福島県が発信するのは、原発事故からの復興である

gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20200906-567-OYT1T50143
小泉環境相＝写真＝は、来年１１月に英北部グラスゴーで開催される国連気候変動枠組み条約第２６回締約国会議（ＣＯＰ２６）で、福島県の環境問題への取り組みについて国際社会に発信する場を設けたいとの意向を示した。式典後の報道陣の取材に語った。小泉氏は「大臣在任期間中にＣＯＰ２６に福島プログラムを用意するよう改めて（事務方に）指示を出したい。原発事故で大きな影響を受けた福島県が、気候変動対策や再生可能エネルギーを国際発信していくことが一番説得力がある」と述べた。式典に同席した内堀知事からは前向きな返事があったと明らかにした。

　小泉環境相が、原発事故の収束の目処も立たず復興も道半ばと言う福島県に、「気候変動対策や再生可能エネルギーを国際発信していくことが一番説得力がある」と言うのは、それは単にパフォーマンスに利用しようとしているに過ぎない。

　福島県に何度足を運ぼうが、環境相の仕事は原発事故によって破壊された福島県の復旧・復興が最優先の筈である。