この頃、朝の9時過ぎにスッゴイカメラと三脚を持った方たちをよく見かけます。
それも、田んぼの中に通っている農道で・・・。
そして、レンズが向いている先には、線路があります。
この線路は、我が家の近くにも通っているJR湖西線です。
と言うことは、列車を撮影されているのであります。
まぁ、ここまでは理解できました。
きっと、特別列車なんかが通るのかな?と思っていました。
しかし、あまりにも頻繁に見かけるため、そんなにしょっちゅう特別列車は通らないだろう。すると何を撮られているのかな?と不思議に思っていた私。
それが判明しました。
それは、特急雷鳥(大阪~金沢)が、本日で運転を終了するとのことです。
だから、その雄姿を撮影すべく、この寒い中、撮り鉄さん達が田んぼの中におられたのです。
鉄道が特別に好きでない私でも、雷鳥は子供のころからのあこがれでした。
それは、身近に見られた唯一の特急だったせいかもしれません。
これに乗ると北陸方面へ。と言うことで、景気の良いころには、加賀温泉方面へと利用したものです。
その雷鳥も最近では、一日1往復の運行となっていたようで、それも引退することに。
鉄ちゃんでもない私ですが、あまりにも見慣れていた列車が姿を消すことに寂しさを覚えます。
これも、時代の流れと言うものでしょうか。