更新に間があいてしまってすみません。
今回も前回までの続きで
歴史の動きを理解するために
知っておくと良い宗教について。
前回は、一神教のユダヤ教、キリスト教、イスラム教、のお話をしました。
この宗教は、ヨーロッパ、中東に大きく関係している宗教です。
また、アジアや南北アメリカ大陸の歴史にも大きく関与しているときもあります。
今回は、アジア地域に関係する
宗教について。
主に中国に視点をおいて書いています。
古代から近代あたりまでは、
中国を中心に東アジアの国々は
動いていたためです。
そのため、日本の歴史、
とくに古代に
おいては、
中国から伝えられた宗教や思想は大きく日本の歴史を動かしています。
日本史の分野は、小学校から習うので
今回の部分は早くから知っておくにこしたことはないです。
ただし、仏教の発祥の地は
インドです。
よく、中国発祥と勘違いされがちですが
日本は、中国経由の仏教のためかな?
と思います。
アメリカドラマを見てると、
日本が仏教の国!みたいに
描かれているときがあって、
ちがうちがう!
とツッコミをいれたくなること
ありますが…💦
ここで勘違いされたくないのは、
多神教では全く戦争や争いがおこっていない、というわけではないです。
飛鳥時代でも、日本の古来からの宗教である神道と、当時日本にとっては新しい宗教になる仏教のどちらをメインで国を動かしていくか?で対立し、多くの血が流れたこともあります。
古代エジプトでも、古来の多神教のエジプトの神々を信じていた神官たちと、
アトン神を唯一の神として崇める、いわゆる一神教を信じるファラオと対立したり、古代ローマでも当時はギリシャ神話の神々、いわゆる多神教を信じるローマ皇帝が、当時新興宗教であったキリスト教徒の信者たちを迫害することはあったので。
ただ、どの宗教にも言えることですが、
過激な行動をする信者がいたり、
国の政治と大きく関与する宗教が他方の宗教を迫害することはあります。
次は、中国発祥の思想です。
陰陽五行説(思想)の説明です。
こちらは、宗教というより、
思想、自然哲学という面が強いかも
しれません。
あくまで簡単に説明しました。
中国の歴史、とくに古代は、
日本も含めて、陰陽五行思想は
大きく政治に関与しているため、
この陰陽五行思想はある程度
勉強しておくと
歴史の流れは理解しやすいと思います。
陰陽五行説由来の漫画やアニメ、ゲームも多いので、親しみやすい思想ではありますね。
青龍、朱雀、白虎、玄武、麒麟は
かなりいろんな作品で描かれてて
私も小さい頃から知ってましたし。
高松塚古墳に行ったときは
陰陽五行説の思想がそこかしこに
バリバリあるので、
うわぁぁぁー!!
と鼻血が出そうになりましたし。
キトラ古墳もいつか行きたい!
この陰陽五行説が由来して
日本では陰陽道があり、
陰陽師も日本では色々な作品で
描かれているので、
馴染みは深いと思います。
最近、娘とともにハマっている
ある漫画で
陰陽師の主人公が、
玄武を使って敵を倒す
シーンがあって、そのとき
頭のなかに、陰陽五行思想の表を
思い浮かべて見ると、
ゲームの必殺技の一覧表みたいで、
うわー、ドキドキする!
となったりするので。
これは、エンタメの分野になりますが、
エンタメでその思想に触れているので
いざ古代のアジアの歴史を勉強するときは頭にすんなり入ると思います。
よく、漫画やアニメ、ゲームは
勉強の敵みたいに言う人が
いますが、いやー、逆に
相棒っすよ!と私は思います。
漫画やアニメ、ゲームばかりして
勉強をしないと、テストで点数を
とれないので、漫画たちが勉強の
敵のようにいわれがちですが、
本当と敵は
勉強をしないことなので、
ゲームなどを禁止することでなく
勉強できない心理状態を
探ってあげる方が、勉強できる
近道になると思います。
正直言って
教えていた生徒さんで、
ゲームやアニメ、漫画を
嗜んでいる生徒さんは
勉強さえ楽しんでやっている子も
多かったので、結果的に
高い点数とれてましたよ。
知識欲がどれだけあるか?が
成績に大きく関わってくるから、
知識欲がなきゃ、ゲームやアニメ、漫画も読まないですものね。
今回は以上です。
次は日本の古来からの宗教、神道です。