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ミヤマハハソ・2~高尾山4号路

 高尾山“4号路”に生えている「ミヤマハハソ(深山柞)」。アワブキ科アワブキ属の落葉低木で花期は6~7月。枝先に円錐花序を出し直径4ミリほどの小花を咲かせる。花弁は5枚で外側の3枚は円形で大きく内側に2枚は小さく鼻の穴のような鱗片状になる。中から黄色い葯を持つ雄蕊が突き出ている。ハハソ(柞)はコナラの古い呼び方で葉は確かにコナラに良く似ている。さてハハソを文字の通り“ハハソ”と発音するのは何となく言いにくい。おそらく“ホウソ”と発音するほうが自然だろう。この日は奥高尾“萩原作業道”や日影林道でも開花を見た。
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チゴザサ・1~開花1

 イネ科チゴザサ属の「チゴザサ(稚児笹)」。水田や沼地などに生育する多年草で花期は6~8月。髭のようなピンク色のものは雌蕊の柱頭で横幅は3~4ミリ。隙き間から雄蕊の葯が垂れ下がっている。これは町田市の谷戸のもの。
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イシミカワ・3~開花

 タデ科イヌタデ属の「イシミカワ(杠板帰・石見皮・石膠)」。北海道~九州の野原や河原など陽当たりの良い場所に生育しする一年草で初夏に直径3~4ミリの花を短穂状に付ける。花弁は無く5枚の萼片が蕊を囲んでいる。果実期には萼片が肉質化し種子を包み込む
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