原子力規制委員会の新規制基準が8日に施行されるが、もう原発は安全だとか安全じゃないとか言っている場合ではない。
既に、原子力政策が破綻しており、再稼働が出来たとしても「使用済み核燃料」の保管場所が無くなり、数年後にはほぼ全ての原発が停止しなければならない。
そして、新規増設は不可能に近い現況であり、耐用年数40年で設計されてもいないのに「廃炉40年ルール」のうえ、最大延長20年まで認めたとしても、いずれ日本で稼働出来る原発はなくなる運命なのだ。
その事を有耶無耶にして、目先のカネだけを考えた政策では経済破綻も時間の問題である。
先ずは原発廃止を決め、新しいエネルギーを軸とした経済政策に転換しないと、放射能塗れになって日本は消えてなくなるだろうと、思う今日この頃である。
それでも、今度の参院選は自公の圧勝で終わり、原発再稼働・消費税増税・TPP参加が行われる事になってしまうだろう?