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キヨスミウツボ・3~果実1

 ハマウツボ科キヨスミウツボ属の「キヨスミウツボ(清澄靫)」。千葉県鴨川市の清澄山で最初に発見され、筒状の花を矢を入れる靫に見立てて名付けられている。今年は梅雨があっという間に明けてしまいいつもなら7月上旬に見ていた花が既に終盤で褐色に変色していた。花はまた来年だが、その後に訪れると枯れた褐色の花弁の中に直径6~7ミリの卵形の果実が出来ていた。果実は液果で中に多数の種子が入っている。これは高尾山“いろはの森コース”のもの。
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ミミガタテンナンショウ

 高尾山系で多く見られる「ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)」。サトイモ科テンナンショウ属の多年草で低山の林内や林縁に生育している。花期は3~4月で筒状の仏炎苞の縁が耳たぶのように張り出しているのが名前の由来。果実は夏に緑色から赤く熟し上部から落ちていく。写真は面白い彩りだったので思わずシャッターを切った。これは蛇滝道のもの。
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