焙煎機の「ニュートラル」に意味は全くありません。
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アホという言葉をよく使いますが、決して馬鹿にしているわけではありません。
ハーフなので日本語のニュアンスが皆様とちょっと違います。
「人によっては傷つくこともあるんです。」とおっしゃる方がいますが
「あんたがどう感じようとアンタの勝手です。ボンボンやね(お金持ちの息子)と言われて傷つく人も、美人で傷つく女もいます。いちいち重箱の隅突いたようなこと抜かすな、ブス女」と言いたいところですが、グッとこらえて今日は「排気ダンパー」に関するチンドン話です。
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これも、よく「もっともらしく」話すアホな輩がいます。つまり
ニュートラルを追いかけて「排気ダンパー」を移動させてゆく。(笑)
まあ、アホですね。
当焙煎講座は「排気ダンパー」は動かしません。正反対な焙煎です。
第一、そのニュートラルなんて誰かが勝手につけた日本だけの名称で、何に対してどうニュートラルなのですか?別に「チンポコ」と呼んでもいいのです。
まあ、その1段という目安も、メーカーが適当に切ったダンパーの1段で、多分12段でも8段でも20段でも、そういう人はきっと1段なのです。(笑)
実は、ニュートラルは、どうにでも出来ますし、管の太さによって当然ながら変化します。何かとバランスしてるわけでもありません。
そして、その「ニュートラル」な位置が焙煎にとって一体どうなのか? 根本原理を誰も一切解説していない。
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高校物理の時間です。
http://www.face.ne.jp/m-setubi/berunuinoteirihoka.html
シャルル・ボイルの法則など、適当に調べると出てきます・
省きますが、大気圧とバランスして喜んでるだけで、肝心の生豆にどう影響を与えるのかということです。
「ニュートラル」で煎りたいのは、つまり、言い換えれば
ホッパーの口開けながら、煎りたいという表明くらいにしかなりません。
ホッパー開ければ、「圧が下がる」だけだと私は思います。開ける意味が無いので「ニュートラル」なんぞに意味はないのです。
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1、焙煎機の空気の流れは送風というよりは、掃除機のように吸われています。管の中のダンパー閉じれば、流れるスピードが上がる。
2、それは圧力が増すからです。
3、その圧力の上がった管の一部の窓を開け(大気圧)で開放すれな、当然ながら一部の空気はそこ(低圧)に流れ出てくる。(つまり、この場合ホッパー口だね)
開けない時は、早く流れているのですよ、何処かに行ってるわけではない。特に焙煎機の構造を考えれば誰でも理解出来ますね。
4、先に書いた通り、管が太ければ流れる量は多くなり、ニュートラルの位置も変わる。同じく送風機の性能を変えれば、単純にこれも変わる(スピードが変わる)
5、良い焙煎機(送風能力が強い)はニュートラルなど関係ない、フジローヤルのR-101で言えば2段目(関西)で終わる。お確かめを下さい。詰まるところ、排気ダンパーで無理に「通せんぼ」して喜んでるだけです。意味は無い。
開放系で考えるか、閉鎖系で考えるかに近い。
6、焙煎中は投入口を閉めましょう。それくらいがテクニックです。
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一番の「チンドン」は、ずっと「ニュートラル」を追いかけて焙煎している人です。R-101では出来ませんよ。勿論、関東と関西ではニュートラルも違います。私は風力の強さを見る指標だけに使ってます。比較です。
R-103の高効率ファンはノーマルの倍程強くなっているという風力の目安。もう少し強ければダンパー自体が不要になります。R-105はこれより強い。
プロバットにダンパーが無い理由はここかもしれません。よ
つまり根本からデタラメなのです。
実はニュートラルに全く意味はないのです。しかし「排気ダンパー」云々抜かす人は多い。そういう事を言えば技術論みたいでカッコイイのか?
「排気ダンパー」の亡霊です。
キャブ自動車に「バキュームメーター」つけてるのと同じで、付けられるというだけで役に立つわけではない、否、ホッパーを開けて焙煎する人に暇潰しになるかも・
結局は
「で?」
「で?」