人生にはいろいろなことがあるものだ。
常に勝ち続けることはできない。
賢い生き方というのは、運が向いているときに大きく飛躍して、不運な時に小さくへこむことだ。
足し算したときにプラスなら良いのだろう。
そう思いながら62年間も生きてきてしまった。
まあ、全体的に見れば今までのところ合格点の部類に入るのだろう。
もちろん個人の能力によるところも大きい。
しかしそれだけでは決まらないところが人生の難しさだ。
長い目で見て勝ちを拾ってほしいと思う。
そう言えば、日米のDissapoint問題が話題になっていた。
相手に何か期待すると失望することがある。
最初から期待しなければ失望はしないが、それも淋しいものだ。
どうも人間というのは、親しくなると相手に何かを無意識に期待してしまう動物のようだ。
ただ、相互に期待する軸がずれていないことが大事だ。
今回の議論は、どうも交わらない軸上での話のようだ。
それはもともと無理な議論だろう。
住んでいる社会や世界が違うと、思い込みだけで判断してはいけない。
最近特にそのことを感じる。
だから少し期待して、あまり大きくは期待しないことにしている。
そうすれば、大きな見返りがあった時に、とてつもなくうれしくなる。
みんなが少しだけ期待してあげればよいのに、と思うのは私だけだろうか。