社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
書いています。

歴史模擬授業も展開中♪

歴史授業資料 文明のはじまり

2024年11月26日 14時21分00秒 | 歴史まとめノート
みなさま、本日もありがとうございます。
  

歴史授業記事は、まだ完成していないのですが、文明の成り立ちについての資料を一部完成できたので、アップさせていただきます。





また完成次第、歴史授業記事をアップしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


新石器時代まとめノート(れくす先生の歴史授業おまけ)

2024年11月19日 07時00分00秒 | 歴史まとめノート

みなさま、本日もありがとうございます。

 

先日、「れくす先生の歴史授業」がやっと再開でき、新石器時代についての記事をアップできました。

その記事は「口語の文章」で書いていますが、ノートみたいな形の方がわかりやすいこともあるので

ノート画像にしてアップいたします。

 

ノートを作成するにあたって、カラフルで楽しそうな雰囲気にした方が良いかな?

とも思ったのですが、私自身はASDゆえんなのか視覚優位のせいなのか、文字や数字に色が見える性質のせいなのか

よくわからないのですが

「背景がカラフルすぎると、頭に入らない」

「勉強は、真面目に静かに暗くやりたいのに、そこに『楽しい』というフンイキを出されると

勉強して理解して覚えてテストで点数を取るのを優先するのか?

その場だけやりすごすことを優先するのか?

がわからなくなり、パニックになりやすい。」

ので、背景は白地、極力、絵以外はカラフルにしない地味な形にしました。

「カラフル!みんなで楽しく!」なら、他の、私よりも優秀な人が作ってくれるでしょうし。

私は私ができることをしよう!それで一人でも救われる人がいらっしゃれば良いな!と。

 

これからも、まとめノートも「れくす先生の模擬授業」に連動して出していけるよう

がんばります。

 


氷河時代が難しいので、中学生向きにノートにまとめてみました

2024年06月26日 08時34分00秒 | 歴史まとめノート
みなさま、本日もありがとうございます。


本日も、前回のお話同様
自分が生徒のときに勘違いしてた歴史内容」についてです。
   



今回は氷河時代


初めて、この時代の歴史を習った、 
当時の私は
「氷河時代と氷河期は同じ」と
思い込んでました。

そのため、教科書などの
「氷河期(氷期)が終わり、温暖になった」
という文章を読んで
「今の地球は氷河時代そのものが
終わったんだな」と勘違いしてました。

しかし、大人になって
「今も氷河時代だよー」という事実を知り
驚愕!!

「え?!今、あったかいよね?
氷河時代って、どこもかしこも
雪!雪!雪!
水は凍ってる!
そういうイメージ。
寒いじゃん!

どういうこと?!」
だったんです。

それで、詳しく調べよう!と
なったけれど、
自分の理解力がないため、

「わかる気はするが、
自分の言葉で表現できない。」
「言葉は読めるが、それによるイメージが
自分で浮かんでこない。」
ということが多々あり、
さらに
「え?!どういうこと?!」と
わからないこともあり。



そのため、ノートを自分なりに
まとめるのに、かなり遅くなって
しまいました。


まとめ終わったら

「たしかに、
氷河時代が終わったとは教科書には
書いてないわ。
氷期が終わっただけ。」と。

でも、まだ勘違いがあるかも?
と心配にはなりますが

どこを探しても
自分の求める答えが見つからなかった
(もしくは、その答えがあるけど
専門的すぎて自分が理解できなかった)
のですが、中学生の時の自分だったら
これくらいの解説は欲しかったかも?
と思うものを書いてまとめてみました。


🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎



まずは導入部分







🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊🍊

次に、少し詳しく解説。








要は
氷河時代の大きいくくりの中に
氷期(氷河期)と間氷期がある
ということです。


私が勘違いした理由は
「氷河時代と氷河期、という、
同じ氷河という言葉を使った上に
時代、期、と似ている用語なので
イコールと思い込んでしまった。」
からでしょう。


(よく考えたら、平安時代とは言うが
平安期とは言わない。
しかし、平安時代の院政期とは
言うので、
時代の中を詳しく分けるときの括りが
期かも?と考えればよかったのに。)」

今は、氷河期でなく氷期と言うことが多いので、私みたいに勘違いした人が多かったのかな?と思いつつも、
私の勘違いは時々独特な勘違いのことも
多いので、どうなんだろう?とも。

🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋🍋


次は、
なんで氷期には海水面が低くなり
出てくる地表が多くなるの?の
メカニズムについてです。





中学生の時の私は、
「氷ついた海を歩いて日本列島に来た」と
勘違いしてました。🐤🐧
どう考えても、そんなことしたら
足が凍傷になるじゃん。
 

海水面がなぜ低くなるか?の
メカニズムは理科の分野を知らないと
わけわかんないので
中1の1学期の時期の私には無理でした。
今でも完全に理解しているか、
あやしいぐらいですし。


今から考えれば、少しは本を読めよ!
なんですが。


🍒🍒🍒🍒🍒🍒

ここは、自分の個人的な気持ちを書きました。




🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥

次に、氷河時代の突入と
氷期、間氷期の時期は
人類の進化におおいに関係して
いるので、クロスオーバー的に
まとめてみました。







気温や水分量によって
動物も大きく作用されますが
動物以上にそれにデリケートなのは
植物です。

氷期、間氷期のうつりかわりで
植物もかなり大打撃を受けたのでは?と。

それによって、食物連鎖を考えれば
動物たちも連鎖して大打撃を
受けたのでしょう。


色々と考え出すと止まらないです。


私は、主要五教科の中で
理科が最も苦手です。
なので、どうしても理科的な内容が必要な
この分野は苦手です。

でも、その「苦手」とは
「理解力がおいつかない」と
いう意味で、感情にはリンクしません。

「苦手」というと「嫌い」と
同じ意味だと思われることがあるので
「いや、好きなんたよ!でも苦手なんだわ。」ということを何度も説明しても
わかってもらえないことが多いです。

わかってもらえないときは、
その方は
好きならできるはず!
得意だから好き、好きなら得意!」という
価値観の方なのかな?
と思うことにして、
最近は「苦手」という言葉を避けるように
してます。

「理解できるようにがんばり中」
と言ってたりします。


話がズレてしまいましたが
今回は以上です。

ご覧いただき、ありがとうございました。

🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎



この勘違いシリーズは
いくつか書きたいと思ってます。
例えば、
「院政は上皇がいたら、必ず、
行うものだと思いこんでた。(違う)」とか

「どの国も、どの時代も
長子相続が当たり前だと思いこんでた。」
とか

「戦国時代を政治権力闘争による戦争だと思いこんでたが、経済覇権による戦争だと
考えたほうが、納得いくことが多い。(信長たちの行動に矛盾がなくなる。)
などなど。



またノートが書け次第、アップいたします。

ご覧いただき、ありがとうございました。


人類の進化 についてテスト勉強するときの視点

2024年06月23日 23時49分00秒 | 歴史まとめノート
みなさま、本日もありがとうございます。


本日からは、テスト勉強関連の話です。

今回からは、いくつか
勘違いしやすい内容」について
お話予定です。


第一回目は「人類の進化」について。


🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥🍥


中学生のときに
人類の進化」を習った時

私は勘違いして覚えていた、
というか、
よく考えれば違うことはわかるのに
そういうイメージを持っていたな、
というものがあります。


それは、

例えば
「猿人が原人にすべて進化した」
みたいなイメージを持っていたことです。


どういうことか?というと、

アニメやゲームなどで

レベルがあがると
新しい武器が手に入ったり
コスチュームや姿が変わる
というのがありますよね、
そんなイメージです。

Aさんが、新しい技を手に入れた
スーパーAさんに変わるとか。


また、Bという種が、
レベルアップでCの種になる、とか。


そういうイメージで、
人類の進化を見てしまうと

猿人がすべて原人に進化という名の
変身をし、その時点で、猿人は消えた

というイメージになってします。


もちろん、そのイメージのままでも
中学のテストでは点数は取れます。
「直立二足歩行を初めてした人類は
猿人」とか「原人が火を使った」
とか、誕生したのは
猿人→原人の順番、とか、
そういうことを聞かれるだけなんで。

ただ、そう言うと
「知識ばかり問う問題だから、
そういう自ら考えない子になるんだ!
学校で、みんなで考えながら
調べる形でないと!!」
と言われるのが嫌で、
公には言えません。

私は、そのときはわからなくて、
また、勘違いしても、言葉は覚えてて
だからこそ、考えられる精神的余裕が
できたときに、自分一人で調べて
それでなんとかなったから。


勉強を「みんなで」は
私には無理です。

「みんなで」ができないと
勉強させてもらえないのなら

たぶん私は今頃
この世にいないかもしれません。


でも、ただ、ですね、
自分が人類の進化を
中学生の時、初めて勉強したとき、
モヤモヤはしてたんです。

言葉は覚えたし、テストでも
問題は解けます。
でも、
「モヤモヤして不安感を感じるなぁ」
「なんだか、むずかしいなぁ」と
思ってはいました。


じゃあ、なんで調べなかったの?
となると、理由は3つあります。

一つ目は
調べる時間的余裕がなかったからです。
中学生の時は、他の教科の勉強もあり
解けるようになるだけでいっぱいいっぱい
だったこと。

二つ目は
集団生活で適応するのに必死で
家に帰ったら、
大量の睡眠時間が必要でした。
土日もほとんど寝てました。
それをしないと
ふとしたことをきっかけに
癇癪の嵐がおこってしまうから。

今から思えば、ASDの過剰適応で
フラフラだったんでしょう。



三つ目は
「自分は誰よりも馬鹿」と思い込んで、
いや、実際に馬鹿ではあるんですが
「自分が本を読んでも理解できるはずない」
と思ってしまったからです。

ASDの子は、現在以上に
「馬鹿」にされていましたから。 
(当時はASDという概念は日本には
なかった時代。)

テストでは

今でも、本を読んでも
すぐに理解できない私。

でも、自分なりに時間をかけて
理解につとめると、
本を読み始める前よりは
わかるようになりました。

  
話を人類の進化に戻します。

私なりに思ったことは

猿人や原人という言葉は
未来の人(近現代の人々)が
つけたカテゴリー名詞だろう。

だから、未来を知っている私達から
見て、ここが、
絶滅と生き残りの分岐点の人類だろう、
そして、
その分岐点の人類に新しい名前を
授けよう!」
みたいなことです。


実際に、原人は猿人から進化した人類の
一つに過ぎません。そして、猿人と原人は
同じ時期に生きていて、変わりゆく
環境に適応できた人類(原人)と
環境に適応できなかった人類(猿人のままだった人類)がいました。
最終的に生き残ったのが原人で、
またその原人から旧人が、そして、新人が・・・となっていきます。

(旧人とは、ネアンデルタール人だけではないので、ネアンデルタールから新人が、
というのは昔の説です。)








自分の頭まとめノートを写真で撮影
しただけなので、あまりキレイじゃなくて
すみませんが、画像があったほうが
イメージしやすいかな?と思って
アップしました。

このページを修正して
パソコン作成して
同人誌作りたいと思ってます。






人類の進化の系図です。
急いで書いたものであること、
この時代の歴史は新しい発見があると
変わる内容が多いこと、
説もいろいろある、など
不明瞭なことが多いので あくまで
頭をまとめるように書いたものです。








こちらは、テストで出やすい用語を
まとめた感じです。


あくまで頭をまとめる用です




ここからは私の気持ちというか考えの
お話です。


今の人類だって、
寒さに強い人、暑さに強い人、
集団生活が得意な人、
一人でいるほうが得意な人、

勉強好きな人、嫌いな人、


追い詰められるとびっくりするような
能力を発揮する人、
追い詰められると潰れてしまう人、

その感染症に罹りやすい人、罹りにくい人、

と様々な人間はいます。

どのタイプか優秀か?ではないんです。


優秀か否か?なんて
あくまで
「今の環境や価値観が変わらない前提」
でしか語れないもの。


人間は自然に勝てません。

自然、つまり、環境の変化に
「今まで優秀だと言われたタイプの人が
生き残れるか?」は
その環境次第。


また、環境適応できるための能力が
現在のどの能力なのか?は
環境がかわらない限り、わかりません。




できないと思ってたのに
集団生活で生き残るために
無理してがんばって身につけたスキルも
あったりします。


過剰適応してしまうタイプの人もいて、
現代社会では、それは「悪いこと」の
ように言われますが、
その過剰適応できる遺伝子の持ち主が
環境変化したとき、
たまたま、その過剰適応ができた人物が
生き残れたりする可能性もあるのでは?と。
ただ、どの過剰適応するか?で
また生き残れるか否か?は変わってくる
でしょうし。

過剰適応したあまり
絶滅してしまうことも
あるでしょうし。


・・ということは
人類というものは、単一的なDNAを
持っているわけではなく、
さまざまなタイプのDNAの人がいて

環境が変わるごとに
その環境に合ったDNAのタイプの人が
最終的に生き残ったり

突然変異する遺伝子も存在している、
のではないか?と。あくまで予想ですが。 


突然変異する遺伝子そのものは
人間を含む、どの生物にも内在してて
でも、その遺伝子が実際に変異するのか?
は、あらゆる条件が重なった時だけ、と。


それがあっているか?は
ともかく、
そういう視点で歴史を見たほうが
私はモヤモヤしないかなぁ、と


確実に誰か偉い人が言ったこと、
世間的に証明されていること、 
学校の先生が言ったこと、
昔、教えられたこと、

だけで歴史を勉強しなきゃいけない、
となると、

私は勉強続けられなくて。



勉強って、なんだかんだ続けることで
成果が出るので。


もちろん記述問題で自分の考えを書いたり
自分の考えた説が、さも正しいかのように
誰かに言ったりするのはいけませんが

自分はこういう視点や考えで
その歴史を見てるよ!
でもテストはテスト、で
と割り切って勉強しているよー、
なら良いかな?と。


それも情報整理の一つなので。


どうしても、勉強内容の行間は
わからなくてパニックひきおこして
勉強そのものを放棄するよりは

自分の独自の考えや
多くある説の一つとわかってさえ
いたら、勉強しやすいかと思います。


今回は以上です。

ご覧いただき、ありがとうございます。


他の話もあるので
定期的にアップ予定です。


歴史まとめノート 江戸時代1「徳川家康~家光の時代」

2015年05月29日 22時42分34秒 | 歴史まとめノート

遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

やっと、歴史まとめノートの続きを書くことができました♪

長らく、更新できず、失礼いたしました。

 

今回は、「江戸時代1」です。

政治分野を中心に見た、徳川家康~家光、の時代のまとめです。

 

画像をクリックすると、大画面になります。全部で8枚です。

 

 

今回は以上です。

 

 

フォトチャンネルで見ることもできます。

 

歴史まとめノート 江戸時代1「家康~家光」

 

 

また、続きを書けるよう、がんばります!

 

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まとめノート「室町時代4 室町時代の文化」

2014年11月17日 07時53分21秒 | 歴史まとめノート

室町時代のまとめノート最終回です。最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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 室町時代の文化

 

 (1)室町時代の文化の特徴

 

   将軍や守護大名などの武家が、すすんで公家の文化を吸収

    ↓

   武家文化、公家文化、が混じり合った文化となる

 

 (2) 室町時代の文化の代表例

 

   1:北山文化・・3代将軍足利義満の頃の文化(※南北朝の合一をした将軍)

 

    ・金閣(鹿苑寺金閣)・・足利義満が造営

    ・能楽(能・狂言)

      田楽、猿楽が、観阿弥・世阿弥の親子によって能として大成される

      ※狂言・・能の合間に演じられた笑劇

 

   2:東山文化・・8代将軍足利義政のころの文化(※応仁の乱がおこった時期の将軍)

   

    ・銀閣(慈照寺銀閣)・・1層が書院造でつくられている

                   ↖いわゆる床の間のこと

    ・水墨画・・禅僧の雪舟が、明にわたって水墨画を深め、日本風の水墨画を大成

 

※現在は、北山文化・東山文化を合わせて室町文化と呼ぶのが一般的

 

  (3)その他、室町時代の文化の代表例

   

     ・茶の湯生け花が発達

     ・お伽草子・・幸福や富を求める民衆の明るい夢などが語られている絵本

     ・連歌・・和歌の上の句と下の句を別々の人がつくってつないでいく歌

 

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今回で室町時代のまとめノートは終了します。

安土・桃山時代以降のまとめノートも年内にできるようがんばります!

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歴史まとめノート4「戦国時代」

2014年11月16日 07時52分41秒 | 歴史まとめノート

歴史まとめノートの続きです。続きなので、番号が4から始まります。

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 室町時代を詳しくみていく3

 

(1)戦国時代の始まり

 

  1: 守護大名の対立

     6代将軍足利義教の死後に対立した

 

  2: 応仁の乱

     8代将軍足利義政のあとつぎなどをめぐり、細川氏山名氏の対立が深まる

      ↓

     応仁の乱がおこる(1467年)

       ・京都の町でおこる

         ↖朝廷・幕府のある政治・経済の中心地

       ・多くの守護大名を巻き込む

       ・11年も続く

 

  3: 応仁の乱の影響

       応仁の乱の戦乱は全国に広がる

         ↓  

       各地の守護大名が領地の拡大のために戦う

       家臣に倒される守護大名もいた←下剋上

                       ↖下の地位の者が上の地位の者に対して強く要求したり、

                        倒したりすること

 

   ⇒室町幕府の勢力のおとろえ   

 

 ※応仁の乱をきっかけに始まった、約100年におよぶ日本全土における戦乱の時代を戦国時代と呼ぶ

 

 

(2)各地の動き

 

 1:土一揆・・室町中~後期にかけて発生した民衆の政治的要求活動のこと。

        農民(土民)と一致団結(一揆)した行動。

 

   <土一揆の例>

    ◎正長の土一揆(1428年) 

      ・農民が起こした初めての一揆

      ・近江(滋賀県)の馬借や京都周辺の農民が徳政令を出すよう幕府に要求

                          ↖借金の帳消しを命じる法令

      ・酒屋や土倉に押しかけて、借金証文を破り捨てる

 

 2:自治を目指す動き

  

 ・国一揆

    地元に住んでいる小領主たちが、荘園領主や守護に対抗しておこした一揆

     <国一揆の例> 

       ◎山城国一揆

        ・山城(京都府)で起こる

        ・村人が地侍を中心にまとまり、守護大名の軍勢を押し出し、8年間にわたって自治を行う

  ・一向一揆

     ・近畿、北陸、東海地方で、地侍と農民が一向宗(浄土真宗)の信仰で固く結びつき、

      荘園領主、守護大名に対抗した一揆

     <一向一揆の例>

       ◎加賀の一向一揆

        ・加賀(石川県)でおこる

        ・一向一揆の軍が守護大名を倒し、約100年間も自治を続ける

 

 

 

  ・町衆による自治

     ↖有力な商工業者

     <町衆による自治の例

      京都、堺(大阪府)、博多(福岡市)

 

 

(3)戦国大名の出現

  

   ・戦国大名とは?・・下剋上の風潮の中から、守護大名の地位を奪って、

             実力で領国を治めようとした大名のこと。

   

・戦国大名が行ったもの

  ・城を築き、有力な家臣や商工業者を集め、城下町をつくった

  ・分国法を定めた戦国大名もいた

    ↖領国内を統治するために制定した法

 

 

   ※力をもった戦国大名の中から、京都にのぼり、全国支配を目指すものも現れた

                   ↖政治・経済の中心地。朝廷・幕府がおかれている。

 

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今回は以上です。今回で室町時代の政治分野の内容は終了です。

残りは文化です。

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歴史まとめノート室町時代3「3代将軍足利義満の時代」

2014年11月15日 01時58分01秒 | 歴史まとめノート

歴史まとめノートの室町時代の続きです。続きなので、番号が3から始まっております。

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 室町時代を詳しく見ていく2

 

南北朝の合一(統一)・・南北朝の内乱が終わり、平和(?)に。文化も盛んに。

 

<中央>幕府

(1)  3代将軍足利義満の時代

幕府の制度の整備

・京都の室町に邸宅を建て政治を行う→「室町幕府」という名称の由来

・外交

    中国(明)と貿易を行う:勘合貿易

                ↖民間の貿易船と区別するために使用した勘合(勘合符)という割札を使用    

                    ※明が倭寇をとりしまるために民間の貿易を禁止したため

       ※勘合貿易の貿易品

       銅銭・生糸・絹織物・陶磁器

      明  →→→→→ 日本(室町)

         ←←←←← 

           銅・刀剣

 

 

<地方>一般民衆

 

(2)  産業の発展・・・商業・手工業、がますます発展

 

 A:をつくる・・座とは?→商人や手工業者がつくった同業者組合。生産や販売の独占を主張

  B:定期市の回数の増加

 C:高利貸しを営んだ・・土倉(質屋)、酒屋などにて

  

 

 

(3)交通の発達

 A:年貢や商品を運ぶ船が行き交う・・瀬戸内海、日本海にて

  B:運送業者の活動

    ≪海上≫ ・問(問丸)・・港に倉庫をかまえて物資の取り次ぎを行った。

    ≪陸上≫ ・馬借・・馬を利用し、荷物を運ぶ。

         ・車借・・車両等を利用し、荷物を運ぶ。

 

  ※朝廷、寺社、武士は各地に関所を設けて通行料を取った

 

(4)村の自治

 A:・村の自治組織のこと

      →惣の自治が広まり、荘園領主の役割がしだいに失われる

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は以上です。また作成次第、アップしたしますね。

 

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歴史まとめノート室町時代2 「建武の新政と南北朝時代」

2014年11月13日 00時08分47秒 | 歴史まとめノート

先日アップした、室町時代の「まとめノート」の続きです。

※続きなので、ルビ番号が3から始まります。

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(3) 鎌倉幕府滅亡後の動き

 

1: 後醍醐天皇による新しい政治:建武の新政

 

   <建武の新政

    ・政治体系:天皇中心を目指す、公家を重視する政治

    ・その他 :年号を建武とする

 

2: 建武の新政の結果

  

    不満を持つ人々が多くなる 

         ↓

    建武の新政に対抗して、兵をあげる←足利尊氏によって

         ↓

    建武の新政が崩れる   

    ↙         ↘

 後醍醐天皇      足利尊氏

 吉野に逃れる      京都で、(後醍醐天皇に代わる)新しい天皇をたてる

 (奈良)

   ↓           ↓

南朝がおこる      北朝がおこる    ⇚ 南北朝時代の始まり

              

              ・足利尊氏が征夷大将軍に任命される

               →京都に幕府(室町幕府※)を開く

                          ※室町という名称は3代将軍のときに由来  

(4) 南北朝時代

 <中央>

南朝     VS       北朝(&幕府)

後醍醐天皇         北朝の天皇 &征夷大将軍(足利尊氏)

 

各地の武士が南朝・北朝に分かれて戦う

全国的な内乱が続く(約60年間)

      ↪「南北朝の内乱(動乱)」と言う

 

<地方>・・南北朝の内乱の影響→地方を守る守護の力が強くなる

 

  各地方を守る守護 → 一国を支配する領主に

                 ↳このような守護を守護大名と言う

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は以上です。

また、作成次第、アップいたしますね。


「歴史まとめノート」室町時代その1 (室町時代の学習のポイント&鎌倉幕府の滅亡)

2014年11月08日 07時12分06秒 | 歴史まとめノート

歴史模擬授業で画像(gif形式)で鎌倉時代までアップしていた「歴史まとめノート」。

先日、室町以降も作成を、というリクエストを頂きました。

リクエストありがとうございます!うれしいです。

鎌倉時代までの「まとめノート」を作成していたソフトが、現在は使えない状態になってしまったので、

今回からは記事にそのままアップしますね。

(ワードで作成しています。)

ちなみに、同人即売会でも、史模擬授業を冊子にして販売する予定なんですが、

その際に、こちらのまとめノートも、イラスト付きや、もう少し注釈をつけて掲載したいと思います。

(同人即売会の詳細は後日記事でアップします。)

では、まとめノートをアップします。今回は、室町時代に入る前のお話のみです。

(作成次第、ちょこちょこアップしていきます。)

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歴史まとめノート 室町時代その1

1: 室町時代全体について

 

(1)時期を3つに分けて考えよう

(※3つの分け方は、あくまで覚えやすくするためのもので、前・中・後期としてテストに出るものではありません。)

(2)中央政府(朝廷&幕府)と地方の出来事や名称を分けて考えよう

 

時期

時期(具体的に)

中央の動き

地方の動き

1 内乱

建武の新政南北朝時代

朝廷が2つに分かれ

内乱が続く時代

各地の武士が、南北朝(のどちらの味方につくか?)に分かれて内乱が続く

2 幕府の絶頂期 

3代将軍足利義満の頃

南北朝の合一

勘合貿易

北山文化(室町文化)

 

3 戦国時代

(中央の力が弱まり、

地方のそれぞれが勢力を伸ばしていく)

応仁の乱

戦国時代

応仁の乱

・守護大名の対立→戦う

・土一揆

・国一揆、一向一揆

→自治を行う

・戦国大名の出現

 

 室町時代を詳しく見ていく(1:内乱)

 

(1) 鎌倉幕府の滅亡

 

①    後醍醐天皇の動き

・天皇中心の政治を取り戻そうとする

      ・鎌倉幕府の政治に不満をもつ武士たちに呼びかける

                     ↑楠木正成など

       ⇒武士たちが、倒幕の兵をあげる

               ↑(幕府を倒すこと)

(2)   鎌倉幕府の滅亡

        ・六波羅探題が攻め落とされる←足利尊氏によって

         ↑京都に置かれた、鎌倉幕府が朝廷を監視したところ

        ・鎌倉が攻め落とされる←新田義貞によって

         ↑神奈川、鎌倉幕府がおかれている場所

 

       ⇒鎌倉幕府の滅亡(1333年)

 

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※今回は以上です。時期としては、室町時代というより鎌倉時代なのですが・・・。

※後日、建武の新政以降のまとめノートもアップいたします。