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フクジュソウ・2~開花

 キンポウゲ科フクジュソウ属の「フクジュソウ(陸奥福寿草)」。北海道、本州、四国に分布する多年草で、日本のフクジュソウは本種の他、東北~九州に分布するミチノクフクジュソウ、北海道に分布するキタミフクジュソウ(北見福寿草)、四国と九州に分布するシコクフクジュソウ(四国福寿草)の4つの基本種に纏められている。江戸時代から各地で多くの品種改良が行われており色の違いや八重咲きなどが生まれている。ミチノクフクジュソウは萼片が花弁よりも小さくなりまた茎が中空になるようだが、茎を切るわけにはいかないので写真はフクジュソウ(狭義)と判断した。
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キッコウハグマ・5~総苞

 キク科モミジハグマ属の「キッコウハグマ(亀甲白熊)」。晩秋に直径8~9ミリの開放花を咲かせ、果実は冠毛の付いた痩果になる。写真は痩果が飛んだ後の総苞片の名残りで直径4~5ミリ。冬の野山では時々こういう姿に遭遇する。
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