検察審「起訴議決」なら、小沢氏が同意を明言(読売新聞) - goo ニュース
民主党代表選(14日投開票)に立候補している小沢一郎前幹事長は3日午前、テレビ朝日の番組で、首相就任後に自らの資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で検察審査会が「起訴議決」を出した場合、起訴に同意する考えを明言した。
小沢氏は「何もやましいことはない。堂々と受けて自分の潔白を主張したい」と強調。「捜査当局が捜査し、不起訴と言ったことについて、一般の素人の人がいいとか悪いとかいう検察審査会の仕組みがいいのかどうかという議論は出てくる」と、検察審査会のあり方に批判をにじませた。
今日、『押尾学』被告の裁判員裁判があったが、この裁判員は、呼び出しをうけて出席した27人に、「不公平な裁判」をするおそれの有無等の質問をし、裁判長が面接において、不適格としなかった中から、くじで6名を選定するのだ。つまり、先入観や偏見を持っていない人を慎重に選ぶのだ。
それに比べ検察審査会は、くじだけで選ばれた11人の審査員が、弁護士である審査補助員の助言を受けて会議を行い、議決を出すのである。先入観や偏見があろうがなかろうが、法律に無知であろうがなかろうが、審査補助員に誘導されようがされまいが、そんなものは一切関係なく、出された議決がすべて『民意』とされてしまうのだ。
それも、非公開で行われ議事録も公開されることはない。
『公訴権の行使に民意を反映させてその適正を図る』為に「検察審査会」があるのだが、それは、検察官の恣意的な判断によって、被疑者が免罪され、犯罪被害者が泣き寝入りする事態を防ぐという役割を有しているのであり、小沢一郎氏の場合のように、検察が一年以上を掛け、秘書を違法逮捕するという前代未聞の捜査までしたのに、「無実(推定無罪)」だから起訴できなかった事件について審査するところではないのだ。
「起訴議決」がなされ、裁判になったとしても「公判」を維持出来るだけの証拠も無く、税金の無駄遣いである。
『茶番劇?』である「検察審査会」は、冤罪を生む為ではなく、免罪をなくす為の制度でなくてはならない。
マスゴミや反小沢派の民主党議員は、この事件を「政治とカネ」問題として取り上げ、「小沢首相」誕生を阻止しようと企んでいる。
なんと卑怯な奴らだ!!