社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
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塾講師四コマまんが9 初心者には常識が通じない

2010年04月19日 22時39分22秒 | 自家製 塾講師四コママンガ

久々(?)の塾講師☆四コマです。

今回も、またしても、塾講師とは関係ない記事ですみません。

習いたてのときって、プロや慣れている人々にとっては常識が、初心者には常識でないことってありますよね。

社会でも、中1や小学生に歴史を教えるときに、「領土拡大」とか「○○がおこる(文明がおこる)」と言っても、通じないことがあります。

そこで、習いたてのころは、「自分たちの支配する土地を広げていった」とか、「○○という文明がこの時代にあった」と、別の言い方に代えて説明したあとで、教科書やテキストをみながら、専門用語を交えて解説していくようにしています。

 

 


GWは勉強する?しない?

2010年04月19日 21時39分59秒 | 入試全般について

さてGW(ゴールデンウィーク)が近づいてまいりました!

GWは、実家に帰ったり旅行したり、または家でのんびりなど・・いろいろ計画がある方が多いと思います。

受験生(私立中学入試をする小6と、公立中学3年生、すべての高校3年生)はGWでもずっと勉強した方がよいか?と生徒の親御さんから相談されることがあります。

もちろん、勉強できるならするにこしたことはありません。

ただ、受験生は夏休みでどれだけ勉強したかが今後の学力向上および入試のカギを言っても過言ではないですし、冬休みは入試まじかになるので寝る間も惜しんで勉強する必要があります。

そのため、今回のGWが受験生にとって、入試までの最後のゆっくりとした休みになります。

よって、遊び足りないのなら、このGWで遊びつくして「遊び」としっかりお別れをして、そのあと気持ちを新たにしてしっかりお勉強というのも1つの手です。

もちろん、塾や学校で出された宿題はしっかりやる!というのが前提ですが・・。

ただ、中学生(中3)はGW明けに、中3にとって最初の中間テストがあります。

中3の定期テストは、今後の入試に大きく関係しています。

(内申点は3学期のものが関係あるが、今回のテストで先生の自分の印象が決まるため、先生によっては、今後の内申のつけかたに影響がありる可能性があります。)

そのため、GWではおもいっきり遊ぶ日と、少しは勉強をして勘を失わない努力をする日と分ける方が良いかもしれません。

 

それでは、受験生のみなさま、最後のゆっくりした休みを堪能していただけることをお祈り申し上げます。

 

※こちらは、過去の記事を再編集した記事です。

 


塾講師四コマ8 こだわり

2010年04月06日 15時51分50秒 | 自家製 塾講師四コママンガ

ひさびざの塾講師四コマです。最近、塾講師関係のマンガでなく、すみません。
ネタはあるにはあるのですが、どうしても真面目になってしまって、笑いにもっていけなくて・・。

上記のネタは柔軟剤についてですが、人それぞれにこだわりものもってありますよね。
そのこだわりは、人間関係やスピードなどに支障をきたさないかぎりは、こだわっても良いと思っています。

それはなぜかというと、小学生のときの辛い体験からです。

私は小学生のときに絵画の進め方が、一般の人とは違っていました。(というか、おそらくプロの方や絵画が得意な人だったら、当たり前の進め方を小学生のころからしていました)

小学校のころって、一色で塗りがちですよね。

でも、私は重ね塗りとかグラデーションをする子でした。
なので、田んぼだったら、最初に土を3段階で塗り、そのあとで苗を2段階で塗り、絵の具が乾いてから最後に、水の色を薄く水を多く含んで塗ってから、それをティッシュで水分をとって、水を含まない絵の具を細い筆で水の波を描くようにしていました。

人間の肌の場合は、黄緑を下地にして肌色を塗ったりすると、キレイに見えるので、最初に黄緑を塗り、堀の部分は緑に塗るようにしていました。

しかし、最初の段階のころだと、周りの同級生たちは「わあ、変な色で塗っている~」とか言われるし、「あんたのまねしたらこんなひどい絵になった(絵の具の乾き具合や、水の含む量で変わってくる)」とか言われるし、絵ごころがない先生が担任だと、「はやく塗りなさい!」と怒られたり。

だから、学校で絵を描くのはすごく嫌でした。学校の授業で描く絵は家には持ち帰れないし、上記の事情だったので、やる気を失ってかなりいい加減に描いていませんでした。(今思うと、すごいスピードで描く訓練をすりゃよかった、と思います。)

夏休みの課題などは家で出来るので、自分らしく描いていましたが、学校での出来が違うので、「親に手伝ってもらったんだろう」という目で見られていました。確かに、構図の相談とか、色の塗り方のアドバイスはしてもらいましたが、親に描いてもらったことは一度もありません。それに相談やアドバイスを受けたことで、格段に私の能力は上がりました。

しかし、「おかしな絵画」というレッテルを貼られ、自分も自信がなくなってきたので、中学から、絵を描く努力を放棄してしまいました。
そうしたら、どんどん画力が下がってしまい、今に至り、失ったものを回復するのに苦労しています。

あのときに、学校や友達から評価されなくても、母はずっと評価して応援してくれたんだから、母の言葉を信じて頑張れば良かった、と後悔しています。
また、たとえ誰も評価してくれなくても、自分独自のやり方が間違っていないなら貫ぬけばよかったのです。

もちろん、修正することで良い方向に行くことはあります。計算のやり方などは独自のやり方でやっていたらいつか支障をきたします。

でも、自分が成長したいという気持ちがあり、間違っていないと自覚していたら、まわりのことは気にせず、こだわるこころはこだわった方がよかったかな~と思います。




アメリカドラマ「ER」を観て

2010年04月06日 15時27分22秒 | アメリカドラマを観て

最近、アメリカのドラマをよく観るようになっています。confident

ただ、レンタル店で借りる金銭的余裕があまりないので、地上波で流れている作品を観ています。coldsweats01

その中で、欠かさず観ている作品の1つに、「ER~緊急救命室~」があります。

 

「ER」を観ていると、一生懸命に仕事を頑張るが、プライベートも大切にし、上下関係や立身出世よりも自分がどのような形で医療に携わってどう生きるか、というまさにアメリカ&ヨーロッパ個人主義の考え方がそれに勇気が与えられます。sun

また、怒るときは怒る、悲しむときは悲しむ、という喜怒哀楽の感情をはっきり自分に正直な姿勢も観ているとホッとします。

仕事をしていて、意見の相違があったら上司に怒ってもいいんだ!と。そして上司も怒って、お互いに怒りあって、お互いを理解し、前に進んでいく形が。

また、現実的な感じなのも良いです。

天才的な医療技術だ、とか、患者に感謝される嬉しい医療、とかのなまやさしい夢物語ではなく、厳しい仕事体制のために理想的な医療ができない、患者との訴訟問題、医療ミス、それでも毎日毎日、何人も医療を施していかなければならない、という形が。しかし、最後に一筋の希望という名の光が見えるのも、ドラマらしくて良かったり。

 

私も、塾講師バージョンでこのような作品(マンガ)を作るのが、夢の1つです。confident

1人の生徒との交流ほんわかストーリーとか熱い情熱だけですべてを推し進めていく形ではなく、一度に複数の生徒とクラスを受け持ち、次々とおこるさまざまな角度からの問題(ときには同時に最悪な状態で)がおこり、辛い・怒りが80%、あきらめ絶望が10%、迷いが9%、しかし、1%の幸せ(うれしさ)があるから、がんばれる、という最後は「希望」が残る、というお話を。

先生1人にスポットを浴びせる形でなく、5人ぐらいの主要メンバーで話を進めていきたい。社会科のつらさ、新人の大変さ、数学のクレームの嵐の辛さとか、いいかげんな先生から真面目な先生、一歩前に行く先生、出世しか考えていない先生・・など色んな現実的な先生たちで。

これは、塾講師を体験したものでないと作れない作品だと思うので、本気でがんばれば自分らしい作品になるはずだから、今はとにかく画力&構成力などをがんばりたいです。

 


市民革命あたりがやはり好き

2010年04月05日 13時06分42秒 | 歴史へのつぶやき&興味

土日は更新できず、申し訳ありませんでした。

先日、母と映画「シャーロックホームズ」を観に行きました。

この時代は産業革命まっただ中の時代で、魔法だと思われていたものが科学のなせる技だと知った時代です。

 
実は私はこの時代あたりが一番好きです。

 
大航海時代&宗教改革から始まってフランス革命あたりから産業革命あたりが。
今までの価値観が一変して、今まで一部の特権階級(貴族・僧侶など)しか持ちえなかったものが、一般市民(平民)に渡った時代。

 
お金持ち以外も信仰によって神に救われると解かれた宗教改革、市民革命で市民権(政治に参加できる権利)を得られ、そして芸術も一般市民のためのものになり、おいしい料理を一般人が食べられるようになった、あの時代。

それまでの価値観が一変するのはとても大変なことなんですが、私は好きです。


なぜなら、「自分が現代の価値観で変だ」と思うことってたくさんあるんですが、それが「絶対」で、自分の考えがおかしいと思わなくて済むからです。

また、10年前に「変だ」とか思っていたことが今になって浮き彫りになったり、「私が思っていた価値観」が、今になって世の中の当たり前になっていたりすることが多いので、今疑問に思っていることも10年後には実現したりするんだろうな~とも思ったりも。

現在の「価値観」から脱却することは難しいですし、必ずしも脱却することが良いわけではありません。今までの「価値観」が長い間続いた背景は、必ずそこになにやらのメリットがあるわけですから。

ただ、「既存の価値観」から、はからずも、はみ出てしまったときに、「既存の価値観」からはみ出た自分を責めることはないと思うんです。

たとえば、「結婚することが女の幸せ」という「既存の価値観」があったとすると、結果的に結婚できなかった場合に、「自分は一生幸せになれない」と思い、「既存の価値観」を手に入れた人に対して劣等感を持ったり、自分を責めたりすることはしなくて良いということです。

「結婚できないなら、できないことを生かして、何かやろう」とか「そもそも、幸せにならなきゃ、という価値観自体を捨てよう。目に見えぬ幸せばかり追いかけず目の前の人生をしっかりやり遂げていけば、それこそ楽しい人生と思う。」と考えを方向転換させたり。

 

色々な事件があり、自分の今までの価値観が世間の価値観から離れてしまったことが、私は多くあります。

そのときに、私を後押ししてくれる勇気を与えてくれたのは、いつも「市民革命」の歴史です。

 

 

 

 



コメントに対する諸注意

2010年04月02日 10時59分15秒 | このブログについて諸注意
最近アクセス数が増えたことから、コメントを投稿をして頂くお方も増えたので、コメントについての諸注意をこちらで述べさせていただきたと思います。

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公開承認をしかねますので、申し訳ありませんがご了承のほどよろしくお願いいたします。

とくに、HP・ブログの宣伝で金銭がからんでくる内容(授業料や通信販売など)は、直接の知り合いの方以外で、こちらのブログで表示することは難しいので、申し訳ありません。

もちろん、今まで通り、自分の進学&受験&人生相談や質問、こちらのブログの感想や要望、私とメル友としてお話したい!という方のコメントは大歓迎です♪


あまり規制をうるさくするのは好きではないのですが、
コメントしたのに承認されてないのは何故?
と思われる方がいらっしゃるかと思い、このように表示させて頂きました。

これからもこちらのブログをご愛読頂けると嬉しいです。