STAP細胞が揺れている。
理化学研究所は論文の取り下げを検討し始めたらしい。
大変まずい話だ。
小保方晴子さんの将来にかかわることであるので、慎重に対処してほしい。
一般に、自然科学の学術論文には以下の三点が重要だ。
(1)Originarity(独創性)
(2)Repeatability(再現性)
(3)Consistency(一貫性)
この(2)と(3)が疑われているようだ。
この種のユニークな研究には、多くの邪魔が入る要素が高い。
特に、医薬関連は、あえてつぶしに来る可能性もある。
海外のメジャーからの圧力は相当なものだろう。
その意味で、理化学研究所がきちんとディフェンスを張れないところに問題がある。
論文をwithdrawして再度挑戦するには、あまりにもリスクが大きい。
研究の中身については門外漢だが、小保方さんのチームに自信があるのなら、とことん争ったほうがよい。
それに勝てないとしたら、後があるとは思えないからだ。
有能な若い研究者をつぶしてほしくないと思うのは私だけではないだろう。
この種の議論は、共同研究者間で、投稿前にきちんと行ったはずではないのか。