2020.5.1.FRI.
皆さん、こんにちは。
今日は20回目の投稿です。
数日経っても頭痛が治らないので病院に行き、簡単な検査を行いました。「大事は無いだろう。」と思っていたのですが、「要精密検査。」でした。再度訪れた病院で身体中にコードをつけられて行われた検査。それでも「大丈夫だろう。」と思っていた私に先生が重々しく言いました。「脳波に異常があり、運動は危険。空手を辞めて、体育大学でもあまり激しく動かないように。」
わたしは愕然としました。空手も大学もこれからというときに「運動禁止。」とは。また、処方された薬を飲むと頭がぼーっとして身体の活力が出ないようになってしまいました。
1週間考えました。
「どうするべきか。どうしたいのか。」
そして決めました。
「空手も辞めない。大学も目一杯やる。病院にはもう行かない。薬も飲まない。この事は、自分の胸にしまって誰にも話さない。だれにも迷惑をかけない。」
実際、私に何かあれば親は悲しむわけですし、周りの方々も含めて「誰にも迷惑をかけない。」というのは難しかったわけですので、反省が必要な行動でした。
しかし、その後それまで以上に健康に留意する様になり、空手に、大学に全力で打ち込みました。また、以降何か決断が必要な時、一呼吸置いて「この時を逃して後悔はないか。」と考えることが出来る様になりました。今まで当たり前にあった「日常」が当たり前でなくなるかもしれない。目の前の一つひとつの事にしっかりと向き合うようになりました。
おかげさまで現在に至るまで、頭に関するトラブルには遭わずに過ごす事ができています。30年程前に、唯一この件を話したじむちょうー(奥様)に、結婚後「もう一度しっかり検査を受けなさい。」と言われて、大きい病院で精密検査を受けたのですが、結果は「異常無し。」でした。先生は「若い時は脳波が変に出ることもあるんですよ。」とおっしゃいました。診断書を出してもらったのですが、「本物か?」と、じむちょうーにはなかなか信用してもらえませんでした。(笑)
続きます。
押忍。
吉岡智