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ツチアケビ・3~高尾山

 ラン科ツチアケビ属の「ツチアケビ(土木通)」。冷温帯~暖温帯の落葉広葉樹林内に生育する多年草で自身で葉緑素を持たずナラタケ属の菌と共生する菌従属栄養植物。草丈は60~70センチでひとつの花の大きさは3センチほど。ツチアケビは神出鬼没で今まで出ていたところでも年によっては現れないこともある。ここ高尾山登山道では今年も姿を見せてくれた。その名の由来となっている果実はラン科植物には珍しく液果になり野鳥に食べられて種子が散布される。
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シラゲガヤ

 イネ科シラゲガヤ属の「シラゲガヤ(白毛茅)」。ヨーロッパ原産の多年草でほぼ全世界に帰化している。林縁や路傍の陽当たりの良い場所に生育し草丈は30~50センチ。全体的に白い軟毛が密生している。これは大塚東公園付近の道端のもの。
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コゴメバオトギリ・1~長池公園

 オトギリソウ科オトギリソウ属の「コゴメバオトギリ(小米葉弟切)」。ヨーロッパ原産の多年草で草丈は30~40センチになる。6~7月に茎頂に直径2センチほどの黄色い花を数個付ける。花弁の縁には黒点が並んでいる。オトギリソウに比べて葉が細い。これは長池公園外周のもの。
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