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タシロラン・2~松木日向緑地

 松木日向緑地(東京都立大学)の林内に生育している「タシロラン(田代蘭)」。ラン科トラキチラン属の多年草で自身では光合成を行わず菌類と共生している菌従属栄養植物。タシロランは薄暗い場所で花が元気なく垂れ下がっているものが多いが、写真の花は側萼片が大きく開いて見映えが良かった。
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ネジキ・5~若い果実

 長沼公園“栃本尾根”に生育している「ネジキ(捩木)」。ツツジ科ネジキ属の落葉小高木で花期は5~6月。簪飾りのような小さな花を咲かせた後、直径3~4ミリの蒴果が出来る。花は下向きになり雨で受粉が邪魔されないためで、果実が上向きになるのは少しでも種子を遠くに蒔く工夫だろう。
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シオデ・5~下柚木郷戸緑地

 下柚木郷戸緑地の林縁で蔓を伸ばしている「シオデ(牛尾菜・四緒手)」。シオデ科(←ユリ科)シオデ属のつる性多年草で雌雄異株。7~8月に球形の散形花序を出し直径4~5ミリの小花を咲かせる。写真は雌花序で花被片は反り返り3裂した雌蕊の柱頭が見える。この緑地では数年前に変種のトガリシオデの果実を見ていたのでこの株かも知れない。
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