ向きになってしまい、なかなか意図した写真は撮れません。
品種改良全盛時代、いっそ西側を向くヒマワリというのはどうでしょうか。

Canon EOS5D MarkII EF70-200mm F11 AE

春小麦の収穫始まる

2011年08月09日 | Weblog
 
連日の30度越えで、少々バテ気味。
明日から少し崩れて、待望の雨の予報も出ていますが、あまり降りすぎないことを願ってやみません。

雨の前に刈り取りを済まそうと、春小麦の収穫が一斉に始まっています。
何とか雨にあたる前に終了できれば良いですね。
今夜は徹夜になるのかな。

Canon EOS5D MarkII EF24-105mm F11 AE

works

2011年08月08日 | Weblog
 
「こんな仕事もしています・・シリーズ」

これはパスを切り、農機具だけを取り出し背景処理したもの。
下のカットがこんなイメージに蘇ります。

「こんな仕事もしています・・シリーズ」、次回はHP制作について

works

2011年08月08日 | Weblog
 
ご案内などの時に、「撮影に出掛けない日は何してるの?」
なんていう話が良く出ます。
ということで、

「こんな仕事もしています・・シリーズ第一弾!」

先日、とある農機具メーカーから、新製品のPR用リーフレットを作りたいとの依頼があり、早速撮影に出掛けました。
機種の撮影は全部で10点ほど、こういう時にデジタルは遺憾なくその便利さを発揮してくれます。
これは撮影したカットの一部ですが、背景がコンクリートなので汚いしちょっといただけません。
そこでコンクリートの背景を消して、この農機具だけにする必要があります。
方法は幾つかありますが、私の場合は「パス切り」という方法を使います。
よくブルーの背景を使い撮影、撮影後にブルーを選択、削除するという方法があります。
映像でも良く使われる手法ですが、これがあまりうまくいきません。
以前、試みたことがあるのですが、機種が大きいので巨大なブルーシートが必要なのと、汚れがあったり影が出たりすると後処理に結構時間がかかったりします。
ですので、私の場合はそのまま撮影を済ませ、前述したパスで切り出す方法を使っています。

これは簡単に言うと、器具をなぞってその跡を記憶させるという手法です。
でも、これもまた大変、アスファルトが見えている部分はすべてその周りをなぞって(実際は線で繋いでいく)いかなければなりません。
終わったら、パスを保存して選択範囲を設定します。
アップの写真はこの選択範囲を示したもので点線で囲まれています。
これをコピーして新規のレイヤーに貼り付けると選択された部分、つまり農機具のみがペーストされるという仕組みです。

これさえ済んでしまえば後は楽です。
クライアントのイメージにそって色々な使い方が出来ます。
背景の色を変えるとか、畑に差し替えるとか自由自在。
でも、5~10台ものパスを切るとなると4~5日はかかってしまい、天気が良いときには本業の写真撮影も気がかり。
なので、このような作業をストレス無くやるにはやはり雨の日がベスト。
でも、なかなかうまくはかみ合わないのが実状です。

ブツ撮り講座!

2011年08月07日 | Weblog
 
まるで南国を思わせるような、ジリジリとした日差しが照りつけます。
今日も30度オーバー。
さすがに室温も30度を指していたので、試運転がてら一時エアコンを稼働しました。
今日で3度目です。

でも、この暑さが美味しい夏野菜を育みます。
これは我が家で育てているトマトとピーマン、しっかりと熟しました。
この艶やかなリコピン色素が、とても体に良さそうです。
しかも、完熟、無農薬、安心していただけます。

少し写真の話題から遠ざかっているので、
今日は「ブツ撮り講座!」です。
ブツ撮りとは文字通り、このようなブツを撮るもの。
この写真、とても綺麗に撮れていると思いませんか。
おそらくブログを見ている方の中にも、料理の写真などもっとうまそうに撮れたらな~って思ったりしている人いませんか。
今回はプロのテクニックを、あなただけに惜しみなくお教え致します。

まず、第一に「逆光で撮れ!!」
え、逆光でと思われるかも知れませんが、これがプロが使う光線です。
順光線は無難ですが平面的になり面白みにかけます。
一昔前の免許証の写真あまり良くなかったでしょ、あれが前科8犯見たいに見える順光線です。
家庭やレストランなどの場合は窓際から入る光線を使います。
必ず撮る位置が、窓辺の明るさより暗い方に立つことです。

第二に「明るめに撮れ!!」
暗く撮るとうまそうに見えません。
コンデジで撮る場合も、今のカメラは明るさ調整機能がほとんど付いています。
それをプラス側に補正します。

プロのテクニックというほどでは無かったのですが・・
この二つをおさえておけばほとんどがOK。
試してみてはいかがでしょうか、きっとうまそうに写りますよ。

仁義なき戦い

2011年08月07日 | Weblog
 
コガタスズメバチの生態を調べてみると、
「天敵は捕食者として、野鳥、クマ、ムシヒキアブ、ヒト、オオカマキリ、オニヤンマなどのトンボ、クモなど、寄生者として菌類、線虫などである。」
とありました。
こんな怖い存在でも必ず天敵がいて、それで自然界が成り立っているようです。
始めに野鳥とありましたが、鳥は蜂も食べるんですね。
その証拠になるかわかりませんが、先ほどシジュウカラと蜂との仁義なき戦いを目の当たりにしました。
直接捕食はしていなかったようですが、入り口はご覧の有様。
無残にも壊されています。
蜂もすかさず反撃していましたが、大型ですばしっこい野鳥には叶いません。

このコガタスズメバチは比較的おとなしい部類ということで、このまま観察を続けてみようとも思ったのですが、この襲撃でかなり気が立っている様子。
とばっちりを食っても行けないし、お隣の子供達もウチの前の広場で遊ぶし、やはり駆除してもらうことに決定です。

な、なんだ あれは

2011年08月06日 | Weblog
 
「今日は暑くて仕事にならん」
とぼやきつつ、なにげに窓辺からこの春に取り付けた巣箱を見ると、「入り口がふさがってる~~」
当初、何が起きているのか良く理解できなかったのですが、もしや、あれは。

ま、まさしくスズメバチの巣。

またか。

そういえばかなり前ですが、この巣箱から出て行く蜂を見つけたことがありました。
そのまましばらく観察したのですが、戻ってくることも無くやはりたまたま入ってそのまま出たのだろう、くらいに思っていました。
先日のスズメバチ騒動の時にネット検索をしていたら、巣箱を拠点にして巣作りすることもあるとありました。
気になってその都度観察はしていたのですが、今日は一気にこの様相。
昨日は気がつかなかったな~、いつの間にこんなにでかくなったんだ!!

ここまで大きくなると働き蜂達が頻繁に出入りしています。
前回のようにジェット噴射で太刀打ち出来る数ではありません。
ここはやはり専門家に依頼するしか無いか。

週明け、早速連絡します。