社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について書いています。
歴史模擬授業も展開中♪

鉄道博物館(大宮)と上野動物園に行ってきました

2014年01月19日 22時16分33秒 | 近況報告

この前,娘を連れて,2回目の東京旅行に行ってきました!

 

今回は,鉄道大好き&パンダのぬいぐるみが一番のお気に入り,の娘に合わせ,

鉄道博物館と,上野動物園に行ってきました!

どちらも,娘はすっごく楽しんでました。

(娘の様子などの詳しいことは,こちらのブログだと趣旨がずれるので,育児ブログの方に書きますね。

育児ブログ『育児書にない!』のアドレスはこちら→  http://ameblo.jp/cesar01/ )

 

鉄道博物館は,すっごく大きく,とっても充実した施設でした。

昔の鉄道列車の中に実際に入ることもできるし,当時の座席に座れるところも。

 

色々な年代の電車の中を見ると,

素材や技術の進化だけでなく,人々の生活や習慣・風習も変わっていったのだな,と感じました。

 

たとえば,昔の特急列車にはすべての座席に,たばこの吸い殻入れがあったのを見かけたのですが,

今は,そういう光景は見かけなくなったな~と(一部にはまだ存在しますが・・)。

 

じかに,鉄道の歴史を感じられる,とーーーっても楽しいし博物館でした。

鉄道の歴史は近代の歴史の中で大きなポイントの部分です。

鉄道が,近代の歴史をつくった部分もあります。

 

上野動物園(恩賜上野動物園)で本物のパンダに会えて,すっごく幸せでした!

すーっごくパンダ,好きなんです私。

 

 

上野公園や動物園内を歩いていると,歴史的建造物が当たりまえにあるのも,びっくりしました。

この地域は,色々な人の想いがつまった場所なんだな,と感じました。

 

 

 

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歴史模擬授業(第32回 第二次世界大戦の後)②-3 日本の国際社会復帰と国交回復

2014年01月15日 07時19分18秒 | 歴史☆模擬授業

歴史模擬授業(旧),ついに今回で最終回です。最後までご覧いただき,ありがとうございました!

 

わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを
引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。
不快な気持ちになった方には申し訳ありません。

 

歴史模擬授業32回 日本の国際社会復帰と国交回復

ーーーーーーーーーーー

「さて、サンフランシスコ平和条約独立を果たした日本。

 このあと、日本がどのように国交を結び、国際社会に復帰していったかを見ましょう。」

「はい、」

「まず、1956年に、ソ連との間に、日ソ共同宣言というものを調印します。 

これで、ソ連との国交が回復し日本は国際連合への加盟が実現したのです。

これで、やっと日本は国際社会に復帰できた。」

「国連の要(かなめ)にソ連がいたから、ソ連が許さなきゃ、なかなか日本は国連に入れなかった

だろうからね。(予想)」

「戦争が終わって、10年以上、国際社会復帰にかかったんだね・・。

それだけ、日本が戦争で失ったものは大きかったんだ・・。」

「そうね。だから、失うのは一瞬だけど、それを回復するには時間がかかる。

人間関係や信頼なども同じね。

日ソ共同宣言・日本の国際連合の加盟は、セットで覚えましょう。」

「はい。」

 

「そのあと、日本はどんどん豊かになってきます。

豊かになり、安全である、と見なされれると開くことができる国際的な行事も、

ついに日本で行えるようになります。

それがオリンピックというもの。」

「あ、たしかに、ずっと戦争ばかりしていたり、お金がない国で、

オリンピックを開くのはむずかしいもんね。

施設をつくるお金がない、とか、オリンピック出場選手も命の危険にさらされるとかだったら、

危ないもんね。」

「だから、日本でオリンピックが開けるというのは、それだけ、

国際的に、安全で豊かになった国と認められたわけです。」

「ほえー。」

「最初に日本で開かれたオリンピックの会場は東京

この東京オリンピックと同じ年の1964年に、開通したのが、東海道新幹線

新幹線は1964年に初めて開通したんだけど、これは、オリンピックで海外からも国内からも

多くの人が東京に訪れるから、その人たちが一気に早く移動できるように、とね。」

「ほえー。」

「たいがい、大きなイベントがあると、新しい鉄道が開けたりするものね。

何年か前の愛知万博でも、万博会場に行けるように、

「リニモ」がつくられたりしたのを覚えてるよ。」

東京オリンピック東海道新幹線開通セットで覚えましょう。」

「はい。」

 

「東京オリンピック開催の翌年に、日韓基本条約を結び、韓国とも国交が回復しました。」

「今度は韓国とも。」

「そして、1968年に小笠原諸島が、 1972年に沖縄

アメリカから日本に返還されました(日本の領土に戻りました)。」

「戦争が終わってから20年以上もたってからだったんだね・・。」

沖縄が日本に返還された年と同じ年に、日本は中華人民共和国とも国交を正常化できたのです。」

「中国ともやっと国交が!」

「このときに出した声明を、日中共同声明と言います。」

「そうなんだ。」

「社会主義のソ連とも中国の2つの大国と、日本が国交を回復できた(できそうな)状態で、

日本が経済的には成長して、1つの国として国際的に認められるようになったからこそ、

もう日本は資本主義国として生きていくのだろうと確信し、

アメリカは沖縄を日本に返還できたんだろうね。(予想)」

日中共同声明(および中国との国交回復)と沖縄の返還もよくセットで出るので覚えましょう。」

「はい。」

「今回は、セットで覚えるのが多い気がする。」

「うん。多い。でも、丸暗記はしないように。因果関係を考えて覚えましょう。

 

◎社会主義のソ連が認めなきゃ国連に入れない。

→だから国連に日本が加盟できるのはソ連との国交回復が必須。

→1956年 日ソ共同宣言&日本の国際連合加盟

◎東京オリンピックは多くの人が東京におとづれるから、交通機関が発達

→1964年 東海道新幹線の開通&東京オリンピックの開催

◎日本が、ソ連につぐ社会主義の大国の中華人民共和国と国交が回復する(回復するきざし)が

 ないと、自分の持っている日本の領土を日本に返せない、とアメリカは考えていると予想

→1972年 沖縄の返還・日中共同声明

 

というように、関連付けて覚えましょう。」

「はい。」

「あと、中国とは、日中共同声明を発表した6年後の1978年に日中平和友好条約が結ばれ、

経済や文化の面でも交流が深まりました。」

「おお。」

「このように日本が国交を回復していく間に、世界では、アメリカとソ連の対立する冷戦が続き、

一時は第三次世界大戦が起こりそうな緊張状態になったりしました。

そして、冷戦の象徴だった、ドイツのベルリンの壁というものが崩壊し、

1990年に東西に分かれていたドイツが統一し、ドイツは資本主義になりました。

次いで1991年に、ついに、ソ連が崩壊します。」

「え・・。」

「これにより、冷戦は終わり、時代は新たな時代の幕開けとなっていくのです。」

「社会主義が負けたってこと?」

「負けた・勝ったということではありません。

 

たとえば社会主義の中華人民共和国の経済成長は現在すさまじい勢いを見せています。

ただ、1991年のソ連の崩壊によって、

社会主義・資本主義の激しい対立は終わったということになります。」

「そうなんだ・・。」

 

「そして、今度は、新たに、宗教対立、石油の利権をめぐる対立、

1945年の戦後からおこっている中東(イラン・イラクやイスラエル・サウジアラビアなどがある国々)と

アメリカ・ヨーロッパの関係などがからみ、

湾岸戦争イラク戦争などの新たな戦争がおきていくことになり、

日本も世界の中でのように動いていくかが、今後の大きな問題になります。」

「そうなんだ・・。」

 

「これで、昭和時代の勉強は終わります。(昭和時代は、明確には、東西ドイツ統一前の1989年までです。)

歴史の勉強もこれでひとまず終わります。」

「先生、いままでありがとうございました。」

「私こそ、ありがとう。私の授業をずっと続けてまじめに聞いてくれて。

少しでも、この勉強が君たちが未来を切り開いていく力になればうれしいよ。」

「うん、がんばります!」

「ではでは、第一部終了!みなさまお疲れ様です!」

「へ?第一部?」

「うん。第一部♪

第一部は、私立中入試を受ける小学生で習う話を中心に、

小・中学生用の勉強内容を行いました。

しかし、中学生は、大航海時代・宗教改革・市民革命・ベトナム戦争・中東戦争など、

世界の歴史もたくさん習うのです。

そこをすっ飛ばしたので、第二部では、世界史の中学生内容を行っていきます!」

「おお!ってことは、私たちはどうなるの?」

「一緒に進級しちゃう?」

「うん、するするする!いざ、数年後の世界へGO!」

「たいむわーぷ!」

ーーーーーーーーーーーーーー

長い間、応援して頂き、まことにありがとうございました。

第二部では、第一部に付け加える形で、中学生の世界史の内容を行っています。

「新☆歴史模擬授業」という名で連載中です。(2014年1月現在,市民革命まで)

ではでは、これからもよろしくお願いいたします。

 

 

「長らくご覧いただき,ありがとうございました。」

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歴史模擬授業(第31回 第二次世界大戦の後)②-2 国連成立・冷戦と日本の独立②

2014年01月13日 07時51分44秒 | 歴史☆模擬授業

歴史模擬授業(旧)第31回です。

 

わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを
引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。
不快な気持ちになった方には申し訳ありません。

 

歴史模擬授業31会 国連成立・冷戦と日本の独立2

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「では、今日は冷戦下の日本とアジアの動きを見ていきましょう。」

「はい。」

 

「日本がGHQの占領下におかれている、1949年に、ある大国が社会主義国家になったのです。」

「え?」

「それが、中国。当時は、資本主義中華民国という国だった。

しかし、戦後、蔣介石(しょうかいせき)率いる資本主義の国民政府と、

毛沢東(もうたくとう)率いる、社会主義の中国共産党が対立し始め、

中国共産党が勝ち、ついに1949年に社会主義国である中華人民共和国をつくりました。

(国民政府は台湾に移りました。)」

「そうだったんだ・・。」

「そうすると、資本主義のアメリカはよけいあせるよね。」

「そうだよね・・。面積ナンバーワンのソ連、人口ナンバーワンの中国が社会主義になったってことだもんね。

それに、そうなると、他の国もどんどん社会主義になっていく可能性が高いし。」

「また、中国のお隣、朝鮮も、日本の支配から解放され、国内で資本主義勢力・社会主義勢力で

対立を深めていました。そして、1950年に、戦争が始まります。それが朝鮮戦争というもの。」

「戦争が始まってしまったんだ・・。」

「アメリカもソ連もそれぞれの勢力を支援します。

最終的に決着がつかず、1953年に休戦協定が結ばれ、

北緯38度線を境に、北は、社会主義朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、

南は、資本主義大韓民国(韓国)と、朝鮮は2つに分かれてしまいます。

(各々の国は朝鮮戦争以前に成立しています。)」

「・・・・。」

「本来1つの国だったのが、考えの違いで2つの国に分かれてしまったのね・・。」

「でも、その責任は日本にもあるよね・・。ずっと朝鮮を占領していたんだから・・。」

「朝鮮戦争は休戦しているだけで、まだ終戦していません。

だから、まだこれからもこの対立は終わっていないんです。(2014年1月現在)」

「すごく難しい問題だけど、日本にも関係あることだから、目をそむけず、少しでも良い方向に向かうよう、

ぼくなりに考えたいな。」

「そうね,考えることって大切だよね。」

 

「また、この朝鮮戦争が皮肉なことに、戦後直後の日本を地獄の底から抜け出すきっかけを与えたのです。」

「え・・?」

「日本と朝鮮半島って近いでしょ。また、ソ連は朝鮮半島と隣接しているでしょ。

そうすると、アメリカは、ソ連と比べて不利でしょ。自分の国から軍需品を持っていくのだと

時間もかかるし大変。

そこで、朝鮮戦争で日本はアメリカからの大量の軍事品の注文を受けることになり、

戦後の最悪の不景気から抜け出すことができたの。」

「そうだったんだ・・。」

「戦後すぐの日本は、焼け野原で住むところもない人が多い、働く場所もない、という

とても厳しい状況だったの。」

「・・・。」

「このように、朝鮮戦争による日本の好景気を、特需景気(とくじゅけいき)と言います。」

「特別な状況下での需要によって良くなった景気っていう意味ね。」

「また、アメリカは、あることを恐れたんです。

ソ連・中国が社会主義になり、朝鮮でも社会主義・資本主義の対立がおきている。

ソ連・中国・朝鮮に近い日本だって、いつ社会主義になるかわからない。

もし日本国内は資本主義での独立を望んでも、

いつ社会主義の国が攻めて、日本も社会主義の一員になるかわからない。

だから、日本国憲法で平和主義を掲げ、一切の戦力をもたないとしたとしても、

自分の国を守る程度の力は必要だろう、と思った。

そこれで、アメリカの命令で、日本で警察予備隊というものがつくられました。

これは、現在の自衛隊の前身になります。」

「え、自衛隊ももともとは、朝鮮戦争がきっかけだったんだ・・。」

「うん。自衛隊は、自分の国を守るためだけの組織なので、軍隊ではない、という考え方に基づき

成立しています。正当防衛の精神ね。

ただ、自衛隊は憲法違反なのではないないか、という論争もあり、それはいまだに決着しません。」

「そうなんだ・・。」

「そして、朝鮮戦争の最中、アメリカは日本をさっさと資本主義の国として独立させてしまおう、と

考えます。

そこで、1951年に日本と、アメリカ率いる連合国(資本主義諸国)は講和会議を開き、

日本の独立を約束した、サンフランシスコ平和条約を結びます。」

「そうだったんだ!」

「ただし、完全に日本が独立した状態になったということは、ある意味、社会主義諸国に

ほぼ丸腰の状態。そこで、サンフランシスコ平和条約を結ぶと同時に、

引き続きアメリカ軍が日本に駐留(ちゅうりゅう:居座ること)することを認めるとした

日米安全保障条約を結びます。」

「え・・。」

「この日米安全保障条約は、アメリカ軍事基地の問題にからんでいて、これも未だに続く論争の1つです。」

「この時代は、現在まで続く問題がたくさん出てくるね・・。」

「また、日本は独立したといっても、当時は,小笠原諸島沖縄は依然としてアメリカの領土でした。」

「・・・・。」

サンフランシスコ条約日米安全保障条約セットで覚えましょう。

これは、よく入試で出ます。

たとえば、サンフランシスコ平和条約に線が引いてあり、

「この条約といっしょに結ばれた条約は何か?」と聞かれたりね。

また、条約の内容も聞かれることがあるので、内容も一緒に覚えましょう。」

「はい、用語だけの丸暗記はしないよう理解して覚えるようにします。」

「そういうことね、がんばって理解して覚えましょうね。」

「はい。」

「ではでは、独立した日本はこれから国際社会の中に入っていきます。

しかし、戦争で失ってしまった信頼や、国交などを回復するには、

これから何年もかかっていきます。

それを次回、見ていきましょう。ではでは、起立・礼。」

 

「ありがとうございました。」

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「塾講師になって覆った価値観」シリーズ 第2回「生徒をやる気にさせる方法は?」

2014年01月12日 22時22分25秒 | 先生としての姿勢・やり方・豆知識

更新が止まっていたシリーズ

「塾講師や家庭教師になったあとで自分の価値観が絶対じゃないんだ!と痛感したこと」

をまたシリーズ再開したいと思います

 

自分の価値観や生き方以外を認めない講師(教師)もいます。

時にはそのような塾講師(教師)が生徒からはかっこよく見えることもあるのですが,

それはその生徒の価値観とその塾講師(教師)の価値観が似ているときだけで,

それでないと,その塾講師に生徒は押しつぶされることもあります。

 

私も大学生のときの塾講師バイトとときや,塾講師(正社員)1年目は,

自分の価値観を押し付けてしまって,それにより生徒さんと溝ができてしまったことがありました。

 

生徒さんには,いろんな家庭事情・価値観があります。

それを理解したうえで,授業・生徒対応をするのが大切だと思います。

 

 

第2回は,「自分がどのようにしてやる気になったか?」です。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「塾講師になって覆った価値観」シリーズ

第2回 「生徒をやる気にさせるには?」

 

 「生徒に勉強にやる気を持たせ,成績をあげ,志望校に合格させる」

ーこれが,塾講師の仕事の中で最重要な使命の1つだと思います。

 

どれだけわかりやすく講師が教えても,生徒さんがやる気がなければ,成績はあがりません。

 

では,生徒さんに「やる気」を出させるにはどうすればいいか?

 

これって,すっごく難しいことなんです

 

1年目のとき,これが一番苦労しました。

 

ドラマのように,

「先生のある1つの言葉で感銘を受けて,生徒がかわった!」とか

「先生の熱意が,クラスの雰囲気を変えた!」とか

そんなに頻繁におこるものではないと・・。

 

でも,塾講師になった人の中には,その塾に入ったときに先生の言葉に感銘を受け,

やる気を出し,それで成績があがって・・・という経験のある人も多いと思います。

 

実際に私がそうでした。

 

私の場合,中学に入って母に教えてもらって,成績があがったのですが,

高3の塾での夏期講習で,初めて受けた世界史の先生の授業で

「歴史は地図を見ながら勉強すればすんなり流れが理解できる!」という

1声で,今までの社会の勉強方法を180度変え,一気に世界史の成績があがり,社会の塾講師になり

現在,世界史フリークになり・・,と。

 

だから,塾講師になったとき,あのときのような感動を生徒さんに与えたい!と思い,

「社会とはこういうものだ!」と最初の授業で話したのですが,

多くの生徒さんは「しらー」という態度でした。

「それよりも問題演習をはやくしてよ!」という意見も出されました。(私に直接,ではく,校舎長に,ですが。)

 

1年目は,生徒さんにやる気を出させるにはどうすればいいか?がすごく悩みでした。

 

校舎長に,「生徒に怒れ!」「厳しい態度をしろ!」「たくさん問題をやらせて,成績をあげて,それでやる気にさせろ!」と

毎日のように怒られました。

 

最初は,長年,塾講師を勤めてきた校舎長のことばを信じ,彼の言うとおりの指導もしたのですが,

自分が納得していない指導方法のせいもあり,ことごとく失敗

怒っても,心の底から怒っていない,まねごとの「怒り」だったから,生徒さんに見透かされ,

かえって「怒るしぐさ」をしても,バカにされ・・・。

「くすくす」と笑ったり,生徒同士で目を合わせて私をバカにした目で笑ったり・・・。

小5のときに,私をいじめた同級生と彼らは同じ表情をしていました。

 

それでも,「生徒に怒らない,と,校舎長に怒られる」という恐怖感と,

「怒ることがやる気につながる」という指導方法を信じ,1年間はそれを貫きました。

 

・・・しかし,1年目の入試結果は,今思い返しても,生徒さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

中3の生徒さんは第一志望校に受かった子が多かったのですが,

入試近くになると私の授業をボイコットする子もいて,

「授業料を払っているのに,それが無駄になってしまう。私の授業が彼らには邪魔だったのね・・。」とショックでした。

 

小6(私立中受験生)は,私の授業をボイコットをする子はいなかったですが,

私の授業をまじめに聞かない子も多く・・。

そういう態度の子のほとんどは,第一志望校に受かりませんでした。

 

私の授業がいたらないばかりに・・,怒ることが上手にできなかったために・・,

と,とても自分を責めました。

 

また,私のことを信じて,授業を聞いてくれた生徒さんの1人A君が,確実に受かるはずであった学校に落ちてしまったこと,

私としてはとてもショックでした。

 

しかし,その生徒さんが志望校に落ちたとき校舎長が言った言葉で,

私は,自分が間違っていたことに気がつきました

 

「今回は,君たち(私と,私と同じ新人の子)が,なさけない指導をしていたから,

多くの子が第一志望校に受からなかった。とくにAには申し訳ない。

これから君たちがすべきことは,次の受験生を第一志望校に受からせること。

それをAも望んでいる!」と校舎長は言いました。

 

私は,「ちがう!」と思いました。

 

「A君は,そんなことは望んじゃいない!A君の望みは,自分が第一志望校に受かることだ。

他人が第一志望校に受かることではない!校舎長が言っているA君の望みは,A君のじゃない,

あなた(校舎長)の(望み)だ。」と。

 

そう思ったら,

「私は,なぜ,校舎長の言うことをすべて正しい,と信じていたんだろう。

彼は,とても自分勝手な考えで,人を見ているではないか?人を見下しているじゃないか!

自分の価値観が絶対で,自分を通してしか生徒を見ることができないのではないか?」と。

 

そして,

「私が一番のミスは,この校舎長を『正しい』と信じたことだった!」と。

 

校舎長の言うことが間違っているとは言いません。

でも,校舎長以外の考えが間違っているとも思わないのです。

 

「怒ること」「厳しくすること」は,数ある手段の1つであって,それが絶対ではない。目的でもない

 

目的,「生徒をやる気にさせ,第一志望校に受からせること」

そのためには,「授業をしっかり聞かせること・学習内容を理解させること」。

 

それをさせるための手段は,「怒ること」「たくさんの問題をとにかく解かせること」が絶対ではないのです。

校舎長は,「怒ること」「多くの問題演習」という手段で,

目的である「生徒をやる気にさせ,第一志望校に受からせること」を果たせばいい。

 

でも,私は違う。

 

私は「怒ること」では,真の信頼関係は生まれないと思う。

「先生に怒られないようにするために勉強する」といいうのは,逃げの姿勢での勉強になり,

第一志望校に受かっても,「勉強」は「嫌なもの」という負のイメージが生徒には一生付きまとってしまうから・・。

私は,勉強は「楽しいもの」であり,「人生を豊かにするもの」として生徒に伝えたい。

 

じゃあ,全く怒らないのがいいのか?というとそうではない。

 

「怒ること(しかること)」は,その行為が「悪いこと」だと伝える手段である。

だから,宿題を何度も忘れたり,人をバカにしたような発言,差別的行為をした,などの場合は,怒らなければならない。

ここで怒らなければ,生徒は自分がした好意を「やっても良いこと(大丈夫なこと)」だと思ってしまうから。

それは生徒の人生にとってプラスにならない。

「大人になる」ということは,「善悪の区別がつく」こと重要であるから。

 

じゃあ,私は生徒をやる気にさせるにはどういう手段をとると良いのか?と考えました。

それは,「自分らしさ」を出すことと,自分が「授業をすることを楽しむ」ことだと。

 

私は,とりあえず,「歴史バカ」で「マンガやイラストを描くのが好き」で「天然ボケ」を貫いた授業をしよう。

そして,

本来の性格である「おおらか」で「色気がなくおっさんくさく」,

「よくわからないが,とにかく勢いはある」という姿勢をどんどん見せよう!と。

 

それをしたら,2年目から,完璧にはいかないにしても,

なんとか多くの生徒さんに「やる気」を与えたという実感がありました。

さらに,「先生のおかげで社会が好きになった!」という生徒さんもいて嬉しかったです。

 

生徒さんをやる気にさせることはすごく難しい。

新人時代は,困った時,「手段」に頼ろうとしがちだけど,

その「手段」が自分に合っているものか一度見直した方がいいかもしれません。

大切なのは「目的」。その「目的」を果たすために,自分が一番やりやすい「手段」を考える,

それが成功の近道かもしれません。

 

 

 

 

注意:こちらはあくまで一例です。

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歴史模擬授業(旧)を終えて

2014年01月11日 22時43分07秒 | メッセージ

無事,先日,「歴史模擬授業(旧)」の編集が終了しました。13日,15日の朝7時間代に残りの2つの記事をアップ予定です。

(すべてアップした,と書いてしまっていたので,訂正いたしました。申し訳ありませんでした。)

2年前に書いた記事を読みなおしながら,編集し,アップしていたのですが,

教育業界から1年以上離れていると,だいぶ,無意識にできることは失われていたんだ,と感じました。

 

「あれ~?こんなことってあったっけ?」と。

 

現役時代には,教科書やテキストを見なくても,すべて教える内容は頭に入っていて,

ペラペラしゃべることができたんですが・・・。

 

やっぱり,ずっと仕事を続けていないと,どうしても腕はなまってしまうんですね。

 

でも,その仕事を辞めてでも,子供がほしかったから,それは覚悟の上,しょうがない!

 

20代のときほど,すぐに覚えられないかもしれないけど,

もし仕事で復帰することができたら,まだ努力したいな,と思います。

 

 

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歴史模擬授業(第31回 第二次世界大戦の後)②-2 国連成立・冷戦と日本の独立1

2014年01月11日 07時25分57秒 | 歴史☆模擬授業

歴史模擬授業(旧)の続きです。

わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを
引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。
不快な気持ちになった方には申し訳ありません。

第31回 第二次世界大戦後 国連成立

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「前回は第二次世界大戦を行いました。

今回から,その第二世界大戦後のお話を何回かに分けてお話します。続きをば。」

「はい。」

「日本が戦争をしているとき、またその後連合国軍の支配におかれ、民主化改革が行われているときに、

世界では、国際連盟に代わる新たな、平和を守る国際機関である国際連合が成立していました。

1945年4月に、国際連合がつくられることが決まり、戦争がおわったあとの、1945年10月に

51か国が参加して、国際連合が成立しました。」

「え・・、第二次世界大戦・太平洋戦争中にもう国際連合をつくることを連合国は決めていたんだ・・。」

「そういうことになるよね・・。

 国際連合の本部はアメリカニューヨークにあります。」

「本部はアメリカになったんだ。」

「国際連合は、国際連盟での反省を生かし、武力制裁を行うこともできます。

また、国際連合の中心を担うものに、安全保障理事会というものがありますが、

その理事会の常任理事国と呼ばれる強い5つの国があります。

それが、戦争で勝った方の国である、アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国(成立当初は中華民国)。」

「ほえー。」

 

 

「さて、質問。

  この国際連合が成立したときに、日本は国連に参加できたかな?」

「え?どうなんだろう?」

「考えてごらん。成立したときは日本はGHQの支配下にあり、戦争の敗戦国であったんだよ。」

「あ、入っていない。」

「そうなんです。日本は入っていません。ではいつ、入れるかが、あとで出てきますので、

覚えておきましょう。」

「はい、わかりました。」

 

 

「では、次にいきます。

実は第二次世界大戦が終わったあとから、

経済の考え方(価値観の違い)において、世界が2つのグループに分かれ、

対立するようになります。」

「え?え?」

「その対立する2つの経済の考え方とは、資本主義社会主義。」

「あ、ロシア革命のときにならったやつだ!」

「そう、よく覚えているね!すばらしい。」

「資本主義が資本家(社長・会社)を中心とした「自由」に重きをおきた考え方で、

 社会主義が、労働者に中心とした「平等」に重きをおいた考え方だったね。」

 

「そうです。すばらしいよ、よく理解しているね。戦後には,

この資本主義の中心がアメリカ、そして社会主義の中心がソ連という図式になるの。」

 

「世界初の社会主義革命をおこしたロシア革命でソ連という国になったから、

社会主義の中心がソ連になるのかな?」

「イギリスなどのヨーロッパの国々も多くは資本主義なんだけど、

2度の世界大戦で疲れはてちゃって、戦後で力が一番残っていたのはアメリカなんだよね。

なにせ、この時点では一度もアメリカは本格的に本土を攻撃されたことがなかったんだから。

(ハワイの攻撃など、一部被害にあったところはあります。)」

「そうなんだ・・。」

「で、第二次世界後に、やっと、多くの植民地が独立するようになった

しかし、そのときに、資本主義VS社会主義の状態でしょ。

 

 

そこで、独立する際に、資本主義で独立するの?社会主義で独立するの?という問題が出てくる。

 

国内でも、どちらで独立するかで争うようにあったところがあった。

 

そのときに、アメリカとソ連がそれぞれ、国内のそれぞれの社会主義勢力、資本主義勢力を応援し、

戦争に発展するんです。」

「また、戦争が・・・。」

「その戦争の例として、朝鮮戦争ベトナム戦争があります。

このように、

アメリカとソ連が直接戦火を交えないで、他の国を介して対立する状態のことを

総称して

 

冷たい戦争(もしくは、冷戦

 

と言います。」

 

「大元の国であるアメリカ・ソ連が直接戦火を交えないから、冷たい、という言葉が使われるんだ。」

 

「そういうことね。

もともと、このアメリカ・ソ連の対立は、第二次世界大戦のドイツの戦後処理で

利害調整が難しくなったことから始まったそうよ。」

「あ・・、それは、戦争中のところで習った覚えがあるよ。」

「また、よく東側・西側、という言葉が使われるので説明しておきます。

 このソ連・アメリカの対立(冷戦)の影響で、ドイツが東・西の2つに分断され、東側をソ連、西側をアメリカが

占領し、そのあとで、独立させました。

このドイツを境目にして、東側はほぼ社会主義、西側がほぼ資本主義の国に

分かれるので、西側=資本主義、東側=社会主義、という意味合いがあります。」

「そうなんだ・・。」

 

「では、この冷戦下で、日本はどうなっていくかを次回みていきましょう。」

「はい。」

 

「では、今日はここまで。次回は日本の独立と、国際関係を行います。ではでは、起立・礼。」

 

「ありがとうございました。」

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わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを
引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。
不快な気持ちになった方には申し訳ありません。

 

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歴史模擬授業(第30回 第二次世界大戦の後)②-1 戦後の日本の民主改革

2014年01月09日 00時13分02秒 | 歴史☆模擬授業

歴史模擬授業(旧)の続きを久々に更新いたします。遅くなってしまい申し訳ありません。

詳細は,前の記事をご覧ください。

※わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを
引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。
不快な気持ちになった方には申し訳ありません。

 

第30回 第二次世界大戦後その1 戦後の日本の民主改革

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「では、今回は第二次世界大戦後の歴史を見ていきましょう。」

「この時代って、わたしたちのおじいさん・おばあさんやお母さん・お父さんたちが

もう生まれていた時代なんだよね。この時代を知れば、お母さんたちと色々お話できるかも。」

「そうね。私も母や祖父から戦後の生の話を聞いて(祖父には戦前・戦争中の話も)色々と考えさせられたわ。

だから、機会があったら、ぜひ、その時代を生きた人たちに聞いてみてね!」

「はい!」

 

「今回は、戦争直後の日本を見ていきます。

戦争中の日本は、「戦争は良いもの」として、戦争中心の生活をしていました。

また、軍部の独裁がおこなわれ、民主主義の精神は失われつつありました。」

「そうだったね・・・。」

「それで、戦後の日本を、連合国民主化改革をしていくことになります。

日本が降伏したあとは、連合国軍が日本を占領しました。

そのさい、連合国軍の最高司令官となっていたのは、アメリカマッカーサーという人でした。」

「マッカーサーという名は聞いたことがあるよ。」

「そして日本は、連国軍総司令部(GHQ)の指示のもと、民主化を行っていきます。」

「民主化が行われたんだ。」

「戦争のためにすべてをつくせっていう状態に日本はだんだんとなっていったもんね。」

 

連合国軍総司令部(GHQ)は、日本の軍隊を解散させます。

また治安維持法を廃します。

そして、1945年、選挙法が改正されて、ついに、女性にも選挙権が与えられるのです。」

「おお!戦後になってついに女性に選挙権が!」

満20歳以上の男女に選挙権が与えられました。」

「あ,年齢制限も下がった。25歳から20歳に。」

「この選挙権の条件は、よく入試にでますので、よく覚えておきましょう。」

「はい。」

 

「また、さまざまな分野の民主化が行われます。

 

経済での民主化は、財閥解体(ざいばつかいたい)という改革が行われます。

当時の財閥は、戦争に協力的だったので、財閥を解体すること(財閥という大きな存在をなくす)で、

戦争に結びつきやすい勢力を少しでも減らそうとしました。」

「そういえば、昭和時代の戦前で財閥は戦争に協力的な方だったと言っていたね。」

 

「また、農業の方でも、農地改革(のうちかいかく)というものを行いました。

これは、地主のもつ小作地に大部分を政府が強制的に買い上げ、

土地を持たない小作人に安く売り渡すようにした政策なの。」

「ほえー。」

「農地改革のおかげで、土地をもたないで農業をやらされていた人々(小作人)が

、自分の土地をもって農業ができるようになったの。

教科書的に言うと、小作農の多くが自作農になった。」

 

「つまり、大きな組織や、一部だけお金が集中していたという、貧富の差が激しい戦前(~戦中)の状態から、

 みんなでがんばろう!としたのね。」

「まさに、みんなでがんばる、ってのが民主主義らしいね。」

 

「また、労働の条件も良くなりました。

労働者が団結して不利な条件と戦うことができるとした労働組合法や、

労働条件の最低基準を定めた労働基準法などが定められたりね。」

「ほえー。これで、つらい強制労働からやっと抜け出ることができたんだね。」

 

「ほかにも、教育の民主化が行われました。

教育基本法が定められ、戦争を中心とした教育から、民主主義の教育になりまいsた。

また、義務教育が9年に伸び、男女共学、6・3・3・4制(小学校6年、中学3年、高校3年、大学4年という制度)

などもできました。」

「まさに今のような教育の形になったんだね。」

 

「そういうことね。

あと、とても重要なものが定められます。」

「?」

「どんなに民主化していっても、国の中心となる基本となるきまりが民主化できていなければいけない。」

「国の中心となる基本のきまり・・、あ、憲法?!」

「そう、憲法。憲法も、民主化され、新しい憲法が定められます。

それが、日本国憲法(にほんこくけんぽう)。

日本国憲法は、1946年11月3日公布され、翌年の1947年の5月3日施行されます。」

「公布?施行?」

「公布っていうのは、国民にその内容を公表すること。施行とは、そのきまりに従って実際に動くことです。」

「なんで、公布してすぐ施行しないの?」

「ほら、今までと全然違う決まりだから、勉強したりする必要があるのよね。」

「あ、そっか。だから、半年後なんだ。」

「日本国憲法の公布・施行の年月日はよく出るので覚えておきましょうね。」

「はい。」

「あと、日本国憲法には3大原則という、3つの柱があります。

それが、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義です。」

「ほえー。」

国民主権とは、主権は国民にある、ということです。

つまり、民主主義の考えの基本で、国民中心の政治を行う、ということになります。

 

基本的人権の尊重というものは、人間が誰しも生きるためにだれでも持っている権利です。

「平等」に、「自由」に生きる権利があり、だれでも、政治に参加もできるし、裁判も受けられるし、

最低限の生活を営む権利だってあるでしょ。そういうすべての権利をひっくるめて基本的人権と言い、

それを尊重したのです。

 

平和主義は文字で大体の内容は予想できるかな?

今までの戦争中心の考え方から180度かわって、戦争をしない!とした考え方なのです。」

「ほえー。」

「この三大原則もよく出るから覚えましょう。」

「はい。」

 

「で、このGHQによる民主化が行われていたときは、日本は日本ではなく、連合国軍に占領されていました。

しかし、数年後に日本は独立します。それには、国際的な問題がからんでくるのです。

あらたな戦争状態の幕開けです。」

「え・・・。戦争は終わったのでは・・。」

 

「では、今日はここまで。次回は日本の独立と、国際関係を行います。ではでは、起立・礼。」

 

「ありがとうございました。」

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わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを
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歴史模擬授業をご覧になる方へ

2014年01月09日 00時11分32秒 | 歴史☆模擬授業

歴史模擬授業(旧)です。

下書き保存していたまま放置していた昭和時代を,何回かにわけてアップしています。

 

 

さて,歴史模擬授業は中学受験でよく出る時代の歴史分野の授業です。

 

今回は,昭和時代です。

今回はそのことについての授業をさせて頂きたいと思います。

文字数の関係で授業内容は別記事でのアップになります。

 

 

ーーーーーーーーーーーー


 <歴史模擬授業について>

「歴史模擬授業」という記事を更新していきたいと思います。

これは実際の授業形式を文字であらわしていこうというものです。

劇の台本みたいな感じになると思います。。

読むときに、

 

 →先生、

→生徒その1(ひなちゃん) 

→生徒その2(はむちゃん)

→生徒その3(ねこちゃん)

 

だと思って読んでください。

(みんな、びっくりするぐらいいい子ですが、そこはご勘弁を・・)

また、設定は、私立中学受験をする小5~6年生の授業(塾)だと思ってください。




今回は文字数が最大数を超えてしまいそうなので、もう一つ記事を作ってアップさせていただきます。

わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを
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不快な気持ちになった方には申し訳ありません。

 

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時事問題対策について 愛知県私立中入試

2014年01月01日 23時12分49秒 | 私立中学入試について

  今回は,入試時期が近づいてきているので,過去の記事を再編集しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

愛知県の私立中学の社会では、時事問題が出題されることがあります。

毎年のように時事問題を出題される学校、

ときどき出される学校、

今までは出されてはいない学校(でも今年も出ないという保証はない)・・など様々ですが、

時事問題に関しては、最低限の時事問題を勉強して、

あとは今まで習った社会の内容に重きを置いて勉強しても、

大きな痛手にはならないと思います。

(まったく時事対策をしない、というのは危険ですが、時事ばかりに目がいって、

社会の今までの内容を入試直前のこの時期にまったく勉強しないのはもっと危険です。)

ニュースで出るような時事用語そのものを答える問題は、1~2問(多くて5問程度)になります。

その時事用語は、

日本の現在の内閣総理大臣の名前や

アメリカなどの日本に大きく関係する国の大統領・首相の名前

大きな災害や事件

新しく導入された制度や、

ニュースでよく聞く言葉

国際的な行事や会議やニュース

などがほとんどです。

 

 

あまり知らない言葉が出たり、予想以上に時事問題が出ても、ほかの人もほとんど正解しないので、

ほかの分野でちゃんと点数を取っていれば大丈夫でしょう

 

 

また、それよりも、今年度(去年4月~現在)までで話題になったニュースに関連する、

すでに習った社会科の内容の方を勉強した方が、点数がとれる可能性が大きいです

 

 

それでは入試がんばってください!応援しています。

※ただし、上記の内容は、あくまで私の予想なので、参考程度にとって頂くようにお願いいたします。

 

 

 

 

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あけましておめでとうございます

2014年01月01日 23時10分21秒 | メッセージ

あけましておめでとうございます!

昨年はたくさんのアクセスありがとうございます。

今年もたくさん更新できるようがんばります!

勉強と教育のことを考えるとやはり落ち着きます。

ではでは今年もよろしくお願いいたします。

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