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先月から、娘の幼稚園が始まり、
親子ともども、幼稚園に通う生活に慣れるのに、いっぱいいっぱいでした。
とくに、娘は、初めて、自分のことをよく知っている人と離れての集団生活で、
さらに、マイペース&頑固&洞察力がある、娘にとっては、
集団生活で生じる矛盾にうまく対応できなくて大変なようです。
「幼稚園児が、まさか、上記のようなことを考えているわけないだろ!」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私が実際に幼稚園のとき、そうでした。
ただ、当時は、そこまで考えてはいなくて、
なんとなく、
「なんで・・?」という怒りと
「何をしたら良いのかわからない」不安感
の2つの感情で押しつぶされそうでした・・・。
半年ほどは、幼稚園では、ほとんど笑わず、かっちかっち。そして、すぐ泣く。
なので、先生に「泣くな!」と毎日のように怒られていました。
そのうち、泣かなくはなったのですが、
2年間、幼稚園が楽しい、と思ったことは1度もありませんでした。
(当時は2年保育)
(実際に、教育機関そのもので楽しい、と感じるようになったのは、高校くらいからですね。
というか、塾は楽しかったけど、学校は、友人関係を除けば、そんなに楽しくなかった・・。)
大きくなると、自分は悪気があってしたわけでないのに、
まるでわざとそれをしたかのように責められることがあっても、
「まあ、そんな相手を信用しなきゃいいから」とか、相手に上手に反論したりできるんですが、
幼稚園児では無理です・・・。
また、「◎◎しちゃダメ!」の理由を述べず、とにかく禁止する人に対しても、
大人なら「まあ、そっちの方が楽だからね。」とか思ったり、理由を推測できたりできますが、
子供には無理です。
たしかに、多くの子供は、理由を聞いても、言うこと聞かないです。
でも、その理由で納得する子もいるし、当時はわからなくても、後になってわかることもありますし。
幼稚園に通い始めて3日後に、娘は突然泣き出し、
「幼稚園に行きたくない!」
と言い出し、
毎日、泣きまくっていました。
そのうち、朝ごはんも夕ご飯も食べなくなり、ずっと泣き続け・・。
さらに、高熱出して、それでさらにさらに食べなくなり・・・、という状態でした。
もう旦那はどうしていいのか困ってしまっていたようです。
でも、私は、娘が行きたくない理由は、なんとなく予想できたので、
とりあえず、理由は本人が言うまで待って、
今は
「お母さんは、どんなことがあっても自分の味方!」
と娘本人が本気で感じてくれるように
つとめました。
あのときの娘は、誰もが自分の敵のように感じ、
何かすると怒られる、責められるように感じ、
何もできなくなっている、という状態でした。
お母さんも、幼稚園の先生のように、自分を怒る?
そういう、おびえた目で見ていた娘がいました。
なので、その間は、絶対に娘を怒ったり、責めたりしませんでした。
(怒るようなことを娘もしませんでしたし・・。)
ただただ、泣いてる娘を抱きしめる、
娘がそのとき、かけてほしいだろう言葉を何度も言う、
ということをしました。
そうしたら、2週間ほどで、やっと娘は幼稚園に行きたくない理由を話しました。
その理由については個人的な内容なので、こちらでは伏せさせて頂きますが、
どうも、自分は悪気があってしたわけでないのに、やってしまったミスについて、
強制的に謝罪させられたのがきっかけで、大人に対し、不信感をもってしまったのが
始まりのようです。
私からしたら、確かに謝ること自体は、悪いことではないのですが、
本人の言い分も聞いてほしかったな、とは思います・・。
でも、教育者って、そういうミス、よくおかすことも、実体験からわかることはわかるんですよね・・。
生徒さんの表情で、先生が勝手に勘違いして、その子を悪くとってしまって・・、ということなんでしょう。
失敗したとき、しょんぼりする表情、とか、びっくりした表情する生徒に対し、
その子の言い分を聞かず、「反省していない!」と怒る先生が多くいました。
そういうタイプの先生は、失敗してすぐさま、「ごめんなさい!」という、
わかりやすい言葉をとっさに出すと、その生徒は反省している、と思うようです。
そういうタイプの先生は、「読みとる」場合はネガティブな感情を推測しがちで、
それよりも「言葉」を信じるんです。
娘の先生が、そういうタイプの先生か?はわからないです。
ただ、予想としては、ミスをしたときに、ムッとした表情を娘はしたんでしょうね。
娘としては、「ただ、間違えただけなのに!」のムッ、なのに、
それを、「そんなことで怒らないでよ!」のムッ、に先生は感じたのでしょうね・・。
あくまで、推測ですが・・・。
そのあとも、食事のことや、泣くことに対し、色々注意をされ、
娘は、もうわけがわからなくなったようです。
幼稚園に行きたくない理由を私に話したときに、
一度も自分が責められなかったので、ホッとした娘は、
それから何日もかけて、ぽつぽつ、と、幼稚園であった辛かったことを話すようになってきました。
1か月経った今は、相変わらず、
「幼稚園に行きたくない!」とは泣きますが、
ちゃんとご飯も食べるようになりましたし、笑うようになってきました。
これから、また、大変なことはあると思いますが、親子で一緒に幼稚園生活を頑張っていきたいなぁ、と思います。
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