今日も、一日中雨☔
気温がそんなに高くないので蒸し暑さはマシですが、ジトジトには閉口です。
このところ、中国地方・山陰地方で大変な大雨。
被害が出ているところもあり、お気の毒なことです。
天気予報で雨の降り具合もある程度わかるようになっても、洪水等はどうしようもない。
自然には勝てません。
元をたどれば、「温暖化」でしょうか。
さて、先般から長男の奥さんの実家から贈り物をいただいてます。
メロン🍈 サクランボ🍒 そして、もう一度メロン🍈
美味しくいただきました。
そこで、こちらもお返しを。
どうせなら滋賀県らしいものを選びます。
まずは、「ウナギ」です。
そして、今回は、「鮒ずし」。
これは、喜んでいただけるか?
ちょっと不安。
まぁ、向こうのお父さんはしっかりと晩酌をされる方で、お母さんも飲まれる方。
そうなると、晩酌のお供にどうでしょう。
ちなみに私は食べられません・・・。
鮒ずしとは・・・。
鮒寿し
鮒寿しは、滋賀県の伝統的な郷土食、ナレズシという乳酸菌発酵を利用した保存食です。
現存する最古の寿司が近江地方に伝わる「鮒寿し」といわれています。
琵琶湖でとれるニゴロブナを塩漬けにしたのち、炊いたご飯を重ねて漬け自然発酵させます。
魚の保存方法のひとつとして伝えられたものです。
鮒寿しの歴史
鮒寿しは、タイの北部から中国雲南省にかけての地域に起源をもつ「熟れ寿司(なれずし)」の一種です。
今から約千四、五百年前、大陸から日本に水田稲作農業が伝わったのと同じルートで伝わったといわれます。
平安時代に編纂された古代法典『延喜式』に鮎寿司などと並んで記述が見られることからも、その長い歴史がわかります。
今では、寿司といや箱寿司、巻き寿司を思い浮かべる方が多いと思われますが、これらの寿司のルーツこそが熟れ寿司なのです。
現代うとにぎりの寿司は酢で酸味をつけているのに対し、熟れ寿司は発祥の頃より乳酸菌の発酵によってごはんに酸味を付けているのです。
鮒寿しの種類
厳しい冬に捕れるニゴロブナを漬けたものが鮒寿しです。
鮒寿しには「本漬(ほんづけ)」と「甘露漬(かんろづけ)」があります。
本漬は、塩漬けにしたニゴロブナをごはんに漬けて発酵させる鮒寿し本来の漬け方です。
甘露漬は、本漬にした鮒寿しのごはんを取りのぞき、さらに酒粕に漬けています。
鮒寿し独特の香が苦手を思われている方は、香が少ない甘露漬けをお試しください。
鮒寿しの召し上がり方
鮒寿しに付いた飯を軽くしごき取り、おおよそ3から5ミリ位の厚さに切り、そのままお召し上がりください。
ひと切れを口に運び吟醸酒を含んでみてください。
鮒寿しと吟醸酒がお互いのよさをひきたてあい、その芳醇で深い味わいはまさに絶品といえます。
一般的には子のあるまん中あたりが喜ばれますが、本当においしいのは身の締まった筋肉質の尾びれの近くかもしれません。
噛めば噛むほど旨味の出る食べ物です。
また、鮒寿しは、風邪を引いたとき、熱いお湯をかけて飲むとそれが持つ乳酸菌の作用により発汗を促し、楽になるといわれています。
鮒寿し自身のもつビタミン、天然の抗生物質もそれに一役かっているそうです。
お腹の調子の悪い時などは、鮒寿しの乳酸菌が調子を整える手助けをしてくれます。
と言うことです。
高島市で鮒ずしと言えば「魚治 うおじ」さん。
いろいろと種類がありますが、初めて食べられる方なら「甘露漬け」がいいでしょうとのお店の方。
それならば、そうしましょう。
ただ、値段がいろいあり、全然違います。
一番左の大きい箱ですと、15,000円くらいします。
見本で中身が紹介されている程度で、5000円くらい。
すべて鮒の大きさや卵の量で決まるらしいです。
こちらは、普段用です。
ちなみにこのお店「魚治」さんは、あの美味しんぼにも登場してます。
それと、昭和天皇も召し上がられています。
ということで、鮒ずしを福島へ送らせていただきました。
さて、ご感想は?
それにしても、やはり私は食べられません。
ご勘弁を・・・。
私も食べられません😅
でもこんなに高価な鮒寿司は挑戦した事ないのでもしかしたら食べられるかも😅
でも5000円の鮒寿司、自分じゃ買わないけどくれるならうれしいかも。
500円までだったと思いますが、手が出ない私。
頑なに苦手です。
ただ、以前魚治さんが経営されている料亭があるのですが、そちらでお茶漬けで食べた時は食べられた記憶があります。
人生でそれだけです。
ちょっと特殊な食べ物ですね。
ただ、やっぱりダメとなるともったいないけど。
今回のように甘露漬けはマシなようですよ。
高島にこられたときは、魚治さんが経営されている湖里庵で食事もできますし、チャレンジされては?