gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2023122701001023
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、軟弱地盤改良工事の設計変更承認を国が28日に代執行するのを前に、肺炎で療養していた沖縄県の玉城デニー知事は27日午後、公務に復帰した。県庁で記者団に「大変ご心配をおかけした。国には対話での解決を求める」と述べた。県敗訴とした代執行訴訟の福岡高裁那覇支部判決を不服として、最高裁に上告したと記者会見で明らかにした。
地方自治法に基づき、国が代執行する初の事例となる。防衛省沖縄防衛局は来年1月12日にも、軟弱地盤がある大浦湾側の工事に着手する。上告審で逆転勝訴しない限り、工事を止められない。
これは元々、行政不服審査法に基づく審査請求から始まった異例な裁判である。
行政不服審査法は、行政から不当な処分を受けた国民の救済を図るという制度なのに、防衛省沖縄防衛局が「私人」の立場で沖縄県を訴え、国である立場の国土交通大臣が是非を判断するという前代未聞の暴挙にでた。
そして、最高裁までもが国の代執行を認めてしまう判決を下した。
「法治国家なのだから沖縄県は判決に従え」と言うが、県の不承認に対し政府が政府に審査請求をして国交相が裁決を下し、県が政府の是正指示に異を唱え提訴しても、最高裁は政府を忖度した判決しか下さない国を法治国家と呼べるのだろうか?
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、軟弱地盤改良工事の設計変更承認を国が28日に代執行するのを前に、肺炎で療養していた沖縄県の玉城デニー知事は27日午後、公務に復帰した。県庁で記者団に「大変ご心配をおかけした。国には対話での解決を求める」と述べた。県敗訴とした代執行訴訟の福岡高裁那覇支部判決を不服として、最高裁に上告したと記者会見で明らかにした。
地方自治法に基づき、国が代執行する初の事例となる。防衛省沖縄防衛局は来年1月12日にも、軟弱地盤がある大浦湾側の工事に着手する。上告審で逆転勝訴しない限り、工事を止められない。
これは元々、行政不服審査法に基づく審査請求から始まった異例な裁判である。
行政不服審査法は、行政から不当な処分を受けた国民の救済を図るという制度なのに、防衛省沖縄防衛局が「私人」の立場で沖縄県を訴え、国である立場の国土交通大臣が是非を判断するという前代未聞の暴挙にでた。
そして、最高裁までもが国の代執行を認めてしまう判決を下した。
「法治国家なのだから沖縄県は判決に従え」と言うが、県の不承認に対し政府が政府に審査請求をして国交相が裁決を下し、県が政府の是正指示に異を唱え提訴しても、最高裁は政府を忖度した判決しか下さない国を法治国家と呼べるのだろうか?
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