社会科塾講師☆ブログ~しゃかりき!~

元社会科塾講師が勉強方法や社会科について
書いています。

歴史模擬授業も展開中♪

塾のパンフレットを見る際の注意点7 併設講座について

2011年07月30日 06時09分00秒 | 塾について

事前予約投稿です。

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今回は,塾のパンフレットを見る際の注意点第7弾です。

 

今回は,授業外のサービス(その2)について。

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さて,進学塾・学習塾のパンフにこのようなことが書いてあったとします。

1:英検対策も実施中

2:作文教室・理科実験教室もあり

ーーーーーーーーーー

今回は,あくまで勉強中心の進学塾・学習塾に併設されている教室(講座)についてのお話で,

英検専門・作文専門・実験専門の習い事の場所でないことが前提で読んで頂くよう,お願いいたします。

 

 

このように,英検対策や作文教室などもしてくれると助かるわ!と思われる方も多いと思います。

私だって,内情を知らなければ,とてもありがたいです。

ただ,ここで1つ問題なのは,誰がその講座(教室)を担当しているのか?という問題です。

 

塾によるのですが,塾によっては普通の授業,

英語や国語・理科を担当している教師が片手間でやっている

場合があります。

しかも,英検や作文の書き方の研修なしに,テキストだけ渡されて「各自でやって」と言われることも・・。

 

英検の場合は,まだ「点数をとる」勉強方法なので,まだ対処できるのですが,

作文教室というのは国語の先生だからと言って全員ができるわけではありません

 

「国語」というのは,あくまで「読解」で,すでにある文章を受け身の状態で勉強するものです。

しかし「作文」は逆にです。「創作」で,まだ真っ白な状態から能動的に作りだすのです。

 

だから,発想が逆だから,難しい。

 

しかも,国語はある一定の「1つの答え」があります。

でも,作文は,1つの明確な答えはありません。

でも,だからと言って何を書いても評価していいわけではない。

ちゃんと,相手にわかるように書き,さらに作り手の独創性なり,

一貫した意見なりが感じ取れなければならない。

しかも,国語のテストのように「○」「×」をつけるのではなく,

その作り手の考え方を与して,さらにどのようにすると良いのか,

というのを個別で指導しなければならないんです。

 

私の場合,子供のころに,母にそのように指導してもらったおかげで,

現在,作文の作り方なども多少はできるし,創作活動もできますが,

そうでなければ,「国語」の先生が,研修もなしに「作文」を指導するのは難しいのでは?と思います。

 

私もある塾で,テキストだけポンと渡され,作文教室の指導をしたことがあります。

でも,じっくりそのテキストを研究する余裕もなかったし,

生徒の指導もそのときは十分にはがんばったけど,やはり自分として満足できる指導ができなかった

と後悔しています。

だって,大切な個性を伸ばすのって難しい!

 

だから,やはり専門の先生がほしい!と思いました。その方が生徒のためにもなる,と。

 

また,実験教室も,危険が伴うので ,やはりある程度,実験経験のある人が担当してほしいと思いました。

 

 

すべての塾が,片手間に併設された講座をやるわけではないし,

すべての教師がその講座をする能力がないわけではなしです。

ただ,手広く講座を新設(設けている)進学塾・学習塾があれば,

もしかしたらそういう危険性があることも

承知した方がよいかな?と思います。

 

 

※こちらは私個人の意見ですので絶対のものではありません。

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新☆歴史模擬授業 第5回  大航海時代

2011年07月29日 16時36分11秒 | 歴史☆模擬授業

新☆歴史模擬授業 第五回 大航海時代です。

詳細は,この前の記事をご覧くださいませ。ではでは始めます。

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「さて,今日は大航海時代を行いましょう!」

「はい!」

「そういえば,この前は何について授業したんだっけ?」

「宗教改革だったね。」

「それまでのキリスト教は教会中心の宗教(カトリック)だったけど,

それに対抗して聖書中心などの新しい宗派(プロテスタント)が出てきたんだったね。」

「よく理解しているね!」

「えへへ。」

「では,宗教改革とほぼ同時期におこった内容,大航海時代を本日はやっていきます!」

「はーい!」

「大航海時代というのは,それまでヨーロッパは,ほぼ周辺の地域とだけ交流していたのが,

インドや,東南アジア,さらにはアメリカ大陸まで幅広く交流(貿易)をするようになった時代なの。」

「世界に視野が広がった時代なんだ。」

「それまででも,アジアからヨーロッパに輸入されていたものはあった。コショウとか香料,絹織物など。

しかし,それはイタリアの商人によって輸入されていて,しかも高い値段で売られていた。」

「ほえー。イタリアの商人にほぼ独占されていたんだ。そうすると値段を高く設定しても売れるもんね。」

「だから,イタリア商人以外の人がコショウで貿易したくてもなかなかできないわけですよ。

そこで,じゃあ,イタリア商人たちが開発していない貿易ルートを自分たちで見つけて(つくって),

自分たちが直接アジアに行って貿易できるようにしちゃえ!と思ったわけ。」

「ほえー。」

「そこで,それまでは地中海と陸地を使った貿易ルートではなく,海をつたったルートを探そうとした。

ちょうどそのころに,遠くまで行ける船が普及したので,それが可能になったの。」

「ほえー,ちょうど,目的と技術がマッチしたわけなんだ。」

「そういうこと!どんなときでも,目的があろうが,その目的が達成できるツールがないと無理だからね。

だから,君たちは「勉強」という技術を身につけて,将来,何かの目的を達成できる下準備を今しているわけですよ。」

「はい。」

「じゃあ話を元に戻すね。この直接アジアに行ける航路を求めて探検に乗り出すにはお金も人出もいる。

そこで,援助が必要。その援助をしてくれたのが,スペインポルトガルの国王です。」

「なぜ,スペインやポルトガルなんだろう?」

「お,良いところに目をつけたね。」

「えへへ。」

「スペインやポルトガルがあった土地はある時期,イスラーム教徒によって支配されていたの。」

「あ,イスラーム教徒とキリスト教徒って十字軍などで対立していたよね・・。」

「そのイスラーム教徒が支配していた領土を,キリスト教徒が取り戻そうと戦いを始め,

スペイン・ポルトガルという国ができた。それがちょうど大航海時代あたりになるの。」

「そうだったんだ。」

「スペインやポルトガルは,ずっとキリスト教徒として危機を感じながらもがんばってきたでしょ。

だから,キリスト教を海外に布教する意欲も強い。そういう情熱がスペインやポルトガルを

大航海をする行動に駆り立てたのでしょう。」

「ほえー。」

「大航海時代とは,経済上の理由・技術上の理由・宗教的な理由などが

さまざまに交差して初めて成り立ったのね。」

「そういうことね。

さて,では,大航海をしていくことで,ヨーロッパ人が達した場所や,それにより作られた貿易ルートなどを

みていきましょう。

 

まず,ポルトガルが援助した方から。」

「はい。」

「1488年,バルトロメウ=ディアスが,アフリカ南端の喜望峰(きぼうほう)という場所に達します。

それで,ヨーロッパからアフリアの南の端っこまで行けるようになったのです。」

「ほえー。」

「次いで1498年,ヴァスコ=ダ=ガマが,さらに航路を伸ばし,インド西岸のカリカットまで達し,

インドまでの航路も開拓した。」

「ついに,ポルトガルからインドまで海路で直接行けるようになったんだ!」

「そういうこと!当時はインドというのは,ヨーロッパ人にとってあこがれの土地であったから,

当時の人々はすごい感動したのでしょうね。今で言う,人類が火星に日常的に行けるようになった,という

感じぐらいすごいことだと私は思うよ。」

「そうだったんだ!それはすごい!」

「でしょ!

(ま,これはヨーロッパからの視点の話で,実際には中国の方が先に大航海には乗りだしていましたが・・。)

 インド航路を開発したポルトガルは,香辛料の直接取引ができるようになり,莫大な利益を得ました。」

「ほえー。」

 

 

「では,次はスペインが援助していった方をみましょう。」

「はい!」

「スペイン国王は,コロンブスという人物を

「インド(東・東南・南アジアを含んで当時のヨーロッパ人はインドと呼んだ)」に向けて派遣しました。

ポルトガルが東に向かってアフリカ大陸経由でインドに行ったのに対し,

コロンブスは逆に西に向かって大西洋から「インド」に向かった方が近道じゃない?と思った。」

「へ?遠くない?だって・・」

「現代の人はそう思うよ。だって・・・,ヨーロッパとインドの間には・・」

「アメリカがあるじゃん!」

「だよね。でも,当時のヨーロッパ人は,アメリカ大陸の存在を知らなかったの!」

「ええええ!」

「だって,貿易したり,そこに住んでいる人たちと交流しなきゃ,どこに何があるか知らないでしょ。

今みたいに衛星があるわけでもないんだから・・。」

「あ,そっか。」

コロンブスは「インド」に達する前に,もちろんアメリカ大陸に到達することになるよね

でも,当時はアメリカ大陸の存在を知らないから,コロンブスは「あ!インドについた!」と思っちゃうわけ。

そこで,アメリカ大陸にすんでいた先住民を「インデイオ」と呼んだ。もちろんインドではないから,

本当はおかしい。だから,現在ではアメリカの先住民は「ネイティブアメリカン」とも呼んでいます。」

「そうなんだ。」

「コロンブスはずっと「インド」だと思っていましたが,

実質,ヨーロッパ人でアメリカ大陸に最初に到達したのは

コロンブスなので,よく入試に出ます。

ちなみにそのあとで,他の人がアメリカ大陸に行き,「ここはインドではない別の大陸だ!」と言いました。

それを言った人はアメリゴ=ヴェスプッチという人だったので,彼の名にちなんで,「アメリカ」という名は

つけられました。」

「そうなんだ!」

「ただ,アメリゴ=ヴェスプッチはあまり中学のテストでは出ないから,最難関高校を受ける子以外は

覚えなくても大丈夫だよ。」

「はい!」

「また,スペイン王室に派遣された,マゼランという人の一行が,

ついに世界一周を成し遂げます。

(マゼラン自身は航海途中で死亡したが,彼の一行に入っていた仲間が世界一周を成し遂げた。)」

「世界一周を!」

「これで,地球が丸いって証明されたんだ!」

「え?それって当たり前のことでは・・」

「いや,当時はそうじゃない。

浜辺から見ると,地平線ってあるでしょ。その地平線を過ぎたら,海は無くなっていて・・。

図で表すと,こんな感じだと思われていた。

 

でも,実際にはそうじゃなく,地球は丸かった!

マゼラン一行ヨーロッパから西回りでアメリカ大陸(南アメリカ大陸)沿い~太平洋~東南アジア~インド洋~

アフリカ大陸を,と航海し,最終的に出発地のヨーロッパに達したら,

ああ,世界はつながっていた(丸かった)と証明できたのですよ。

 

コロンブスやマゼランなどが,身をもって,証明してくれたの。

当時は「こわい!いつか海がなくなり,俺たちは死ぬんだ!」と船に乗っている人が恐れて,

コロンブスたちは船員たちとよく争ったみたいね。」

「ほえー。」

「それぞれの航海者たちがたどった航路を書いた地図を見てみて!

これでイメージをつけてね。」

「はい!」

 

 

「よく見ると,ポルトガルが援助して開発した航路は東まわり,

スペインが開発したのが西回りで,アメリカ大陸経由だね。」

「そうだね!このように類似点を自分で見るけれるようになるは良いね。」

「えへへ。」

「で,このように遠くまで行けるようなったから,キリスト教も海外に布教しやすくなる。

キリスト教徒の人が船に乗って,世界各地で降りて・・ということができるから。

そのころは,宗教改革で,ヨーロッパではルター派・カルヴァン派などの新教徒(プロテスタント)が増え,

それまで力を持っていた教会中心の旧教徒(カトリック)は,信者が減ったりして大変だった。

そこで,イエズス会という団体が結成され,カトリック信者をヨーロッパでだけでなく,

他の地域にも伝え,信者を増やそう!ということになった。

その一貫として,日本にもキリスト教が伝えられ,布教された。」

「あ・・それは覚えがある!」

「えーと,フランシスコ=ザビエルだったよね,日本にキリスト教を伝えたのは!」

「そうそう!ちゃんと覚えているね!」

「そっかー,そういう風につながっているんだ。」

「しかも,そのころって日本はどういう時代だった。」

「戦国時代だよね。」

「そうそう。戦国時代って,それぞれの地方の有力者(大名)たちが争っていた時代でしょ。

そこで織田信長が強くなり・・。

彼って,キリスト教とか鉄砲とか,ヨーロッパから来た新しいものを好んでいたでしょ。」

「あ!」

「もしかして,大航海時代がなければ,日本の戦国時代は終わらなかったのかもな~。」

「もしかしたらそうかもしれないわね。(ただし,長篠の戦いでの勝利の決定打は鉄砲ではない,という説はあります。)

だから歴史って面白い。いろんな人の動きが重なって,大きく世の中が動いていくなんてロマンだわ。」

「たしかに・・。」

 

 

「さて,ここまでは,ヨーロッパって世界に視野が広がったね!というどちらかというと明るいお話でしたが,

その一方で闇の歴史があります。それを行います。」

「え・・闇?」

「アメリカには鉱山もあるし,ヨーロッパ人が

今までみたことがないさまざまな農作物(ジャガイモ・トウモロコシ・トマトなど)があり,

それらを貿易品にすれば利益があがる。

少しでも安い労働力でそれらを発掘(栽培)すれば,利益倍増。」

「労働力が一番お金がかかるものね。」

 

「アメリカ大陸(北アメリカ・南アメリカ大陸)には,ヨーロッパ人が来る前から,

先住民によって文明が築かれていました。ヨーロッパ人が来たころに栄えていた文明として有名なのは

アステカ帝国やインカ帝国。

 

しかし,2つの帝国は,スペインによって侵略され,植民地とされちゃったの。

アメリカ帝国には馬や鉄器・火砲など,一度に大量に殺傷能力のある武器がなかったのが原因の1つみたい。

植民地ということは,そこに住んでいる人たちは奴隷(どれい)として働かされる,ということだと思って。

奴隷とは,必要な賃金を払わされずに働かされる身分・・。」

「奴隷(どれい)・・。」

「スペインは,アメリカの先住民に,鉱山や大農場で過酷な労働を強います。

さらに,ヨーロッパ人がアメリカ大陸に行くようになってくると,一緒に

ヨーロッパでの病原菌も一緒に来る。たとえば,ペストや天然痘などの致死率が高いものも。

アメリカにはそのような病原菌がなかったから,先住民はペストや天然痘などの抵抗力がない。

それで,過酷な労働および,病気で次々と先住民は亡くなっていくの。」

「ひどい・・。」

「そうしたら,労働力を補うために,今度はアフリアから黒人奴隷を無理やり連れてきて・・。」

「ひどい!」

「うん,これはひどいことだよね!歴史というのは,常に光と闇が表裏一体。

このような差別的なやり方はこれ以後長い間続きます。それが後でやる帝国主義につながっていきます。」

「えええ。」

「今はこういうことはしないよう,欧米諸国はがんばっている!

だから歴史は光だけでなく闇も学び,反省し,将来に活かしていかしていきましょう!」

「はい!」

「ではこれで今日は終わります。起立!礼!」

「ありがとうございました!」

 

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新☆歴史模擬授業の更新 ご注意

2011年07月29日 16時10分59秒 | 歴史☆模擬授業

新☆歴史模擬授業です。

予定がどんどん遅くなってしまい、申し訳ありません。

腰を痛めたり体調不良だったりして,なかなか,歴史模擬授業の方まで頭がまわらなくて・・。

歴史模擬授業はすっごく書いていて楽しいのですが,色々調べたりして書くので,

ちょっと精神的に強くないと書けなくて・・。

さて,☆歴史模擬授業は中学で習う世界史分野です。

まずは,あまり入試では出題されないけど,後の内容に関連する大切な分野,について

今回は説明させて頂ます。

今回は,大航海時代です。

今回はそのことについての授業をさせて頂きたいと思います。

文字数の関係で授業内容は別記事でのアップになります。

新☆歴史模擬授業 第5回 大航海時代 

という記事でご覧ください。

ーーーーーーーーーーーー


 <新☆歴史模擬授業について>

「新☆歴史模擬授業」という記事を数か月に数回更新していきたいと思います。

これは実際の授業形式を文字であらわしていこうというものです。

劇の台本みたいな感じになると思います。 定期的に内要がまとまったら、
HP「しゃかしゃか★ぶりっじ」にて改定してアップする予定です。

読むときに、 →先生、 →生徒その1(ひなちゃん)、 →生徒その2(はむちゃん)、→生徒その3(ねこちゃん) だとだと思って読んでください。

(みんな、びっくりするぐらいいい子ですが、そこはご勘弁を・・)

また、設定は、中学生1~2年生の授業(塾)だと思ってください。

内容的には,現在ではあまり教科書で扱われていない部分もありますが,

学校によっては入れ込む内容と思われる部分はこちらでアップする予定です。(十字軍など)

(今までの歴史模擬授業の学年設定より数年後,という設定です。)


今回は文字数が最大数を超えてしまいそうなので、もう一つ記事を作ってアップさせていただきます。

わかりやすく解説していので、「こういう説もある!」という専門的なことを
引き合いに出されてもお答えできないことがあるかもしれません。申し訳ありません。
不快な気持ちになった方には申し訳ありません。

 

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確認テスト21 江戸時代3(江戸文化)

2011年07月28日 13時59分00秒 | 確認テストツール

確認テスト第21弾です。詳細は,前の記事「ご注意」をご覧ください。

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確認テスト 江戸時代3 江戸文化

 

 

1:主人と家来などの身分の上下を重んじた学問で、幕府に重視された学問はなにか。 

2:5代将軍徳川綱吉のころに栄えた文化を何というか。 

3:2の文化がさかえたところはどこか。

4:2の時代にはやった、町人などの生活を生き生きと描いた小説のことを何というか。

5:4の小説の1つで、「日本永代蔵」や「世間胸算用」などを書いた人物は誰か。

6:出雲阿国が始めた演劇で、2の文化のときに形式が完成した演劇を何というか。

7:2の文化のあたりで完成した、人形を使った演劇を何というか。

8:6・7の演劇の作家で、義理と人情を上手に描いた人物は誰か。

9:2の時代に栄えた、絵画で、町人の風俗(生活)を描いたものを何というか。

10:9の絵画で、「見返り美人」などを描いた2の文化の時期の絵師は誰か。

11:紀行文「奥の細道」を書いた、俳諧を芸術にまで高めた人物は誰か。

12:19世紀前半に栄えた文化を何というか。

13:12の文化がさかえたところはどこか。

14:12の文化の時代にはやった小説で、「東海道中膝栗毛」を書いた人物はだれか。

15:12の文化の時代にはやった小説で、「南総里見八犬伝」を書いた人物はだれか。

16:12の文化のころには、9の絵がさらに多色刷りになった。そのような絵を何というか。

17:16の絵師で、美人画を得意としたのは誰か、1人答えなさい。

18:16の絵師で、「東海道五十三次」を描いたのは誰か。

19:16の絵師で、「富嶽三十六景」を描いたのは誰か。

20:12の時代で俳句(俳諧)で有名な人物は誰か、2人書け。

21:江戸時代にヨーロッパの学問を研究する学問がおこった。その学問とは何か。

22:21の学問で、オランダの解剖書「ターヘルアナトミア」を翻訳した人物は誰か。2人書け。またその翻訳書名も書け。

23:江戸時代の中ごろに日本の古い書物を研究し日本の考え方を明らかにしようとした学問がおこった。その学問とは何か。

24:23を研究した伊勢の松坂出身の人物名と著作名を1つ書け。

25:測量により、ほぼ正確な日本地図を作成した人物はだれか。

26:町人や農民の子供たちが、読み書き・そろばんを習った場所は

どこか。

 

 

※解答はコメント欄にあります。※

 

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確認テスト ご注意

2011年07月28日 13時58分05秒 | 確認テストツール

さて,確認テストツールシリーズです。

 

小・中学生のお子さんや,保護者さまやご兄弟さんが個人的に使用して頂ける

確認テストツールをアップさせて頂きます。

ご自由にお使いください。

(ご家庭内のご使用は連絡は不要です♪)

 

(申し訳ありませんが,塾や家庭教師など,金銭が発生する場所でのご使用はお控え申し上げます。

ただし,このツールを参考にして,新たに問題作成されるのはかまいません。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(万が一、こちらの問題を使用しておこったいかなる問題も責任はとれませんので、

申し訳ありませんが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。)

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文字数の関係上、別記事で問題をアップしました。お手数ですが、そちらをご覧頂くようおねがいいたします。

 

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歴史の授業のつくり方

2011年07月27日 08時31分12秒 | 先生としての姿勢・やり方・豆知識

今回は歴史の授業の作り方について、自分なりに書きたいな~と思います。

ここでは、私の社会の授業の構築方法の紹介なので、

それが絶対的に正しいわけでもないですし、生徒さんによって変わってきますので、

ご了承をお願いいたします。

 

ではでは始めますね。



①通年を通して、一つのテーマを決める。

→例 どうしたら平和な世界を築けるか、良いリーダーシップとは何か、など。



②各時代の授業での主人公を決める

※主人公とは、人物でも良いし、物事、制度でも良く、①の通年テーマに一番関係する主人公を選ぶ。

→例 江戸初期なら徳川家光、大正時代なら普通選挙実現、など


③各歴史人物を、ボケ・ノリ・ツッコミタイプに分け、

さらに、主人公タイプ・脇役タイプに分ける。

※通年テーマに合った主人公を選ぶ。
※ボケには、ムードメーカーの意味、ツッコミには冷静沈着も含む。


→例
織田信長はボケ×主人公タイプなど。


④生徒の性格・学力を考えて、授業テイストを考える。

 


※教える用語、流れはどのレベルでも同じにする。

→例
基本レベルクラスでは歴史人物を中心に少年マンガテイストで話す、

最難関校合格を目指しているクラスは通年テーマを示し、

毎授業で、そのテーマの答えが示されるヒントを探し出す、など。

また,授業中に生徒に当てるかどうかも生徒の性格・レベルに合わせる。

学力レベルが高く,やる気のあるの生徒が多いクラスなら先生が一方的に話しても,

真剣に聞くことができるので,一方的に早口で話しても良い。


⑤確実に点数をとれる授業にする。

 
※テスト・入試にはあまり出ないことに時間を割かない。(一人の歴史人物ばかりを語ったりしない。)
※物語のように話すが、間違えやすい漢字がある用語や、

よく出やすい用語は指摘し、またよく出るパターンも示唆する。



・・・以上です。少しでも参考になれば幸いです。

 

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教科書を一読してイメージをくみ取る

2011年07月22日 13時02分39秒 | 勉強方法について

昨日は,900以上のアクセス&300以上の訪問をありがとうございます。

このようにたくさんの方に来ていただけて嬉しいです。

 

昨日は世界史の授業だったのですが,

教科書を一読して,そこに書いてあることのイメージをすぐにくみ取れる子は

社会の才能あるなぁと思いました。

 

たとえば,

「鎌倉幕府の成立」のところを一読して「武士が政治をし始めたのね」ときあ,

「十字軍」では「キリスト教関係の動き」とか,

「ルネサンス」では「人間らしさを目指した」とか。

 

どうしても苦手な子は,

「教科書の言葉」をそのまま使って説明するだけで

「自分の言葉」で言っていない気がします。

 

教科書の言葉を使うのは間違いではないですが,本当に分かっている子って,

違う言葉を使っていたりするんですよね。

 

 

最初は誰でも,一読してすぐ理解することは,

そう簡単にはできないので,

「理解することを心がける」ことを継続して努力していくといいかな?と思います。

 

 

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確認テスト20 江戸時代2(三大改革と田沼)

2011年07月21日 13時43分03秒 | 確認テストツール

確認テストツール第20弾です。詳細は,この前の記事(ご注意)をご覧ください。

 

確認テスト 江戸時代2(三大改革と田沼)

 

 

1:江戸幕府5代将軍は誰か。

2:1の将軍は何に基づく政治を行ったか。その学問の種類を書け。

3:1の将軍は、幕府の財政難のため、貨幣の質をどうしたか。

4:1の将軍が出した、極端な動物愛護命令を何というか。

5:6・7代目の将軍に仕え、貨幣の質を戻したり、4を廃止したりした政治家は誰か。

6:5の人物が行った政治を何というか。

7:5の人物は、金銀の海外流出を抑えるために、どこの貿易を制限したのか、場所を書きなさい。

8:江戸幕府8代将軍は誰か。

9:8の将軍が行った改革を何というか。

10:9の改革で人々の意見を聞くために設置した投書箱を何というか。

11:9の改革で、裁判の公正をはかるためにつくった法令集は何か。

12:10代将軍の徳川家治(いえはる)の時に、商人の力を利用して幕府の財政の立て直しを行おうとした老中は誰か。

13:12の老中が、積極的に認めた商工業の同業組合を何というか。

14:12の老中の失脚の後、老中となった元白河藩主は誰か。

15:14の人物が行った改革を何というか。

16:15の改革で、2の学問以外のものは禁止したことを何というか。

17:1837年に幕府の元役人が大阪で起こした反乱を何というか。

18:17の乱の影響で、各地で何が起こったか。農民がおこしたものと、都市貧民がおこしたものをそれぞれ答えよ。

19:幕府の勢力を取り戻そうと、1841年に改革をおこなった老中は誰か。

20:19の老中が行った改革を何というか。

21:20の改革では、13をどのように扱ったか。

22:20の改革で、江戸に出ている農民を強制的に農村に返すようにした命令を何というか。

23:かんがい用水の整備や新田開発を行った結果、豊臣秀吉のころと比べて、100年後の江戸時代の耕地面積は約何倍に増えたか。

24:江戸時代に使われ始めた、それまでよりも軽くて深く掘ることができるようになった農具を何というか。

25:24の道具同様、江戸時代に普及したもので稲の脱穀(だっこく)を行う道具を何というか。

26:さつまいもの研究を行った人物は誰か。

27:売ることを目当てに作られた綿・たばこなどの作物を何というか。

 28:江戸時代にさかんになった漁業で、いわし漁がさかんになった千葉県の海岸はどこか。

29:江戸時代の五街道をすべて答えよ。

30:「天下の台所」と呼ばれたところはどこか。

 

 

解答はコメント欄にあります。

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確認テスト ご注意

2011年07月21日 13時41分29秒 | 確認テストツール

小・中学生のお子さんや,保護者さまやご兄弟さんが個人的に使用して頂ける

確認テストツールをアップさせて頂きます。

ご自由にお使いください。

(ご家庭内のご使用は連絡は不要です♪)

 

(申し訳ありませんが,塾や家庭教師など,金銭が発生する場所でのご使用はお控え申し上げます。

ただし,このツールを参考にして,新たに問題作成されるのはかまいません。)


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(万が一、こちらの問題を使用しておこったいかなる問題も責任はとれませんので、

申し訳ありませんが、ご了承のほどよろしくお願いいたします。)

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文字数の関係上、別記事で問題をアップしました。お手数ですが、そちらをご覧頂くようおねがいいたします。

 

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塾のパンフ・チラシを見る際の注意点6 自習室完備・質問対応

2011年07月18日 09時32分15秒 | 塾について

事前予約投稿です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回は,塾のパンフレットを見る際の注意点第6弾です。

第3弾までは,合格者数の見方の注意点についてお話しました。

今回は,授業外のサービス(その1)について。

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さて,塾のパンフにこのようなことが書いてあったとします。

1:自習室完備!!随時質問対応受付。

ーーーーーーーーーー

 

現在,塾では,受験&定期テスト指導の通常授業以外のものも,

サービスの一貫として提供していることがあります。それ良いことだと思います。

ただし,お客様が予想していない状態のこともありますので,今日はそれについてお話いたします。

 

自習室完備なのですが,

その自習室が,

 

独立した自習室,という形なのか,

たまたま開いている教室などを自習室として開放しているか,

 

で意味合いがかわってきます。

 

独立した自習室という形態なら,良いのですが,

たまたま開いている教室を自習室として開放している場合,

定期テスト前など忙しいときや塾側の都合(保護者会準備や研修など)で,

使えなくなる日があるかもしれません。

なので,いつでも使える!と思っていたら,そうでもないときがあります。

 

また,塾によっては,授業をしている部屋で空いている席を

自習用スペースとして使っている場合もあります。

そういう場合は,他のクラスの授業が筒抜け・・。

しかも,中学生が自習として来ている部屋の授業が,

声の高い幼児クラスやよく生徒がしゃべるクラスだとすると,

中学生は落ち着かないですよね・・。

そういう塾はあまりないとは思うのですが,一応確認はした方が良いでしょう。

 

また,自習室で子供たちだけ,となると,たいがい,しゃべったりする子がいます。

本人たちは小声で話しているから大丈夫だと思っても,他人はかなり気になるものです。

 

そこで,監視役の方がいるか,またその監視役の人がしっかりと指導してくれるかがカギとなります。

監視役の中にはバイトさんで,生徒を怒れない子もいます。そうするとナメテかかってくる子もいたりで・・。

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また随時質問対応受付も注意!

 

通常授業をしてくれる先生が,随時質問対応をするのか,

自習室専門の方が質問対応するのか,で違います。

通常授業をする先生が質問対応する場合,

先生が授業があった場合は,すぐに解答はしてくれない恐れがあります。

 

また,自習室専門の方だとすぐに解答してくれますが,

もしかしたら,授業で習ったやり方で説明してくれないかもしれません。(とくに数学・算数)

しかも,自習室専門は大学のバイト生で,解説も質問をさばくのも下手な子がいます。(うまい人もいますよ。)

 

実は意外に知られていないのですが,生徒の質問に答えるのはかなり難しいテクニックの1つなのです

一度に生徒が質問に来ると,多くの子を待たせなきゃいけない。

しかも1人あたり時間がかかる子がいたりする。そうすると,自習時間内に説明できない生徒も出てきたり・・。

 

それで,各生徒の成績・性格などを見計らって,ヒントだけ出して後はまたわからなかったら質問に来て,

と言ったり,この問題を解く前にこれを覚えてきて!というように,

早く時間がさばける子はさばいて・・としないといけません。

でも,それって,普段から生徒と授業に接していて,テストの結果を把握していないとこういう風に指示が

出せないんですよね・・。

 

かといって,バイト生が全員ダメなわけではありません。

自習室に来る子はたいがい決まっているので,何回か質問対応していくうちに,生徒の学力・性格を

把握してくれるバイトさんたちだっていますし,先生たちよりも良い解答をしてくれる人だっていますので。

 

・・ということで,「自習室完備!随時質問受付可」と言っても,予想と違うことがあるので,

一度確認してみるといいかな?と思います。(どこでも良いところ,悪いところはありますので)

 

※こちらは私個人の意見ですので絶対のものではありません。

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