社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
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歴史模擬授業も展開中♪

ペットと暮らすこと

2009年03月17日 14時05分42秒 | 教育について考える

先週はなかなか更新ができず済みませんでした。

先週は、さいごの公立高校入試対策が終わった後、実家に帰っていました。

実家には、生後10か月の猫ちゃんがいます。

その猫ちゃんは、縁あって小さいころに実家に来て、育ったのですが、私も猫ちゃんに会いにちょくちょく実家に帰るので、猫ちゃんには「ときどき遊びに来てくれる親戚のお姉ちゃん」ぐらいの認識をしてくれて、私が遊びにいくと、なついてくれます。

お外で一緒に遊んだり、お布団で抱き合って寝たり。

 

私は、猫が大好きで、旦那に「ぼくと猫・・・どっちが大切なの?」と泣かれたこともあるぐらいです。

猫は媚を売らないのが好きです。

そして、こちらが邪な心を持ったり、自分勝手な行動をしていると、なついてくれません。ひどい場合は、逃げられます。

しかし、こちらが真剣にその子(ねこ)のことを親身に考えて行動すると、猫が自分からよってきますし、すごく懐かれます。何か嫌なことがあると、まっさきにその人のところによってきます。なので、自分が汚い心を持った時に、それを気づかせてくれて、こちらも反省して元に戻ることができます

また猫と仲良くすることで、日常生活のちょっとした嫌なことや、仕事や人間関係のストレスをやわらげることができます

そして、猫はしゃべらないので、どういうことを考えているのかを人間がよみとって行動しなければならないのです。

それを長い間努力することで、洞察力や他人の心の状態を読み取る力が備わります。

私は、今の猫ちゃんの前にも、別のねこちゃんを飼っていました。

小1から、ずっと猫とともに過ごしてきたので、多少なりとも洞察力や心を読み取る力が、猫のおかげでそなわったとも言えます。その力は、教師(講師)としてはなくてはならない能力なので、とても役立っています。

ペットを飼うことで、幸せももらえるし、力のアップまでしてもらえました。

本当に猫ちゃんに感謝です。

犬や猫などのペットを飼うことは、大変ではありますが、がんばった分、そのペットからのおすそわけがもらえることもあるな~と思いました。(もちろん、見返りは期待しない清い心、そして愛情をもって接することで。)

 

 


お雛様から学ぶ歴史・古典

2009年03月03日 15時33分23秒 | 歴史の勉強の際に知っておくと良いもの

今日は、雛祭り(桃の節句)ですね♪

雛祭りといえば、雛壇(お雛様)ですが、

お雛様をいろいろみていると、

宮廷(昔の天皇家と貴族)の役職がわかったりして便利だったりします

たとえば雛壇の最上部、お内裏様とお雛様

 

お内裏様というのは、

内裏(だいり)つまり天皇陛下のことです。

そして、お雛様は天皇の妻つまり皇后陛下のことです。

また、左大臣・右大臣などの役職のお人形がいたり、

5人囃子(7人囃子)も実在する役職(お仕事)です。

7段ある雛壇だと、牛車などの平安時代に実在した乗り物もあります。

※左の絵は私が描いたイラストで,実際の雛壇とは

 違う点がいくつもあります。

 

※ちなみに、武家式は5人囃子(太鼓・小鼓・大鼓・能管・地謡という能楽のおはやし)で、

7人囃子は宮廷の雅楽(笙・篳など)のお囃子のようです。

もともと、天皇家・貴族の音楽が雅楽で、

それに武家が対抗する形で室町時代に大成されたのが能楽ですので。

 

 

このように、身近なお祭りの中にも、歴史や古文を勉強する要素がたくさんあるので、

そういう風に視点をかえてみるのも、楽しいものではないでしょうか?

正式に歴史や古文を習い始めたときに、イメージがついているので理解しやすくなります。