社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

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歴史模擬授業も展開中♪

新☆歴史模擬授業 の予定表

2011年03月11日 14時56分31秒 | 歴史☆模擬授業

さてさて、二か月ぶりの歴史模擬授業の記事です。

今回は、これからの予定だけを記述させて頂きますね。

予定がどんどん遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

(2~3月が思ったよりも忙しい上に、腰を痛めてしまって・・)

今回からは、中学生向けです。日本の歴史、近代以降の部分は、

今までの「歴史模擬授業」の部分に載っていますので、

今回からは、世界史の内容で中学で習うところを行っていきます。

予定としては

 

1:ローマ帝国と十字軍 (キリスト教とイスラム教)

2: 宗教改革

3:大航海時代

4:絶対王政

5:市民革命①(清教徒革命・名誉革命)

6:市民革命②(アメリカ独立運動)

7:市民革命③(フランス革命)

8:市民革命④(産業革命)と帝国主義

9:セポイの乱とアヘン戦争

 

となります。

 

詳しく戦争のこと、帝国主義のことを話していきますが、

決して戦争を良いものだとして書いていません。(作者は平和主義です。)

また、世界の国々の関係は、あくまでイメージであり、それが絶対ではありません。

各個人で当てはめたり、差別的な見解でみないようお願いいたします。

世界史の内容も入れているので、

もしかしたら、わかりずらかったらもうしわけありません。

文字数の関係で(10000字以上を超えるとPC動作が鈍くなる)

さらに細かくに分けてアップしたいと思います。


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「歴史模擬授業」という記事を数か月に数回更新していきたいと思います。

これは実際の授業形式を文字であらわしていこうというものです。

劇の台本みたいな感じになると思います。 定期的に内要がまとまったら、
HP「しゃかしゃか★ぶりっじ」にて改定してアップする予定です。

読むときに、 →先生、

→生徒その1(ひなさん)、 

→生徒その2(はむ君)、

→生徒その3(ねこさん) だとだと思って読んでください。

(みんな、びっくりするぐらいいい子ですが、そこはご勘弁を・・)

また、設定は、中学生の授業(進学塾)だと思ってください。


今回は文字数が最大数を超えてしまいそうなので、もう一つ記事を作ってアップさせていただきます。

わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを
引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。
不快な気持ちになった方には申し訳ありません。


ドラマ「ER」医師と塾講師の悩みの共通点

2011年03月11日 14時06分37秒 | アメリカドラマを観て
今日は、「ER」が最終回だったので、いつもは録画なのに、録画しつつ生で観ました。


「ER」は、このドラマらしい終わり方。
ファーストシーズンで出てきたパターンを、もう一度やり直して、ここが緊急救命室ってとこだ!ということを
再確認させてくれました。
また、育った医師がまた誰がが育て、というのが続いていく、という、いつものパターンで、
これからもずっとこのように続いていくんだな~という、明るい未来を感じさせての終わり方。
 
あと、ついでに、今までわからなかった病院の全体像が明らかになったのもよかったです(笑)。
めちゃくちゃ、病院と電車、近かったんですね。
このドラマの登場人物は、ヒーロー的な人物でもなく、また良い子の人物でもありません。
失敗もする、自意識過剰になりすぎるときもある、自分の能力の限界も感じるときがある・・・
という、生身の人間らしい人間たちばかりなんです。
でも、彼らのすばらしいところは、それでも、つらい現実を受け止めて、前を向いて進もうとするところです。
そこに、私は勇気をもらえました。

とにかく、この15年、とくにこの1年(でドラマを観まくった一年)は、
私はこのドラマのおかげで、認めたくない現実(二度流産した)を真正面から受け止め、
もう一度妊娠にチャレンジしよう、という勇気をもらえました。
また流産してもあきらめない、だって、ちゃんと私は乗り越えられたでしょ!だからまた、乗り越えられるさ!と。

本当にありがとうございました。

このドラマに出会えて、幸せでした。
また、このドラマではよく、「自分の失敗や能力がおよばなかったために人を死なせてしまった。
このまま、私は医師を続けていけるんだろうか(医師を続けていいのだろうか)。」という問題が出てきます。
そのときの回答はいつもこうです。
「とにかく、次の患者を救う努力をすることだ。」
しかし、「でも、今回救えなかった患者はどうなる・・。」という疑問が出てきます。
でも「それでも、仕事を続けるしかないんだ。」という返答。
最終回でも、そのやりとりが、新人とベテランの医師の間で行われ、
医者の辛さ・使命を、あらためて感じられました。
 
 
このことは、塾講師でも同じようなジレンマがあります。
自分のツメの甘さ、データの読み違え、などで、受かる可能性が高い生徒を受験で落としてしまった経験が
あります。とくに新人のころ。
そのときに、「私なんて先生をやめた方が良いのではないか?」という自信消失、
そして何より、「あの子に、なんて悪いことをしてしまったのだろうか。
この失敗は一生、その子の人生に影を落とすだろう。」という後悔。
でも、それでも続けていくしかないんです。
続けていくことで、自分がもしあの時点で先生を辞めていたら出会えなかった子を、
将来救えることになるのだから。
塾講師を3年ほどやっていて、
本当に続けることでしか、人は救えない、
と実感しました。
3年目で出会ったあの子たちは、おそらく私にとっても、あの子にとっても、
すごく大切な出会いだったのかもしれない、と今になって思うことがあります。
今でも、失敗がないわけではありません。
でも、とにかく、先生業を続けていくしか、生徒を救える方法はないのです。
「ER」を観ると、自分の悩みを分かち合え、前に進めるので、すごく大切なドラマでした。
ありがとうございました。

アメリカドラマ「ER」をみて、自立するということ

2011年03月01日 16時19分14秒 | アメリカドラマを観て

昨日もたくさんのアクセスありがとうございます♪

最近は、なんだか仕事が気乗りしないときは、

アメリカドラマ「ER~緊急救命室~」を見て、

やる気をふるいだたせます。

「ER」は迷いながらも、落ち込みながらも、それでも一生懸命やっていることで、最後に1つだけ光が感じられる、という雰囲気が好きです。

私も、どんなに批判されようが失敗しようが、前をむいてがんばろう!と思えるからです。

 

現在、NHKさん(BSのみ)で「ER15」(最終シーズン)を放映されているので

毎週楽しみに見ているのですが、先週の回(第20回)で、

いかにも、アメリカらしい、という考えのもとにつくられた回が観れ、うれしかったです。

(次の文からネタばれありです)

この回では、「ER」の舞台である総合病院を、ニーラという、

学生のころからそこで学び約6年間勤めた女性が

他の病院を去る、という内容でした。

ニーラという女性は、努力家(よく勉強する)で技術も能力もあるのに、

まったく自分に自信がないうえに

「失敗したらどうしよう」とかどうしてもネガテイブに感じてしまう女性です。

そして、差しのべられた手や目の前に舞い降りてきたチャンスを逃してしまう人でした。

 

師匠の先生がいないと、決断できない、不安で不安でたまらない、そういう人でした。

 

しかし、彼女は、師匠のもとを去って、自分で道を切り開こうと決意し、病院を去ります。

決断した後も、それが正しいか心配で、先に病院を去った親友アビーに電話して

後押ししてもらうのが彼女らしかったですが・・(笑)。

 

この回より前の回で、ニーラが別の病院に面接に行ったときに、

以前一緒に働いていたコーディ先生(結婚したからグリーン?でも死別したからコーディに戻った?)に

会ったとき、コーディ先生が言っていた言葉を思い出します。

「最初に学んだ場所では、ずっとあなたは先輩たちから半人前だと思われているわ。

しかし、別のところにいけば、あなたは一人前扱いされる。

子供はいつか親元から離れて、自立していく。それと同じ。

(意訳です。間違っていたらすみません)」

という言葉。

また、他の回でも、ニーラの先輩だったカーターがその病院に戻ってきて、

ニーラを半人前あつかいをしたときに、ニーラは「もう学生ではありません!」という(ような内容のこと)を

怒っていました。

 

この最終シーズンは、「ニーラの自立」が1つのテーマだったのではないか、と思います。

ニーラのあの自信ないところは私もそっくりなので、彼女が自立しようとしている姿を観れたのは

すっごくうれしいです。

 

これは、「終身雇用があたりまえ」「親にとっては子供はいつまでも子供。それが愛情」

という風潮がある日本では

「え?」と思われるものかもしれませんが、私は「そうだな。」と思いました。

 

最初に学んだ場所で身に付けた能力を生かして、別にところにいって(独立する)ことは、

大切なことで、悪いことではないんだな、と自分の生き方を肯定してくれたドラマでした。