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野鳥・7~ダイサギ

 上小山田みつやせせらぎ公園の塀に止まっていたシラサギ。サギはこの界隈では良く見掛けるが私はこれが何のサギかがわからない。10メートル先で周りに比べるものが無いが背丈は70~80センチだろう。首を伸ばしたとすると80~90センチなのでこれは「ダイサギ(大鷺)」と判断した。せっかくなのでサギについて少し調べてみると、コサギは全長60センチほどで嘴は一年中黒いがチュウサギとダイサギの嘴は非繁殖期の冬には黄色い。またダイサギの口の一番端の“口角”が丸い目の後ろのラインより更に後方になるのに対して、チュウサギの口角は目の後ろのラインとほぼ同じになる。嘴の長さは頭部全体の割合ではダイサギは長くチュウサギはやや短い。また白い頭の円弧から嘴に繋がる額のラインがダイサギは平たくなるのに対してチュウサギの額は丸みを帯びたカーブになるようだ。これらを覚えておけば次に出会った時にはすぐにわかるだろう。ダイサギは更に亜種のオオダイサギとチュウダイサギに分類されるようだが、私はこれがダイサギとわかるだけで十分。
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クラマゴケ

 大塚東公園の日陰の林縁で見られる「クラマゴケ(鞍馬苔)」。イワヒバ科イワヒバ属でコケの名が付いているが常緑シダ植物。鞍馬山で発見されたことで名付けられているが日本全土の山地の日陰のやや湿った場所に生育している。その葉を良く見ると2つの形がある。ひとつは“腹葉(ふくよう)”と呼ばれる卵型で長さ2~3ミリの葉が左右交互に付いている。もうひとつは“背葉(はいよう)”と呼ばれるもので茎の側面にやや小さい葉が茎に密着し茎と同じ方向を向いている。
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