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ウチワゴケ・3~雨後

 コケシノブ科アオホラゴケ属の「ウチワゴケ(団扇苔)」。コケの名が付くが苔類ではなくシダ植物で山地の湿った岩肌などに密生する。団扇のような葉は直径1センチほどで乾燥すると折り畳まれるが雨などで濡れると拡がる。葉の上に見えるラッパ状のものは包膜で直径は1ミリにも満たない。これは東中野公園の遊歩道脇の岩に着生しているもので、晴れの日が続いていた冬の間は萎れていたが、春の雨の後で大きく開いた。
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ミツマタ・2~葉痕

 ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の「ミツマタ(三叉・三椏)」。樹高は1~2メートルの落葉低木で本年枝が必ず三つ又になる。早春に枝先に頭状花序を付け筒状の小花が40~50個咲く。写真は葉痕で中央に1個の維管束痕がある。
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