改憲、民主に対案要求=安倍首相「指一本触れないのは思考停止」―衆院予算委
衆院予算委員会は4日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して2016年度予算案に関する基本的質疑を続けた。民主党の大串博志氏が首相の憲法観を批判したのに対し、首相は「みなさん(民主党)が具体的な憲法改正草案を出していないのは事実だ。それを出していないのであれば、弱々しい言い訳にしかすぎない」と反論、民主党に対案を提示するよう求めた。
首相は、現行憲法が戦後の占領下で作成されたことに言及し、「私たちが日本人として主体的に日本の憲法はどうするべきか、はつらつと議論するべきだ。そうした精神のみずみずしさを失ってはならない。(憲法に)指一本触れてはならないと考えることで、思考停止になる」と強調した。
憲法に縛られる筈の権力側が、率先して憲法改正を訴えるのは、さらに権力の増強を図り、国民主権から国家主権に変えようとしている表れである。
国民の過半数以上が、自民党の憲法改正草案にも安保法案にも反対しているのは、日本が二度と戦争に巻き込まれたくないと思っているからだ。
安倍晋三は、事あるごとに現行憲法が戦後の占領下で作成されたと言うが、日本国憲法第九条は世界に誇れる素晴らしい憲法である。
憲法改悪案に対案など要らない。
そして、戦争法案に対案など要らない。
時代に合わせて憲法改正も必要だろうが、両手を突っ込んでグチャグチャに掻き回すのはやめろ。
衆院予算委員会は4日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して2016年度予算案に関する基本的質疑を続けた。民主党の大串博志氏が首相の憲法観を批判したのに対し、首相は「みなさん(民主党)が具体的な憲法改正草案を出していないのは事実だ。それを出していないのであれば、弱々しい言い訳にしかすぎない」と反論、民主党に対案を提示するよう求めた。
首相は、現行憲法が戦後の占領下で作成されたことに言及し、「私たちが日本人として主体的に日本の憲法はどうするべきか、はつらつと議論するべきだ。そうした精神のみずみずしさを失ってはならない。(憲法に)指一本触れてはならないと考えることで、思考停止になる」と強調した。
憲法に縛られる筈の権力側が、率先して憲法改正を訴えるのは、さらに権力の増強を図り、国民主権から国家主権に変えようとしている表れである。
国民の過半数以上が、自民党の憲法改正草案にも安保法案にも反対しているのは、日本が二度と戦争に巻き込まれたくないと思っているからだ。
安倍晋三は、事あるごとに現行憲法が戦後の占領下で作成されたと言うが、日本国憲法第九条は世界に誇れる素晴らしい憲法である。
憲法改悪案に対案など要らない。
そして、戦争法案に対案など要らない。
時代に合わせて憲法改正も必要だろうが、両手を突っ込んでグチャグチャに掻き回すのはやめろ。