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https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_policy_E6MZCNU3ENIYRHX2VSV2FFV234
岸田文雄首相は5日、国際会議への出発前に官邸で記者団の取材に応じ、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、「透明性をもって国際原子力機関(IAEA)と協力しながら取り組んでいる。会談を通じて理解や協力が得られるよう説明を尽くしていきたい」と述べた。
首相は5〜11日の日程でインドネシアとインドを訪問し、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議と20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に参加する。
中国の原発から、海洋放出されているトリチウムは福一原発の10倍もあるので、日本の基準は厳しく安全だと言っているが、通常運転の中国原発の冷却水から出るトリチウムと、事故を起こし燃料棒やデブリに直接触れた汚染水のトリチウムだけを比較したものでしかない。
福一の汚染水は、アルプスで処理しても多数の放射性物質が除去出来ずに含まれています。
それを、通常運転の中国原発の冷却水から出るトリチウム水と、同等のように扱っているのが日本政府である。
透明性を持って、理解や協力が得られるように説明を尽くすと言うなら、まずは廃炉が30年では絶対に出来ない事を公表すべきある。
つまり、海洋投棄も30年では絶対に終わらないのである。
だいたい、通常の廃炉でも40年とされているが、現在進行形なので確かなことはわからない。
そして、汚染水に含まれる放射性物質を明らかにし、投棄する放射性物質の総量を説明しなければならない。