しばらく更新が止まってしまい、失礼いたしました。
ここ数日は、ピクシブの方に過去の絵やまんがをアップすることを中心にしていました。
過去の絵を色々と確認していたら、小学生や中学生のときに描いた作品も出てきました。
上の絵は小3か小4のとき。
20年以上経った今になって、みたら、それなりに上手いとは思います。
でも、小学生の先生は、ほとんど評価してくれませんでした。
そのため、当時の私は「自分は絵は下手だ」と思っていました。(最近まで)
以前、旦那にそれを話したら、「子供らしくない模写的な絵だから、先生は親が描いたと思ったんじゃない?」と。
たしかに思い当たるフシが・・・。
先生に、「ちゃんと自分で描いてね。」と言われたことがあって、
当時の私は「え?自分で描いたのに・・。」と不思議に思ったことも。
でも、それを言った小3~4の先生は、それなりに私という人間の存在は認めてくれていたから良いんです。
問題は、小5~6の担任。
他の記事でも書いていますが、小5の秋に、私はいじめに合いました。
親友を筆頭に、クラスメイトの女子に、いじめられた私。
そのとき、
「勉強できない馬鹿」
「小5にもなって、アニメやマンガ好きな人だから、こども」
「絵が下手」
と散々さげすまれました。
そして、そのいじめを黙認していた担任、
さらに、いじめていた方の言い分を信じていた担任。
そんな担任だから、当然、私の絵を評価するはずもなく・・・。
でも、当時の私はそんなことも思わず、
「がんばって絵を描けば、いつかは評価してもらえる!」と。
それで、渾身の作品を描きました。
しかし、たまたま、先生のお気に入りの生徒さん(Aさん)と絵の構図が似てました。
そうしたら、いじめをしていたクラスメイトが、
「おまえ、盗んだ!Aさんの絵を真似した!」と言ったのです。
そして、先生は、それを信じて、
「ちゃんと自分で考えて描きなさい。」と私に言いました。
私は、それで、絵についての情熱を完全に失いました。
「もう、いいや。どんな絵を描いたって、私っていう存在が描いているかぎり、
評価されることは一生ないんだ。」と。
それからは、授業で絵は描くものの、もう適当。
さらに、中学1~2年の美術の先生も、相性が最悪で、もういいかげん。
幸い、中3の美術の先生は、ふつうの先生だったから、
それなりに絵はまじめに描きました。
それが、下の絵ですね。
でも、もう、絵の情熱はなく、大学時代まで「私の絵はだれよりも下手」と思ってました。
その話を、先日、実母に話したんです。
私は、そのことは実母は知っているものだと思いこんでて、
「こういうことあったじゃん。」みたいな気持ちで話したんですが、
どうやら、私、言ってなかったようです・・。
それで、母は怒りまくった。
「先生やクラスメイト、ひどい!」と。
それで気が付いたんですが、
母は私がいじめたれたことは知っていたけれど、
学校で具体的にどういじめられたか?を私は一切、実母に話してなかったじゃん、と・・。
数年前に強迫性障害に陥った、きっかけの1つとして、
小学生~中学生時代に、私をいじめた&うらぎった人、のことについて、
実母に悪口を言ったことがあったんです。
そうしたら、「いじめられたことはわかっているが、そこまで言うな!」と怒られたことがありました。
当時は、母は同級生が私にどういうことをしたのか知っていると思いこんでいたので、
「ああ、もう20年以上前のことだから、それを許さない私の心は汚くて弱いんだ・・。
実母は、あの子たちの方をかばうから、私より、あの子たちの方が好きなんだ、大切なんだ。
でも、私は、あの子たち、嫌い、大嫌い!あんなこと、したのは、許せない。
私に冤罪を負わせたのに・・。
でも、許せない私が汚いんだ、そう汚い。きれいにならなきゃ。そうじしなきゃ。手をあらわなきゃ。
私は身も心も汚れている。
だから、娘も、私に懐かない。
キレイにならなきゃ。汚い。私は汚い!!
いじめられた方が悪い?まわりはそう思っているの?
そう、私は汚れている。
うん、そんな私は死んだほうがいい。うん、死のう・・。」
という状態になった、2014年の夏。
でも、そのとき、実母は助けてくれました。それで死ぬのはやめました。
しかし、母はときどき、同級生の近況を私に話します。
「Bちゃんは、2人目の子供ができた」とか「Cちゃんは家を買った」とか。
それで、心のどこかに、
「お母さんは、私の元クラスメイトの方が実母も好きなんでしょ。
そうよね、私は何度も流産して、もう2人目はたぶん、つくれないし、つくる気力もなくなっちゃった。
今は働いていないし、お金もないから、家も買えない。
お母さんは、2人子供がいて、一軒家を買っている娘、がほしかったんだよね。
BちゃんやCちゃんが、お母さんの子供の方がお母さん幸せだったよね。
たとえBちゃんやCちゃんが、いじめをするような人間でも、それでも、
2人目を産んであげられない私よりは、よっぽど、人間的に素晴らしいと実母は思っているんだろうね。
そうね、私は、あの実父に顔も似てるし、性格だって・・。」とはずっと思ってました。
それが、先日、実母はどれだけ、元同級生がひどいことをしたのか?を知りました。
そうしたら、もう、同級生のお話はほとんどしなくなりました。
実母は、BちゃんやCちゃんが私にどんな仕打ちをしたか知らなかったのだから、
その悪口を言う私は「言い過ぎ」に見えたのでしょうね。
でも、そうじゃないと気が付いたのです。
いじめられたとき、それを親に言えるか?言えないよ。
だって、「自分は劣っている」と周りに思いこませられているんだよ!
それで、どうして、それを言える?
やっと、少しだけ、過去から解放された私。
でも、まだまだ、根っこは深い気はします。
いじめを受けた過去は、ある日、心が弱まったとき、
ふいに、死を誘う、という恐ろしい怪物です。