社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
書いています。

歴史模擬授業も展開中♪

入試の記事をご覧になるときの注意点

2011年01月17日 14時20分07秒 | はじめての方はこちらへ

このブログをご覧頂く際のご注意を新たに書かせて頂きます。

こちらのブログにアップしている記事の右上には、

その記事がアップされた年月日を表示しております。

そのため、去年以前の入試情報なども掲載されていることがありますので、

年月日をご注意して確認していただけると助かります。


とくに出題予想や、入試日程などは、

毎年異なるので、

各学校さん&教育委員会さんのHPや学校案内・新聞・テレビなどで必ず確認して頂きたいと思います

(ただし、出題予想はあくまで予想なので、毎年それは参考程度にして、まんべんなく勉強していただければ、と思います。)

私も、これからは、入試にかかわること(かつ毎年状況がかわるもの)については、

通常のアップした年月日の表示以外に、記事の中で強調してこれからは言葉を何度も書いていきたいと思います。

日記ブログではなく、情報ブログなので、いろいろと気をつけて書いていかなければ、と感じております。

 


更新のお知らせ 歴史模擬授業の昭和時代について

2011年01月17日 14時16分01秒 | 歴史☆模擬授業

こちらの記事で連載している歴史模擬授業ですが、

昭和時代をひとまず先にHPで作成いたしましたので、

お知らせいたします。

本当は、いつもの手順で、こちらでアップしてから・・と思ったのですが、

入試が近づき、余裕がなくなってきたため、先にHPで作成して冊子を完成という形をとってしまったため、

順番が逆になってしまいました。

申し訳ありませんでした。

昭和時代のこのブログでの記事での更新も、入試が終わってからアップできたら、と思います。

 

※万が一ミスがあったらいけませんので、入試や定期試験が近い方は、

かならず教科書・塾のテキスト等で確認のほどをよろしくお願いいたします。

このサイト・冊子をご覧になっておこった、いかなる問題の責任もとることはできないので、

申し訳ありませんが、ご了承のほどお願いいたします。

 

「しゃかしゃか☆ぶりっじ」URLはこちらです。

http://www.geocities.jp/syaka01gakuin/50-index.html


社会の単純暗記分野を教えるとき

2011年01月12日 23時49分35秒 | 社会の先生として・・

今回のお話は社会科の単純暗記分野について。

 

私の言う,単純暗記というのは,

「日本の山地・山脈・川・平野」「地形図」など

一度に大量に,場所(記号)と言葉を組み合わせて覚える,というものです。 

 

社会が得意で社会の先生になった人だと、

先生が一通りポイントさえ教えてくれれば後は自分で山脈名とか地図記号などは覚えられてしまうし、

理解してしまえば、問題が解けた経験があるため、

この単純暗記分野の授業は「あとは覚えとけ!」と生徒さんに言って終わってしまう方がいます。

 

しかし、大概の子は「覚えとけ」では「覚えません」。

とくに、小学校のころから単純暗記&計算を無理やりやらされなかった世代の子は、

自分だけで単純暗記できる子は少なくなっているように感じました。

 

 そこで、塾講師時代の私は、

「山地・山脈・川・平野」や「地形図」などの基本用語を答えさせるプリントを作成し

そのプリントにわざと答えを書き込ませながら説明をしたあとで10分間生徒自身に覚えさせる時間を設けて

そのあとに 同じプリントを印刷してやらせる形(極力見ないで解いて、わからなければプリントを見ても良い)

をとりました。

 

そのあとで答え合わせをさせ、どれぐらいで覚えられたかを確認します。

そうすると、たいていの子は40~60パーセントぐらいはできているので、

そのときに

「たったの10分で半分くらいは覚えられたじゃん。だったら、30分あればかなりできるようになるんじゃない?」

と言って、覚えるめんどくささを軽減させるような物言いをします。

 

そして、もう一度同じページを各人3部づつ印刷して、このプリントを使って宿題で覚えるように指示し、

次の時間にテストを行います。

 

もちろん、満点を取る子は少ないので、またその次の週も行います。

最初は,「山脈名」だけだったのを,徐々に「川の名前」「平野の名前」などを増やしていきます。

そしてほとんどの子が満点をとるようになった分野はテスト終了という形に。

そしてテスト直前にもう一度同じテストをし、出来なければ居残りさせて個別指導という形をとりました。

 

そのおかげで、単純暗記ができていたので、応用問題も出来るようになって、平

均点以上(良くできる子は平均点の30点以上)とれました。

 

時間に余裕があるときはこのような形が取れます。

授業時間は多ければ、生徒自身に負担が少なく効率的に指導できるな、と思います。

また、少人数制で生徒の成績にばらつきがあまりないと、このようなことも出来るので助かりますが・・。

 

すぐ覚えられてしまう子には,このような反復方法は苦痛なので,

そういう子ばかりのクラスは,説明のみして,あとは生徒さんに任せる,という形をとっていました。

社会は「単純暗記させればいいから教えるのは楽だね」、と馬鹿にされたことがありますが、

単純暗記させるのも先生の腕次第だと思ったので、生徒さんの成績があがると

ちょっとだけですが,自分の社会の授業に自信が出たことも。(あのときの生徒さん,ありがとう!)

 

 

 

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※現在,過去の記事を削除・編集しております。その中の記事の中でいくつかピックアップして

ブログに再度アップしています。この記事はその1つです。

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入試が近づいてきました

2011年01月11日 14時43分13秒 | 教育者としてのつぶやき

1月になってから、なかなか更新できなくて申し訳ありません。

明日まで、担当生徒の定期試験(実力試験)があるため、

なかなかPCに触れなくて・・。

歴史模擬授業も、なかなかアップできずに申し訳ありません。

実は冊子の方はなんとか完成いたしまして、生徒さんたちには配布できました。(もし不備があったらすみません。ご連絡いただければ、早急にお直しいたします。)

 

ただ、HP上ではまだ形が整っていないので、順次アップしていく予定です。

 

だんだんと入試が近づいてきて、不安でしょうがない受験生の方もいらっしゃると思います。

 

不安に思わない方が実は危ないので、不安に感じているのなら、

「そこまでまじめに自分は受験のことを考えているんだ!」と思い、

今まで勉強したことを最大限発揮できれば大丈夫!

自信を持って、がんばってください!

応援しております

 

 

 


映画「相棒Ⅱ」を見てきました

2011年01月05日 09時32分04秒 | 近況報告

昨日は大学時代の親友と一緒に、

映画「相棒Ⅱ」を観てきました!
大スクリーンで観る、神戸君すっごいかっこよかったです。

神戸くんが大好きなので、彼に失礼がないよう、キレイな服装で行きました(笑)。

おかげで帰りは寒かった・・・。

※ネタばれってほどのことは書いてませんが、何もかもまっさらな気持ちで「相棒」観たい!

という読者の方はご覧になられない方が良いかもしてないです。 

 

今回のラストは衝撃でした。「相棒」のいさぎよさってすごい!って感じです。

今回のテーマは「正義とは何か?」でした。
なんか、私のすっごいツボ!!な主題。

この作品では、
相対的な正義絶対的な正義を考えることができます。

立場や年齢などによって「正義」とはかわる、という相対的な正義の考え方も正しいし、


すべての人に共通する絶対的な正義というものも正しい。

でも、相対的な正義から絶対的な正義をみると、絶対的な正義は青臭く、融通がきかない。

逆に、絶対的な正義から相対的な正義をみると、対的な正義は、ずるくてひきょう。

 

「相棒」ではどちらが正しいか、ではなく、

それぞれがそれぞれの形で生きていくという話で終わっています。

ラストの右京さんのセリフがすべてを表していると思います。

 

ちなみに私は、絶対的な正義は本当は存在しないもので、幽霊みたいなものだと思います。

でも、絶対的な正義は存在する、と思い、行動しなければいけないという確信もあります。

だから幽霊なんです。いるかいないかわからないけど、いるような気がしてならないって感じ。


なぜなら、立場や人によって正義が異なってしまったら、

社会として成り立たないし、

リーダーとしては人々を困難におちいらせ、下手すれば衰退に陥らせる。

個人の人間としても、一貫性のない人になり、ブレブレの人生を歩むだけの人になってしまうから。

だから、絶対的な正義は必要。

それに沿って生きるのが基本で、細かい点は相対的な正義に任せて生活する。


生き方は絶対的な正義、日々の生活は相対的な正義で、という感じ?

たとえば、教育界の絶対的な正義は

「いつもまじめに、自由・平等・博愛の精神を持って接することによって、

生徒それぞれを一人前の人間として旅立たせる役割を勉強という点で行うこと」

だと思います。

だから、それに反することは絶対にしてはいけない、

もしそれに反したことをしたら、ただちに反省し、修正すべきだと。

でも、日々の仕事をしている中で、

疲れたから寝る、

とか、

少しは自己保身する、とか細かい調整はしなければいけない。


そのときの相対的正義は「自分が仕事を放りだすのが一番いけない。」と
思い、そちらを優先する。

 

価値観も一緒。絶対的価値観と相対的価値観があると思う。
絶対的価値観は「どんなときでも死を選ばない。あきらめない。」で、
でも、すっごく嫌なことがあったときは

「こういうときは一時的に殻にこもって良い。」っていう感じ?


また、憲法や法律は絶対的な正義、裁判は相対的な正義で、など。


このように色々と考えさせられる作品ってすばらしいです。


今回の「相棒」は「相棒ファンへの還元」という感じの作品で、
第一弾よりも、私は好きです。(もちろん第一弾も好きですが・・)

 

 

 


やっぱりきました!あのことば!

2011年01月02日 18時39分49秒 | 私なりのカウンセリングアドバイス

今年の正月あたりには言われるかな~と思ったら、

やっぱり言われました。

「はやく、子どもつくって、親を喜ばせなかんよ(喜ばしてあげなきゃいけないよ)。」系のお言葉。

結婚三年目ですからね・・。

 

思ったよりも、その言葉にずーんとこなかった自分にびっくりしました。

実は、夫もどちらのご家庭(2親等まで)の方は誰も、

それについて、せかしたり、私を責めたりしないんですね。

私のことをよくわかってくる仲の良い友達さえも。

(微妙な関係の友人や知人などにはひどいこと言われたりもしましたが・・・)

その人たちさえ、私のことをわかってくれればいいや、と思っています。

少し前は、「自分が悪いんだ。」とか、

居心地の良い人の言うことばっかり聞いていては成長できないのでは・・と

悩んだりしましたが、

その意見が理論的で首尾一貫しているものなのか、とか、

自分にとって成長できる内容なのかを

振り分けて、それから受け止めるか受け止めないかを考えようにしたら、

すっごく楽になったんですよ。

たとえば、

「三回目も流産してしまい、また傷つくのが怖いと思うのはよいけど、それは乗り越えなきゃいけないよ。

流産してでも何でも、受精できなきゃ、前には進めないんだから。」とか

「子供ができた人には、おめでとう、と祝わなきゃいけないよ。

人それぞれ、幸せ・地獄のタイミングは違うんだから。」

と言う言葉は、

正しいものだと思い、それは受け止めて、実行にうつしています。

しかし、

「人の幸せを憎んではならない。」とか

「親のためにがんばりなさい。」とかは

受け入れないようしました。

だって、精神の自由はあってもいいじゃない!自分の人生は自分の人生、だと。

「憎むのは仕方がない。でも、憎んでも行動に表さないようにし、時間をかけてその人の幸せを

祝福するよう努力しよう。」とか

「親が私にしてほしいのは、孫が産まれるということだけではないはず。

子供が生まれる努力はしつつも、それ以外でわたしが親にできることって何だろう。」

というように別の視点に変えて、努力するようにしています。

 

そして、

たとえ親が、「孫がほしい」と思っていても、

「孫を生む道具としての私」しか価値がないと思わせるような行動や言動をされないので、

この人たちを信じよう!今、この世に生きている人たちを大切にしよう!

と去年色々と悩んだすえに出した結論でした。

また、子どもができなきゃ、教育者として、子どもを育てていこう、と思って、去年は

ふっきって仕事に励んだりもしました。

おかげで、長年の夢だった世界史の授業も担当することができて、幸せでした。

奈良の平城宮跡にも行けて、奈良の時代にタイムスリップできまました。

 

それに、

「むしろ、一番子供がほしくて悩んでいるは私だから・・。」と、

自信を持って思うので、

人の傷をえぐるような発言をわざわざ言う人の言動にいちいち傷ついては時間がもったいない、

と思っちゃうこともあります・・。

傷ついている暇があったら、現在、悩んでいる人たちを一人でも多く救う努力とかしたほうが

世の中のためになるでしょ!とか・・。

 

なので、今年は子供を授かれたらいいな、とは思うんですが、

人のためでなく「自分」のため、に子供を、と思うようにしています。

 

 

 

 


歴史模擬授業の原稿を終えて

2011年01月02日 18時15分37秒 | 近況報告

無事、歴史模擬授業の昭和時代までの原稿が終わりました。

・・と言っても、まだ、資料作りやキャラ入れなど装丁が終わっていないので

まだまだこちらでのアップは時間がかかってしまいますが・・。

お待ちいただいている、お客様、とてもすみません・・。

 

でも、とにかく、小中学生が習う日本史分野は終わったので、ひと安心です。

このあとは、自分が好きな世界史の方にだけ手を染めていけばいいのは、

すっごく精神的に楽。

実はわたしは日本史コンプレックスがありまして・・。

なので、この記事を書いているときに、

日本史の内容で知らないことがあったり勘違いして覚えていたことに

気がつくと、「自分なんかがこんな記事を書いていていいのだろうか・・・」という迷いや不安や落ち込みが出て、

その暗い心との戦いの中で戦っていました。

とくに、今だから言いますが、

私は平安末期の源平合戦が嫌いで嫌いで嫌いでして・・・。

嫌いというよりは、超コンプレックスで・・。

大学の能楽部に入っていたときに

平家の武将の役をやったり、源義経が主人公の舞台に出たりしたり

ことがあるんですが、どうしても平家の気持ちが理解できなかったり、

義経がなぜ現代までに人々に愛されるかがわからなくて、

すごくつらかったです。理解できないから生き生きとした舞台もできず、悪循環でした。

逆に、神様役などはやりやすく、たのしかったですが・・。

そういうことも重なり、どうしても源平合戦のころは苦手です・・。

今は、私は「源頼朝派」だし!と豪語して、ふっきって授業をするようになったら

平家や義経のはかない美しさが理解でき、能の観賞を楽しめるようになりました。

 

世界史は知らないことが出ても、

「そうだったのか!」「一つまだ知ることができうれしい!」と思い、

別に知らないことや勘違いしていることがあっても、

全然平気、というか、むしろ、楽しみが増えた、という感じです。

プロテスタントとカトリックの違いなどを説明するのとか、

フランス革命や産業革命などをどう説明しようかな~とかすっごく楽しみ!!

ナポレオンとか、タレーランとか、チャーチルとか、すっごく私のツボの人なんですよ、実は・・!

上のイラストはナポレオンさんです。

ナポレオンさんは、戦争まみれの方なので、それについては賛同いたしかねますが、

ナポレオン法典など、現代の民主主義に影響を与えた点は大きいです。

民主主義発祥のあのころギリシャ、民主主義を広めたあのころイタリア、

外交のイギリス、法律のフランス、三権分立のアメリカ、社会権(生存権)のドイツなど、

私が勝手に名付けていたりします。

とくに、フランスは好きで好きで好きでたまりません!

 

いつか、高校世界史のヨーロッパ史だけをピックアップして歴史模擬授業を展開できたら良いな~とも

思ったりしています♪そうしたら、古代ローマとか、ローマ軍やルネサンスなども詳しく話せますものね♪

 

ではでは、これからもがんばります!