「政治家としてアマチュア」=猪瀬知事、頭下げ辞任―悔しさにじませ(時事通信) - goo ニュース
「政治家としてアマチュアだった。深くおわびする」。猪瀬直樹東京都知事は19日午前10時半すぎ、都庁で緊急会見に臨み、辞意を表明。深々と頭を下げた。
濃紺のスーツにネクタイ姿の猪瀬知事が会見場に現れると、詰め掛けた報道陣からカメラのフラッシュが一斉にたかれた。「借入金問題について自分なりに説明してきたが、疑念を払拭(ふっしょく)できなかった」「都政を停滞させるわけにはいかない」。紅潮した表情で用意したペーパーを読み上げ、辞任に至った経緯を説明した。
その後は、時折手ぶりを交えて1年余りの在任期間を振り返り、「当選は事件だったと思う。作家的なセンスで仕事をしてきた」と強調。力を注いだ東京五輪招致の成功にも触れ、「チーム日本として力を合わせて招致できた。次の知事にも思いを引き継いでもらい、スポーツであふれる街にしてほしい」と語った。
一方で、借り入れ問題については「政策をやっていれば良いという生意気な部分があった。政策には通じていたが、政治的にはアマチュアだった。反省している」と繰り返し、悔しさをにじませた。都議会などで説明が二転三転したことを問われると、「小さな間違いが幾つかあった。辞任をして自分なりの説明の仕方を考えたい」と述べた。
「これからは1人の作家として都政を見守り、恩返ししたい」。約40分間にわたり質問が途切れなかったが、最後は安堵(あんど)したような表情で一礼して退室した。
アマチュアの私でも、政治家が帳簿(収支報告書)に書けないカネを授受してはいけない事ぐらいわかっている。
猪瀬さんも、すっかり染まっていたようだ。
紙袋に入った現金を、手渡しで受け取るのは既にプロの政治家である。
謙遜しなくてもいい。立派にトカゲの尻尾にされたのだから・・・
「政治家としてアマチュアだった。深くおわびする」。猪瀬直樹東京都知事は19日午前10時半すぎ、都庁で緊急会見に臨み、辞意を表明。深々と頭を下げた。
濃紺のスーツにネクタイ姿の猪瀬知事が会見場に現れると、詰め掛けた報道陣からカメラのフラッシュが一斉にたかれた。「借入金問題について自分なりに説明してきたが、疑念を払拭(ふっしょく)できなかった」「都政を停滞させるわけにはいかない」。紅潮した表情で用意したペーパーを読み上げ、辞任に至った経緯を説明した。
その後は、時折手ぶりを交えて1年余りの在任期間を振り返り、「当選は事件だったと思う。作家的なセンスで仕事をしてきた」と強調。力を注いだ東京五輪招致の成功にも触れ、「チーム日本として力を合わせて招致できた。次の知事にも思いを引き継いでもらい、スポーツであふれる街にしてほしい」と語った。
一方で、借り入れ問題については「政策をやっていれば良いという生意気な部分があった。政策には通じていたが、政治的にはアマチュアだった。反省している」と繰り返し、悔しさをにじませた。都議会などで説明が二転三転したことを問われると、「小さな間違いが幾つかあった。辞任をして自分なりの説明の仕方を考えたい」と述べた。
「これからは1人の作家として都政を見守り、恩返ししたい」。約40分間にわたり質問が途切れなかったが、最後は安堵(あんど)したような表情で一礼して退室した。
アマチュアの私でも、政治家が帳簿(収支報告書)に書けないカネを授受してはいけない事ぐらいわかっている。
猪瀬さんも、すっかり染まっていたようだ。
紙袋に入った現金を、手渡しで受け取るのは既にプロの政治家である。
謙遜しなくてもいい。立派にトカゲの尻尾にされたのだから・・・