さて、その3まできました。
ここでは、カンボジアで大変お世話になった人たちのことです。
まずは、スレ―二―。
今回、私たちの滞在中のプランを立ててくれました。
空港で迎えてくれます。
そして、車の手配。
宿泊するホテルでチェックイン手続き。
ガイドの資格取得を目指しています。
とにかく頑張り屋さん。
私は、2年前に知り合いました。
当時は19歳の学生。
まだまだ世間を知らない、超まじめな子。
今も大学に通い、とても頑張っています。
何事にも一生懸命、そして、努力家。
とてもとても好感が持てるイイ子です。
孤児院で育ち、勉強に励み、日本語も英語もマスターし、将来はCAを夢見ています。
私たちは、そんなスレ―二―の見聞を広めるため、ガイドされるというより、こちらから提案しながら一緒に行動しました。
ここは、スレ―ニーが店長を務めているお店。
以前にも立ち寄り、とってもいい匂いがする石鹸が私はお気に入り。
店員さんの中には、日本人の方もいらっしゃいます。
日本式が展示などに入っていると、とても繊細できれいなお店になっています。
隣のカンボジアの店舗などは、ごちゃごちゃとしています。
こちらの女性は、スレ―ニーのお友達のユイちゃん。(左)
お腹が大きく、2月に出産予定。女の子らしいです。
ちなみに右の女性は日本人。
稲穂とワイングラスを撮るスレ―ニー。
田んぼを見に行きたいと言えば、さりげなく付いてきてくれます。
とても恥ずかしがり屋ですが、何とかこんな格好も・・・。
2年前に始めて連れてきてもらった高級なホテル。
そのロビーの当時と同じ場所で写真を撮りました。
思い出深いようです。
孤児院で育ち、一生懸命勉強し、日本語コンテストで賞をとりました。
最初に孤児院に来たときは8歳で、3日間泣き続けたとのことです。
2年前にも訪ねたスレ―ニーの実家へ向かいます。
もう来ることはないだろうと思っていましたが、再訪できて感激。
井戸。
台所。
新しくできていたトイレ。
そして、鳥小屋。
裏には田んぼが広がっています。
お母さんにも会えました。
とってもとっても素敵なスレ―ニーでした。
続いての素敵女性は、ケィン。(右)
左のスレ―ニー22歳のおばさんにあたります。
ただ、歳は28歳のため、姉妹のようです。
ケィンは、スレ―ニーのお母さんとは兄弟で、10人もいたとのこと。
そのため、貧しく、しかし勉強がしたくて、孤児院へ入りました。
今は、不動産会社に勤務しています。
今も、勉強熱心で、日本に憧れ、京都に行くのが夢です。
今回は、スレ―ニーの助っ人として、何かと頑張ってくれました。
実に実に素晴らしい女性です。
農家を訪ねた時に、もみを振り分ける動作はとても上手。
お茶目な面もあります。
スレ―ニーと同じ孤児院で育ち、とてもとても頑張りました。
そして、日本語コンテストで優勝。
一度、日本に来たことがあります。
千葉と和歌山とのこと。
スレ―ニーの実家にケィンも住んでいました。
とにかくとても良く気が利き、そして努力家、勉強家。
繊細で、負けん気も強く、芯のある女性です。
この3人娘には、本当に幸せになって欲しいとおじさんは願います。
さて、まったく違うパターンになるのがサブちゃん。
今回の旅で、ずっと一緒だったトゥクトゥクのドライバー。
38歳、3人の子供のお父さん。
トゥクトゥクにまたがり、日夜頑張っています。
暑いカンボジアのため、クーラーボックスを積み込み、氷で水を冷やしてくれる心遣い。
どこかに出かけても、きちんと迎えに来てくれる頼りになる存在。
ということで、たまには食事も一緒に誘います。
すると、食べるわ食べるわ。
挙句の果てには、ちゃっかりカラオケまでついてきました。
そして、ビールを一番たくさん飲み、熱唱。
なかなかの者です。
そして、最終日、街中を走っていると、突然ストップ。
フレッシュ・ジュースのワゴンです。
実は、このお店をやっているのがサブちゃんの奥さん。
仕方がないので、皆でジュースを注文。
私は、マンゴージュース。
なかなかの美味。
こうなりゃ一緒に写真を撮らせろ―。
素敵な奥さんでした。
ちなみにこの後、3回前を通りました。
ということで、愛嬌があり、話のネタばかりになったサブちゃん。
3日間、事故もなく、あっちこっち連れていってくれてありがとう。
また、お願いします。
今回の旅行では、とても親しくなった方たちと、楽しい旅ができました。
普通のツアーではなく、お客さんとガイドさん、ドライバーという関係でもなく、友達に近い感覚で楽しめました。
素晴らしく、思い出深い旅となりました。
みなさんに感謝です。