昨日のことです。
余呉湖見物から帰った私は、暖かい日差しに誘われまして、久しぶりにバイクを出してきました。
冬の間のほこりを被ったバイクのチョークを引き、さぁ~てかかるかな?とセルを回します。
すると、一発エンジン始動。ブルン、ブルン。古いバイクですが、たくましい奴です。
しばらく暖気運転をしていると、やはり乗りたくなってきました。
時刻は、夕方の4時。
冷え込んでくるまでの間、ちょっとだけ乗ってこよう!と琵琶湖の湖岸道路へ出ます。
走るつもりが無かったので、服装が普段着。
すれ違うバイクのライダーは、やはり装備はしっかりしておられる。
道路上の気温表示は、17℃ですが、ちょっと寒い。もちろん、スピードは控え気味です。
それでも、数か月ぶりのバイクは、実に気持ち良く、琵琶湖を眺めながら快調です。
私の住む地域の湖岸道路には、桜がず~と植えられています。
もうすぐ桜の季節。数キロに渡り、琵琶湖と桜並木が続く快走路です。皆さん、どうぞお越しください。
まだ、雪が残っていました。萩の浜近辺です。
源氏浜は、とても穏やかです。
湖岸道路の端から端までを、気持ち良く走り、ぼちぼち寒くなってきたので帰ろうとしました。
そして、その帰り道に、ふと目に付いた看板が・・・。ありゃ、この看板は、なんだ?
ここの鬼子母神さんは、子供のころから知っていますが、こんな立派な看板が立っていたとは、知らなかった私。
と言うことで、鬼子母神さんへ立ち寄り。
以前の鬼子母神さんに比べて、ものすごくきれいに変貌していました。
大きな松の木があったり、古い建物があったりしていたのが、コロッときれいに変わっています。
そして、帰ろうかなとしたところ、こちらの方角に人影発見。
身に覚えのある後ろ姿。ブーンとバイクで近づき、声をかけました。
「おばさん、久しぶり。〇〇です。」
バイクにまたがり、ヘルメットを被った私のため、そのおばさんは、しばしきょとん。
しかし、すぐに気付いてもらいました。「あらまぁ、〇〇君。」
このおばさんは、私の幼馴染の母親です。私の母とも同級生で、仲良くしています。
子供ころからよく知っているおばさんですが、ここ数年は御無沙汰でした。
それからしばらく、道端で話しこみます。
ちょっと体調を崩されたと聞いていたおばさんですが、まぁよくしゃべること。
千葉に住む長男(これが私の幼馴染)、長男の嫁、嫁の母親、奈良に住む次男、次男の嫁、など話が止まりません。
特に、長男の子供、いわゆる孫のことは、何度も何度も話します。
あれやこれやと文句も出てきますが、話している表情は笑顔です。
久しぶりに会ったおばさん。体調の具合が心配でしたが、今日会ったところでは、まだまだ元気。
安心しました。
おじさんの姿もちらっと見えたのですが、こちらは元々控えめな性格。物静かです。
その代わりに、うるさかったのが、このゴン太くん。
そりゃ、ヘルメットかぶった怪しい男を見たら、吠えるのが当たり前。
頼りになる番犬です。