
昨日、島根県にやってきた。
4月になって忙しくなる前に、墓参りをすることにしたのだ、
日中は気温が26℃にもなった快晴で、暑いくらいだった。
雪をかぶった大山もはっきりと見え、快適なドライブだった。
夜は松江に宿をとった。
宍道湖で唯一つの島である嫁が島も、人気スポットになっている。
この島は、姑にいびられた嫁が凍った湖面を歩いて実家に帰る途中沈んだ場所に一晩で出来たと言われている。
夕日に浮かび上がる嫁が島の姿を撮ろうと、多くの写真家が詰め掛けていた。
悲しい伝説も、今では美しい景観と代わってきている。
そう言えば、島根県で大規模な地震が起こったと言う話を聞かない。
日本の中ではまれに見る安定した地盤なのかもしれない。
私は、15まで木次にいて、18まで松江に在住した。
松江はよい街だと思う。
こじんまりとして上品だ。
歓楽街に暴力団がいない街としても有名だ。
食べ物がうまい。
酒もいい。
昨夜は李白を飲んだ。
昔、醸造所を訪ね、杜氏さんにあったことがある。
市場に出さない極上の酒を飲ませてもらった。
国際的にも有名な酒だ。
また豊の秋という地酒もある。
米田酒造さんだが、ここの娘さんは私の高校時代の同窓だ。
よい人、よい食、よい景色、すばらしい土地柄だ。
「嫁が島 波うちひかり 春かすみ」