今日は久しぶりに穏やかな天気だった。
ただ戸外は空気が霞み、どんよりとしている。
どうも大量のPM2.5が飛来しているようだ。
迷惑な話だ。
琵琶湖の漂着ゴミを調べに出かけた。
能登川から新開浜にかけての湖岸には、まだ大量の漂着木材が放置されていた。
中には壊れたテレビもあった。
SHARPと印字されていた。
誰が回収するでもなく、雑多なゴミが転がる砂浜は、世界遺産からは程遠い。
ゴミを片付けるにも人手と経費が掛かる。
薩摩町で出会った人は、老人会が月一回湖岸の清掃をしていると言っていた。
確かに、ここの湖岸はゴミもなくきれいだった。
はるか遠くで放置されたゴミが、洪水時に流れてきて、琵琶湖岸に打ち上げられる。
困ったことだ。
発生源と汚染地が異なるケースは、PM2.5と同じだ。
やはり発生源の対策をきちんとすべきだろう。
私たちにできることは、その経路を明らかにして、社会的な警告を与えることだろう。
せっかく美しい湖岸を、ゴミで埋めることはしたくないものだ。