愛知県の私立高校入試が近づきつつあり、不安でしょうがない方もいらっしゃると思います。
また、過去問を解いて、
「全然解けない!」「合格点に達していない!」と絶望的な気分になる方もいらっしゃるでしょう。
このような気持ちになるのは、合格の第一歩だと思うと少しは気が楽になるかもしれません。
逆に、過去問を解かずに受験するほうが怖いですし、解けていないのに解けた気になっているほうが危ないです。
私立は学校で習っていない問題やクセのある問題を出してきます。
学校で習っていない問題は解ける子はごくわずかで、その問題が解けなくても、点数をとるべきところでしっかりと点数が取れていれば、合格の可能性は高いです。
ですので、今は、「解かなくても大丈夫なところ」と「解くべきところ」の見分けをつけ、確実に点数を取ることの努力をしたほうが好ましいです。
また、つい難しい科目や理数系(数学・理科)に気持ちが行きがちですが、入試というのは5教科(学校によっては3教科。)の合計で合否が決まります。
(ただし、各教科の足きり点はある可能性もあるので0点にはならないようにしたほうがよいです。)
なので、5教科をまんべんなく勉強し、確実に点数を取れる科目に力をそそぐ努力をしたほうがよいかもしれません。
そして、「当日に合格する点数を取ればいいんだ!だから、過去問を解いて合格点に達していなくても、それに一喜一憂しないで、とにかく過去問を解いて、点数をとるべきところで取るようにしよう!」という気持ちに切り替えたほうが、やる気もでますし、精神的にも楽になると思います。
私も、過去問では一回も合格点に達しなかった学校が当日は点数がとれて合格したこともありました。(ただ、その間にめまぐるしい勉強量でした・・)
なので、過去問で合格点に達していないから駄目ってことはありません。
とくに私立は内申が大きく影響する学校は少ないので、当日点さえ取れれば合格でします。(一部の学校は違うので、自分の受ける学校の確認はお願いいたします。)
これからの残りの時間でどれだけがんばるか、が合格の決め手です。
残りわずかですが、悔いの無いようにがんばってほしいなぁと思います。
遠くからですが、受験生の皆様を応援しております。